首すわりから歩くまでの発達の不安を解決する理学療法士のおざきりえです。




今回は、3ヶ月頃の仰向けの姿勢について。




それまでは頭を動かすことができても、左右どちらかを向いていることが多かった赤ちゃん。

この頃になると、正中位、つまり体の正面で頭をとどめることができるようになります。

また、重力に抗して顎を少し引くこともできるようになります。

これは、左右の首の筋肉が別々ではなく両側同時に働くことができるようになるからです。




手は頭の動きに連動して、何かを触ろう、つかもうと動かします。

つまり、おもちゃなどの目的のものを目で追って、頭を動かし、それに向けて手を動かす。

まだまだ正確にはできません。

また、左右の手を体の正面で合わせることができるようになってきます。




足は股関節と膝関節を曲げていることが多いです。

足の裏どうしを合わせる動きもでてきます。

その姿勢から空中を蹴ったり、床を蹴ってみたりします。

片方ずつだった蹴りも、両側同時に蹴ることも増えてきます。







娘、息子ともに3ヶ月頃の写真です。


上の娘の写真では、体の真ん中で手を合わせたり、足裏を合わせています。


下の息子の写真では、首がしっかり真ん中にとどまり、あごを引き、何かをつかもうと手を伸ばしています。






赤ちゃんの頃の写真を探していると、カワイイ!という気持ちがあふれてきました。

日々のことに追われて、どうしてもイライラしがちな私です。

昔の写真を振り返ってカワイイや愛しいをチャージして、目の前の子どもたちと楽しく向き合おうと思いました。