昨年3度目の手術が終わってから1年が経ちました。
(本当に生かしてもらったって感じ)
おかげさまで再発もなく回復致しました。
以前とすっかり同じというわけにはいきませんが、できることとできないことが分かってきました。
できないと思っていたことが意外とできてしまったり。
登山なんか、まさにそう!
本当にゆっくり休み休みですが、
宮島の登山をロープウェイを使わずに今年に入って2回もできました。
(こういう階段をひたすら登り)
(頂上!)
しかも、人生で一番筋肉が落ちているので
数日後は全身打撲のような筋肉痛になるんだろうかと思っていたのが、
一日ちょっと足痛いくらいで済みました。
そもそも筋肉がないから筋肉痛もないのかな。
これには動き方や体の使い方を
どうしたら楽に動けるかを色々試してみたのが大きかったと思います。
そして逆も。
なんでも無いと思っていたことができなかったりします。
ちょっとした筋トレ、
キックボクシングのような足を上げる動作、
素早い動作、腕に重さがかかる、
立ちっぱなし座りっぱなしで長時間動かないこと、
長距離移動で睡眠時に体を横にできない
その時はなんでもないのですが、
お腹のリンパを少し取っているので
数時間後に覿面に、むくみで足や下腹部に痛みが出ます。
大抵は横になって寝れば治りますが、
数日そういうことが続くと寝ても治りません。
それにしても不思議な感覚です、
登山ができるのに簡単な筋トレができないなんて。
でもおかげで人体の仕組みや
体がどう生きているのかどう動くのかを体感できました。
「自分の理解していた常識をどんどん超えるな、体」というのを感じます。
これって老いについても言えるかも。
そして、面白い、愛おしい、とも感じます。
汚い・醜い・ガッカリ・痛い・なんでだよ、こういうの全部含めて。
そして無理だと思っていたことができるようになったのには、
体の使い方を変えてみた、というのが大きいです。
こうすれば筋肉を使わず、楽に動けるという動作。
色々やってみて、一番効果があったのは
昔の日本人の体の使い方でした。
これなら、力のない人でも楽にできることの範囲が広がると感じます。
以前はモデルのような綺麗な歩き方に憧れていましたが
力を抜いた、体感的には「え?これ見た目大丈夫?」と感じるような姿勢が
実はハイヒールを履いても楽に歩ける、なんなら走れるくらいです。
今までは動いて動いてなんぼ、の意識がどこかにあったのが、
今は「静」の中から出てくる底力、みたいなものを感じます。
それがあるから強くも早くも長くも応用できる。
ヨガも以前はやっていたのに、今頃それに気づくとは。
でも、体力がなくなったからこそ、分かったのかもしれません。
本当に人体とその感覚は面白いと思います。
それを個人の性質に合わせて使っていけたら
もっと楽に平和に先進的に
全体が変わっていくんじゃないかとも思います。


