いっそ、会社なんて潰れちゃえばいいのに、

時々ふとそんなことを考えてしまう。。。


そんな時は、会社、休んでください。


音信不通で、連絡もなく休むのは良くないけど、ちゃんと連絡をすれば、行かないという選択をしていいんです。


行きたくない。それだけで十分な理由です。心がそれを感じる時は、どこか、無理が生じている証拠。


どうしても重要な会議や取引があるのなら、今日は行って、コッソリと明日休む段取りをしてきてください^ ^


自分が休むと、同僚に迷惑がかかるかもしれないと考える人もいるかもしれない。


自分が今、辞めるわけにはいかない、などと考える人もいるかもしれない。


イヤイヤイヤイヤ  、ないないないない!

はっきり言いますが、会社は私ごときが居なくなっても、いつもと変わらず回るんです。


なんなら、私の上司のジョン(会社トップ2)が、今日から居なくなっても、いつもと変わらず、回ってしまうんです。


私が務めている業界は、新入社員時代から、とにかくよく働かされます。高い期待を寄せられ、常に評価されながら、毎晩終電が過ぎるまで仕事をしても、追いつきません。だから、否応なしに土日も仕事をしなくてはいけなくなります。


目標があって、例えば、いつかジョンみたいになりたいと野心を抱いている人たちは、志があり、ブレないから頑張り続けられるんですが。


でも、何となく、良さそうだったからと入社してきた人達は、時間に追われて、寝る時間もなくなり、いつも評価を気にしながら過ごすうちに、会社に突然来れなくなるんです。


数日、連絡なく休み、あれ?おかしいぞと、会社側が気が付いた時には、もう遅い。


特に20代の、入社して、数年経たない若い子たちに多いんです。突然来れなくなり、うつ病の診断をされ、3ヶ月の休職。


復帰しても、表情は暗く、自信なさげで、数ヶ月と経たないうちに、辞めていきます。




私がNYの事務所に入った時も、定時に帰れていたのは、最初の1週間だけでした。

 

20時、21時まで残業をして、そのあと同僚と飲みに行って帰りが遅くなるとか、なんて羨ましいんだろうって思ってました。


ビジーシーズンと呼ばれる繁忙期が、12月から4月、7月から9月にあるんですが、その時期は地獄。

朝、会社行って、帰るのは明け方の34時。

2,3時間睡眠をとって、また仕事。

仕事中も、息をつく暇もないほど忙しく、ずーっと数字とにらめっこ。


ビジーシーズン中は土日も休んでる場合ではありませんでした。


猛勉強して、難関を突破して入った憧れの業界。お給料も今思うと、初任給としては考えられないくらい破格だったんだと思います。

アメリカなので、年俸制なので、残業代はつきません。


入社して、数ヶ月が過ぎた、最初のビジーシーズン。夜中にふと外の空気が吸いたくなって、同期の子を誘ってオフィスの外に出ました。

2月のマンハッタン、極寒です。

でもそれも感じないほど、私は疲れていました。


突然私は「お給料、半分になってもいいから、その分時間がほしい」と言って泣き出していました。


幸い私は、素晴らしい仲間や上司に恵まれ、何とか乗り越えました。ビジーシーズン後は、みんな2週間ほどの休暇を取ってバケーションでリフレッシュ出来るような環境でもありました。


ただ、日本では、休むタイミングがわからず、休んではいけないんじゃないかという、勝手な思い込みで、無駄に自分を追い込んでしまっているなぁと感じます。


いいんです!休んで。

ズル休みでもいいんです!


本当に取り返しがつかなくなる前に、時々休んで自己管理するのも、自分を守る方法です。


私は、自分のチームの後輩たちには、どんどん休んだ方がいい!有給はちゃんと使い切った方がいい!と、常々言って、私自身、自由に休んでいます。


それも一つの自己管理です。


そして、私は、来週、ジョンやその他役員にプレゼンをしなくてはいけないという状況で、忙しさで少し整理出来なくなったので、昨日は思い切って休んで、ちょっと仕事から離れてみました。


さて、今日はちょっとだけ、頑張ってみよう。


Love,Rie