先日、派閥を作りたがる女たちシリーズを

投稿しました笑


でも派閥を作りたがるのは

女たちとも限らないんです


いや、むしろ

派閥を作りたがる男たち

の方がエグいかもしれません



女たちの派閥は

男たちの派閥の元に成り立っているに

過ぎないだけなのかもしれません


私は断固派閥には属さない人!ですと

女たちシリーズの時は断言しましたが


男たちの派閥争いには

完全に巻き込まれています

選ぶ余地なく、入社の段階で

この道を歩かなくてはいけないことに

すでになっていたんです

→あー私ってかわいそう…笑笑


6年前

アメリカから帰国して1年程の頃

今の会社の面接を受けに来ました


アメリカでも帰国後も

元々アメリカの大学で学んでいた専攻での

専門職についていました


帰国後最初の事務所で

人生のトラウマになるほどの

派閥争いに巻き込まれ


もう2度とこの業界には戻らない!

と決めていたのですが

結局経験上

同じ業界くらいしか納得出来る条件がなく

イヤイヤではあったんです

今の会社の面接を受けるの。


面接は珍しくいきなりトップの人

(アメリカ人のジョン)


「実は僕の専属秘書をずっと

 探しているんだけど

 なかなか見つからなくて

 君みたいな人を探していました

 僕の秘書にキャリアチェンジ

 する気はありませんか?」


と、今後彼が作って行きたい

組織のあり方を熱く語られ

一緒により良い組織を作って行きましょ

と口説かれ、2週間ほど考えた結果

この人が目指す組織を

影で支える立場も面白いかもしれないと

やってみることにしたんです


入社してすぐに気が付きました。

95%の人が何だか冷たいんです


入社して次の日のランチ


グループの10名ほどの

マネージャークラスに誘われました


歓迎ランチかなぁくらいに

呑気に思ってニコニコで参加しました


マネージャーの中の

リーダー格の男が


「一体、ジョンさんは

 この会社をどうしようとしてるんですかっ!」


と、攻め寄られました苦笑


私は


はい?知りませんけど?

昨日入社して

何ならあなたたちが

誰なのかも知りませんけど?

って思いながら

面接時にジョンが語っていた

熱い思いを少しだけ代弁しました


皆さん、納得してないようで

入社翌日の私には

訳の分からないランチだったのですが

今ならしっかり、キッチリわかります!


男たちの派閥争い、つまり権力争いです!


ジョンは元々関西の事務所にいたんですが

グローバルのお偉いさんからの命令で

外資系らしからぬ

昔の日本文化が蔓延している

東京事務所を立て直してくれとのことで

関西からやってきました


外資系と言いながら

外国人は数名しかおらず

完全にザ日本の企業と化してたんです

ザ日本のおじさんたちの価値観で…苦笑


ザ日本の企業が悪いと言ってるのではなく

アメリカに本社を置く東京事務所として

あまりにも欧米文化を取り入れようとしない

東京事務所が世界から

孤立してしまっていたんです


年功序列で昇進し

優秀だろうが、優秀じゃなかろうが

評価は全員ほぼ同じ

→この業界ではあり得ない話なんです


みんな、長年平和に

日々を過ごしていたところ

やってきたんです、ジョンが!

全てをひっくり返すために


長年役員だった人たちも

事務所のトップも

ただ年功序列で上に上がった人たちは

どんどん降格させられました

→ジョンもなかなかの鬼っぷり苦笑 でもそんなことNY事務所では当たり前のことだったから、私は全く驚きませんでした


中途採用で

外国人の数がグッと増えました


ジョンはまずは示したんですね


さぁ、これからが始まりだよ!

と言わんばかりに…


そうなんです

私は直接ジョンが連れてきた人

第1号いうことで

入社前から話題になり


私の入社前から

アンチジョンの人たちからは

すでに敵になってたんです

→私、知らんがな


最近、ジョンが立ち上げた

新プロジェクトの新ポジションは

ジョンの指示のもと

役員たちのサポートをして

ビジネスプランを考え

経営戦略を練っていくという内容


企画や戦略うんぬんよりも

彼らはジョンの指示

ジョンの企画には

一切協力したくないし

何ならジョンを

引きずり下ろすことしか考えていないんです



結局本当にやりたいことを

実現するためには

組織を動かすことが必要で

そのためには権力を手に入れないと

出来ないとわかっているから

彼らは闘うんです


そして出来る男たちの嫉妬はエゲツない


そんな狭間に立たされている私は

役員たちから

ジョンのスパイだと思われています

→嘘でしょって思うけど、本当なんです


ジョンの文句を聞かされ

彼らのイヤミの矛先になり

論破される日々


だって、敵うわけないもの

役員になってる人たちの頭に 苦笑


敵ってたら、私、役員になってるわ!

と開き直り

心をかき乱されないように

あくまで淡々と、飄々と…


ミーティングのうち半分は

ジョンへの苛立ちの文句です


忙しいなら

こんなこ文句を言う時間こそ

もったいないのに!と

心で思いながら

笑顔で相槌を打ち

依頼されたことは素早く正確に

そして謙虚に対応!


アンチジョンの役員たちと

密に戦略を練って行かなきゃいけない

地獄のような日々

→一層ハゲないかな、私笑笑


半年前の私なら

もう辞めていたかもしれません


でも意識を変えた今の私は

これは神様が私に与えてくれた

試練ですらあると考え

とてもいい経験をさせてもらっていると

日々感謝です 苦笑





Love, Rie