リウマチの治療されてる方は
テーマ①は知ってるわい!
ってなる内容でした
テーマ①関節リウマチの飲み薬について
免疫=番犬に例えられていて
わかりやすかったです
免疫とは
自分の家族には攻撃しない
自分の家族以外を攻撃する
通常の免疫は
パトロールしている、細菌が現れたら攻撃する
細菌がいなくなったらお休みする
関節リウマチの免疫は
自分の関節を敵とみなして攻撃する
(家族に対して攻撃)
そこで番犬に自分を攻撃させないように
お薬でコントロールする
関節リウマチの治療薬
上弱い 〜 下強い
非ステロイド薬
(セレコキシブ、ロキソニン、ボルタレンなど)
痛みを和らげる
ステロイド
(プレドニン など)
長所 免疫、炎症を抑える
非ステロイドより即効性あり
鎮痛作用が比較的大きい
短所 これだけでは関節変形は抑えられない
長期的には副作用も出てくる
抗リウマチ薬
免疫修飾薬(免疫調整薬)
(アザルフィジン、ケアラム、リマチルなど)
長所 免疫、炎症を抑える
関節変形の予防効果がある
短所 効果が出るのに2〜4週間かかる
効果は少し弱い
免疫抑制剤
(リウマトレックス(メトトレキート)、プログラフ(タクロリムス)
リウマチと確定した時の第一選択薬
長所 免疫、炎症を抑える効果が大きい
関節変形の予防効果が大きい
短所 効果が出るのに2〜4週間かかる
(りえ姉はリウマチなりたての時にメトトレキート効果が出るのに8週かかりました)
生物学的製剤(バイオ)
リウマチの免疫、炎症に関わりが強い部分を抑える
(レミケード、アクテムラ、ヒュミラ、オレンシアなど(これのバイオシミラーも含む))
長所 免疫、炎症を抑える効果がさらに大きい
比較的効果が早く出る
関節変形の予防効果がさらに大きい
短所 値段が高い
注射薬(点滴含む)
JAK阻害薬
リウマチの免疫、炎症に関わりが強い部分を抑える
(ゼルヤンツ、オルミエント、リンヴォックなど)
長所 免疫、炎症を抑える効果がさらに大きい
比較的効果が早く出る
関節変形の予防効果がさらに大きい
生物学的製剤よりやや優れている
短所 値段が高い
感染症予防しましょう
ワクチン接種を推奨
肺炎球菌ワクチン
インフルエンザワクチン
コロナウイルスワクチン
帯状疱疹ワクチン(生ワクチンの方は ✘ )
関節リウマチ患者は生ワクチンが打てないので
シングリックス(遺伝子組み換え型アジュバント添加サブユニットワクチン)
リウマチのお薬で副作用が出たら
主治医に相談しましょう
リウマチのお薬はどうやって決めるの?
病気の重症度
基礎疾患(肺、腎臓、肝臓など)
年齢
本人の意向
それぞれの薬の特徴
まとめ
関節リウマチになると免疫が自分の関節に炎症を起こす
炎症であちこちが痛くなり時間をかけて関節が変形する
抗リウマチ薬は免疫抑制が低いものから高いものまである
抗リウマチ薬で以前と同じ生活で暮らすことを目標