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***らぶとたね***  第二話

***らぶとたね***  第一話

朝倉菜種。高校一年。


新品のブレザーを着こなし、今、


城西高校の前に立っている。





なたね「えっと、私は1年B組か」


クラスへ向かう廊下を歩く。


1年D組・・・1年C組・・・1年B組。


なたね{あ、ここだ。


へんなクラスだったらどうしよう。友達できるかな・・・}


ガラッ


教室の扉を開ける。


なたね{なんだ。普通のクラス・・・って!!}


菜種の目の前には


金髪の少女と赤髪の少女がいた。


なるみ「・・・ネクタイ変だよ?」


金髪の少女は、菜種のネクタイを指差す。


菜種は自分で上手く結べていなかった。


なたね「じつは・・うまく結べなくって。」


えりな「やってあげるよ」


赤髪の少女は手際よく菜種のネクタイをほどく。


数秒後にはキレイなネクタイが仕上がっていた。


なたね「わぁっありがとう」


なるみ「それくらいどってことないよw」


えりな「なるがいうなって。」


なるみ「わっはっはー!!!」


まるで2人のやり取りは漫才のようだと


菜種は感心していた。


なたね「漫才みたいっ」


つい言ってしまったと、はっとして


てで口をふさいだ。


なるみ「ははww漫才とかwおもろいねw」


えりな「ね。あなたおもしろい~」


なたね「そ、そうかな~えへ」


菜種はつい嬉しくなって笑顔になる。


なるみ「あたし、山森鳴海。なるって呼んで!」


えりな「九条絵里奈。えりでいいよ~」


なたね「うんっよろしくね」


トンッ  誰かに肩を叩かれた。


みわな「たね、一緒だね!」


きょうか「まっててっていうたやろ~笑」


なたね「あ、ごめんね!2人とも、鳴海ちゃんと絵里奈ちゃん!


で、こっちは赤沼未羽奈と、高梨京華っ」


なるみ「へーっよろしくっ」


ムードメーカーのなるちゃんのおかげで


5人仲良くなれた。


そしてこれからずっと一緒にいよう、と約束した。


キーンコーンカーンコーン


チャイムが鳴り、席に着く。


中島「担任の中島だ。一年間よろしく」


そうひとことだけいい、出席を取り始めた。


~~~~~~~~~~~~~~~~~


中島「入学式なのに、5人もいない・・・。まあいい、


入学式では名前を呼ばれるから立って返事をしろよ~。


それじゃあ、体育館へ行けよ。」


5人であつまって話をしながら体育館へ向かった。


koutyou「相川 南央・・・ゴホン、相川汰央・・・?


エーうぉっほん、赤沼未羽奈」


みわな「はい。」


となりでみわちゃんが立って返事をした。


地味にドキドキするなあ。


koutyou「朝倉 菜種」


なたね「・・・・」


菜種はただぼうっと座っていた。


みわな「たね、たねっ!」


となりで未羽奈がぼそぼそいっているのに


気がついてはっとする。


なたね「は・・・はいっ!!!」


なたね{やばい、かなりこれははずした。}


~~~~~~~~~~~~~~~~~~


けっきょく1年B組は5人いなかった。


理事長が司会を始める。


りじちょう「新入生代表の言葉。B組山瀬連太郎」


なたね{あれ?これっていない人じゃないっけか}


数秒たっても出てこなくて、皆がざわつく。


そこに中島が理事長に耳打ちした。


りじちょう「ええ、山瀬は休みだそうなので、


いきなりだが、かわりに赤沼 未羽奈。」


みわな「はっ?!そんな急に言われてもっ!」


頼む、と両手を合わせて理事長が


みわにむかってたのんでいた。


なたね「みわちゃん、ふぁいとっ」


にがわらいしながら、ステージに上がる。


みわな「ええっと・・・」


未羽奈はすごくパニックになっていた。


ガラッ


突然体育館の扉が開き、不良みたいな男子5人が


入ってきてステージに上がっていく。


その会話が少し耳に入る。


連太郎「悪い、迷惑かけた。変わる。」


みわな「え・・・あの・・・?」


たお「わ、なんかこのこすっげえかわいいよ?!」


だいち「気持ちはわかるけど、よせ、たお。」


あおき「まあ、遠慮せずに席に戻っていいよ。」


なお「よっと」


その男の人が軽々みわをお姫様抱っこした。


そして、みわの席・・・菜種の隣につれてくる。


なお「迷惑かけてごめんね。自己紹介はまた後で。」


みわな「あ・・・はい・・・」


みわなの目はハートだ。


連太郎「とにかく遅刻しないよう気をつける。以上」


え・・・・?!


なたね{成績優秀だから選ばれたのに・・・それだけか?!}


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


なるみ「うあーーーーーーーつかれたっ!」


きょうか「何気あの男の子達好みなんやけどー」


えりな「ほんとだよね~みわ・・・大丈夫か?」


みわの目はずっとハートだ。


みわな「これって恋かな・・・」


なたね「恋ってどんな感じなのかなあ?」


なるみがばっと菜種を見る。


なるみ「超ド天然発言じゃん!」


きょうか「だあって、たねは天然やもん~な」


なたね「そんなことないのにい。」


教室に帰る途中。


ドンッ 誰かとぶつかった拍子にしりもちをつく。


みわな「たね、大丈夫?」


連太郎「いってえなあ」


なたね「あちゃちゃ、あたしはへーき・・・」


連太郎はジロリと菜種をにらむ。


連太郎「ああ?おめえは自分のことだけで相手に


謝るとかしんぱいすることもできねえのか~?」


なたね{睨まれた・・・叱られた・・・怖い・・・!」


なたね「ぅ・・・うへーすんません・・・」


なお「おい、蓮、言い過ぎだって。」


みわな「あっ!」


みわなはキラキラと目を輝かせる。


なお「あ、さっきのみわなちゃん。


改めまして、相川南央です」


みわな「あっっよろしくお願いしますっ**」


一気に2人はラブモードに進出し


入り込めない雰囲気になってしまった。


たお「ちぇー。なおばっかずるぅーい」


やっぱりみわは可愛いんだなあ・・・。


連太郎「てかめがねこわれた。」


連太郎の示す先には


レンズがバリバリに壊れためがねが。


なたね「うわわわわわごめんなさいっ弁償しますっ」


連太郎「いい。」


なたね「え、じゃあ、なんにもしないでいいんですか?」


連太郎「んなわけないだろ。お前は今日から


おれの命令は絶対だからな。」


なたね「ええっなんでそうなるんですかっ?!」


連太郎「いいからそーしろ!!」


なたね「・・・・・・はい・・・・。」



そうして菜種は連太郎の下僕になった。



第二話に続く






















***らぶとたね*** 解説

これからこのブログで

『らぶとたね』という小説を書いていきます*

※ちなみに画像は、poupeegirlでつくりました。

友達につくっていただきました。



~登場人物の紹介~




朝倉 菜種 -あさくら なたね-

たね・なたねなどと呼ばれる。

カジュアルな服装が好き。

天然なところがあり、子供っぽい。

バスケだけはうまい。

りいぽんずくし



赤沼 未羽奈 -あかぬま みわな-

みわ・みわちゃん

流行にそった服装が好き。

しっかりしてておちついた大人っぽい性格。

吹奏楽部でクラリネット。


りいぽんずくし


山森 鳴海 -やまもり なるみ-

なる・なるちゃん

GALっぽい服装が好き。

サバサバしててうるさいほど元気。

バスケ部でムードメーカー。


りいぽんずくし


九条 絵里奈 -くじょう えりな-

えり・えりちゃん

森ガールっぽい服装が好き。

空気が読めて優しい。鳴海によくツッコむ。

吹奏楽部でパーカッション。


りいぽんずくし



高梨 京華 -たかなし きょうか-

きょん・きょおちゃん

甘カジな服装が好き。

おっとりしてるけどズバズバ言う。

吹奏楽部でホルン。


りいぽんずくし



山瀬 連太郎 -やませ れんたろう-

れん・れんたろう

クールな王子様みたいな感じ。

女子にはなかなか笑顔を見せない。

バスケ部に所属している。


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相川 南央 -あいかわ なお-

なお・あい    双子の兄

寝坊・遅刻が多い。

バスケ部に所属。

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相川 汰央

たお・かわ    双子の弟

元気でサバサバしている。

バスケ部に所属。


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成川 青樹 -なるかわ あおき-

あお・あおき

王子様みたいに優しくてカッコイイ。

バスケ部のマネージャー。


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市野 大地 -いちの だいち-

だいち・いちの

なぜかいつも眼帯してる不思議なやつ。

眼帯のハートは京華がつけた。

バスケ部に所属。


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追加人物はここにはのせません×


よかったら見ていってください*