これで料理の出来・不出来が決まります。
そう、火加減です。
調理に合わせて火加減を調整します。
強すぎて焦がしてしまったり、
弱すぎて時間をかけすぎたり、
逆に弱火でじっくり熱を通さなければならない。
挙げればキリがないですね。
もうワケが分からなくなります。
正直、
僕はこの火加減の調整が
一番苦手でした。
味がうまくしみ込まない
なぜか汁が少なくなっている…
卵を半熟にしたいのに完熟になってしまった
生焼けだった
など、
火加減の調節だけで
数多くの失敗をしてきました。
弱火・中火・強火
の三段階だけならいいものの
レバーを左右に動かして
調節しなければならず、
どの状態がいいのかわかりませんでした。
なので
まず最初は基本の三段階が
どんなものかだけをしっかりと
把握してください。
◆強火
強火はなべ底全体に、炎が勢いよくあたる状態です。
沸騰させるときや焦げ目をつける時にします。
◆中火
炎が程良く出ている状態で、
炎の先がなべ底に軽くあたる程度の状態を指します。
◆弱火
火力が一番弱く、
炎がなべ底から離れている状態です。
目安としては中火の半分くらいの炎の高さです。
まずはこの三段階を
きっちり覚えてください。
これさえ覚えておけば、大丈夫です。
後は慣れていくにしたがり
調節のコツを掴めるようになります。
火加減と一緒に
水加減というのも紹介しておきます。
レシピ本を読んでいて、
なんだこの言葉は?
となった時の参考にしてください。
◆ひたひた
材料がようやくつかるくらいに水を入れた状態で、
材料の頭が見え隠れしてる感じです。
◆かぶるくらい
材料が水の表面から顔を出さないくらいの状態で、
大根を下ゆでするときなどに用いられる表現です。
◆たっぷり
文字通り、水をたっぷり入れます。
材料全体がすっぽり水の中にひたっており、
さらに充分な水量があるような状態を指します。
水加減も火加減同様
しっかり調節しないと出来が変わってくるので
覚えておいてくださいね。