今日は辛い話デス。


かなりオチル話なので
暗くなりたくない人は読まないで下さい。

いつもの
まんちのブログとは
ちょっと違う感じでゴメンナサイ。汗



まんちとこここは
10月が近くなると
忘れられない
あの日の事を
必ず思い出ししんみりしちゃうのです。


こここのベッドに貼ってある
一枚の写真。

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

Mimiちゃんデス。



Mimiはまんちの仲良し友達メズ
3人目の子供。

3姉妹の下の子として
自由奔放に育てられ
ほぼ野生児化した
やんちゃだけどかわいい子。

まんち家のプールに来ては
おおはしゃぎキラキラで遊びまくっていたんだけど

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。


だけど

だけど


ある夕方
いつもの様に
べろべろへろへろのメズは
たばこなどを買いに
車に3姉妹を乗せてショップへ。

もちろん
酔っぱらい運転+薬物使用中運転は
AUSでも禁じられてはいるんだけど

おかんメズはなにせスーパーハードコア。汗

日本で言ったら
極道の妻なので
そんな事はおかまいなし。

毎日がはちゃめちゃ!!!!!!!!!!
ときどき支離滅裂。汗






案の定
カークラッシュ。



Mimi
助手席に乗ってたから
フロントガラスを突き抜け
病院に着いた時にはもうすでに死にかけ状態。


まんち達が行った時には

もう

すでに

息がなく


管だらけで
頭がつぶれたままのMimiの前で

ただひたすら泣く事しか出来なかった。






おかんメズも全身怪我だらけで
話をするのがやっとの状態。


ここことずっと同じクラスにしてもらってた
こここの親友
2番目の娘ゾーイ
もう一生歩けないかもしれないと言われ
足を切り離すかどうかの決断を迫られ


一番上のお姉ちゃんホリー
かろうじて動けるものの
やっぱり
大けがで

もう
まんちはどうしていいのか分からず
もう一人共通の友達Christinaと2人で
毎日
彼女達の為に一生懸命尽くしました。


そう
メズの旦那はブラジリアンマフィア。
8年刑務所に入ってる為
こんな事になっても出て来れず

おばあちゃんや親戚関係なんて
もうとっくに縁が切れていて
誰もケア出来ない状態だったんです。


学校からは
全生徒に緊急レターが出たため

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

知っている人もいると思うけど
なにせ
おかんがメズだから
いい事はいわれない。汗





そして
葬式の日。

この日だけは
4時間だけ外出許可が認められたメズの旦那も出席し
皆でMimiにお別れをしました。

メズゾーイは重体だったので
ストレッチャーベッドに乗ったままの参加でした。


まんち
この日は
Mimiにプレゼントを持って行ったの。

事故が起こる数日前にメズ宅を訪れた時に
いつもちゃんとご飯を食べてない
メズキッズの為に
まんち
ラムパスタを作って行ってあげたの。

そしたら
Mimiってば
床において這いつくばって
手で犬みたいに夢中になって食べて
また月曜日作ってきてー。って
凄いスキだったってうれしそうにしてたの。

でも
ちょっと忙しかったまんちは
まーまたそのうちねって
約束したの。

そして
死んじゃったの。


だから
Mimiだけの為にラムパスタ。
棺桶に一緒に入れました。

最後に抱いた時
ものすごく冷たかったMimi

まんち無念でした。





それからは
たまにこここと病院に通い
2番目の子供
ゾーイのケアをしました。

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

事故後すぐに会った時には
ゾーイは分けが分からず
混乱していてあばれまくり
まんちはいっぱいものを投げられました。


わずか7歳で妹を目の前で失い

自分の足も切断かもしくは歩ける様になるか分からない状態

そして
事故後はいっさい
メズとは会えなくなったゾーイ。

*法律上メズは自分の子供の殺人罪になります。
 なのでこれから子供と会えなくなるのです。



いいんだよいっぱい暴れても怒っても。って
受け止めてあげるからって。
彼女の中の
やり場のナイ怒り悲しみ
がまんして溜め込む必要はないんだよって。


そして
オージー達ってば案外つめたく
葬式や派手な事には顔を出して泣きまくったりするくせに
誰一人
ゾーイの様子を見に来ませんでした。汗


なので
まんちとこここ。
それからChristinaは出来る限り
病院に行きました。

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

ゾーイのこの両足には
34個ぐらいビスが入れられてるの。かわいそう。汗

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

この日は
感覚のなくなった足の指に
まんち特製ネイルアートをしてあげたの。

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

そしたらテンション上がって嬉しそうだった!!!!!!

最初はひどかった顔の傷も徐々に目立たなくなって来たよ。



メズの病室には
報道陣よけと子供に会いに行かない様にと
ポリスが見張りにつきました。

まんちも
メズは自業自得。
もっと苦しんだらいいと思ってたけど

どうして彼女がこんな風になってしまったのか??を
知っているまんちとしては
ほっておく訳にも行かず
一応着替えや洗濯物などを取りに行ったりはしました。




そして

1年がすぎ

メズのキッズゾーイホリー
施設に引き取られたりしながらも
裁判でなんとかおばあちゃんが面倒を見る事に決まり
車いすで
学校に来始めたよ。

ゾーイは家に来たがったんだけど
さすがにそれは出来ない話で
まだ
あんまり会った事もないおばあちゃんに
引き取られて行ったときの
不安そうな彼女の顔は忘れられません。


なので

まんちはキャンプに行くたびに
ゾーイを連れて行く事にしました。
連れて行くのにも
必ず許可がいるので決して簡単な事ではなかったんだけど
彼女の心の傷を癒してあげたい一心で
自分の子供同様に接しました。








そして



心配していた彼女の足は





ゆっくり

ゆっくり

回復しはじめ

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

走ったりは出来ないものの
歩ける様に。



キャンプでも

久しぶりにプールに入り

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

マシュマロ焼いて食べ

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

*笑う所ではないんだけどべろべろまんちでスミマセン。笑

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

時々笑顔黄色い花を見せる様になりました。





ゾーイはホントえらかった。
一人で現実にたちむかい
苦しみ

そして

わずか7歳で自分の力で立ち直りました。

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。



そして
おかんメズ。

病院にいるときは
常にをもらってたから
どんなときでもハイテンション。

これから裁判があるっていうのに他人事。

とにかく
検査で薬物反応が出なかった為
引っかかるのはアルコール。

やっと
退院してChristinaの家に住ませ
監視することになったんだけど
なかなか
をヤメられず

ヤメられないと子供に会えないから

まんちとChristina
他の友達達で説得の日々。


おおまじで
毎日の様に大げんかになり
もうお手上げ状態。汗

彼女は
Mimiの事は自分のせいだけど
子供を亡くして酒も飲めず普通に夜を過ごすなんて
ファッキン シット!!!!!!!! だって。



まんち
彼女がどれだけ子供を大事にしていたか知ってるんです。

だから
メズとは仲良くしていた訳で
色々な出来事が
彼女を狂わせ
けっか
こんな事になってしまったけど

昔は子供達の為にばっかり時間を使い
こここが泊まりに行けば
こここが好きな食べ物だけを作ってくれて

こここの誕生日には
人前に出れる状態じゃないし
自分の子供は来てないのに
病院を抜け出してまでこここにプレゼントを持って来てくれたり

$まんちのふにゃふにゃAUS生活。

まんち辛いです。汗汗



でも
やっぱり彼女の退院後の行動は
まんちてきに
不愉快で理解不可能だったから

もう

縁を切りました。

勝手にのたれ死んだらいいって怒鳴りましたよー。








それから2年経った今

酒をヤメたメズ
裁判で刑務所行きをまぬがれ
正社員の仕事につき
ゾーイホリーを取り戻し
やっと3人で暮らし始めました。

旦那はまだあと3年刑務所なので
相変わらずいませんが。



なのでまんちもまたお友達です。







若干5歳で

恋愛も
遊びも
まだ
何も経験してないまま死んでしまったMimi

おかんに命を奪われたMimi

おとんが刑務所に入ってすぐに生まれ
生きてる間に抱っこしてもらえなかったMimi


今まで何人か友達が死んでしまった経験のあるまんちだったけど
今回は
死ぬ何時間か前に
抱いたばっかりの小さい子供。

一番辛かった。


こここも何回も何回も泣き
7歳にして
親友の死と直面し

死というものを知り

辛い日々を過ごしました。


いつもメズの車に乗ってたこここ。
この日は一緒に乗ってなかったこここ。



まんちは
この日以来
キッズをオージーの車に乗せるのが怖くなり
トラウマになってしまいました。

そして
キッズとバイバイするときは
必ずぎゅっとハグする様になりました。




オーストラリア
とてもいい国だけど
日本では考えられない様な事も沢山おこります。

このドラマの様な話は
まんちの中にしまっておこうと思ったんだけど

コレを読んで

少しでも皆が気をつけ
こういう悲惨な事がもう起こらない様になればいいなと思い
今回載せる事にしました。


たぶん
まんちはこの先一生
最後に抱いた冷たいMimiの感触を
忘れる事はないでしょう。





 
Even when the sun shall fall in sleep
Even when at dawn the sky shall weep
Even when in the night the storms shall rise
You are by my side

You are always stay in my heart

We always loves you Mimi黄色い花





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