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子どもが学校に行かないことで、外の世界とのつながりを失ってしまうかもしれないと考えてしまう状況は、親にとって非常に心配な問題となっていることでしょう。
義務教育だったり、子どもは学校に行くものだという既成概念がありますからね。大人は仕事をするものだ、という既成概念があるのと同じように。。。
しかし昨今は仕事は仕組み化すれば仕事をしないでもよくなりました。お金に働いてもらうことも多くなりましたしね。
その既成概念はさておき、
学校に行かなくなるだけでなく、家族や友達との交流も減り、社会との接点が少なくなることで、孤立感や不安が強くなってしまうことを懸念していると思います。このような状況では、親としてどのように向き合い、支援していくべきでしょうか?
1. 「子どもの気持ちに寄り添う」
子どもが外の世界と距離を置く背景には、さまざまな要因が考えられます。例えば、親は知らないけれども学校での友人関係のトラブルがあったり、勉強へのプレッシャー、体と心が合致しない不調など。
それらを無視して「学校に行かなければ」と強制することは、逆に子どもの心を閉ざしてしまう可能性が高くなります。まずは、子どもの気持ちに寄り添い、どのような思いや不安があるのかをゆっくり時間をかけて聞いてあげることが大切です。
親としては「早く学校に戻ってほしい」と思いいっぺんに聞き出しをしようと思うかもしれませんが、それよりも「今、子どもが何を感じているのか」「なぜ外の世界を拒絶しているのか」に理解を深める姿勢が必要です。
2. 子どものペースを尊重する
外の世界との接点が少なくなると、孤立感が増す一方、自分の殻に閉じこもることで一時的に安心感を得ている場合もあります。
これは非常に大切なことですが、この「安全な場所」を無理に奪おうとするではなく、子どもが少しずつ外に目を向けられるような機会を提供する意識をもつことが大切です。提供はしなくても良いので、その意識をもつだけでよいということです。
例えば、学校に行かない代わりに、家族との散歩や、子どもが興味を持っているオンライン活動、趣味を通じた活動を提案してみるだけでよいのです。
外の世界に引き戻すのではなく、少しずつ「外にも居場所がある」という意識付けを試み、本人の外へ出る気力の感覚を取り戻す手助けをしていきます。
3. 子どもの「自信」を回復させるサポート
外の世界と断絶してしまう背景には、一時的な自己肯定感の低下や、自信の喪失があることが多いです。
人間は誰もが永遠にポジティブだけでいることはできません。ずーっと明るくて良い子で、、、というわけにはいきません。そんなことしてたら疲れてしまい、その反動で陰になることもあります。
人間はバランスの生物ですから良い時もあれば不調の時もあります。毎日同じよう過ごしていても、毎日同じルーティンをしていても、です。
学校に行けない自分を責めたり、周りと比較して劣等感を感じたりすることが、不登校の子どもにはよくあります。
このような時期には、感性が鋭くなっているため、しかし自覚することもできませんし、言語化もできません。それらのことを親が認識した上で、小さな成功体験を積み重ねることがとても有効です。
例えば、わざとらしくなく家の中でできること、オンライン学習やゲームの中での達成感に関わったり、家事や趣味での成果など、どんな些細なことでも「自分はできる」と感じられる経験を増やしてあげることが、外の世界に再び関心を持つきっかけになることがあります。
自信をなくしたかもしれない原因が学校にあったとしても、家の中が安全であると分かる、またはこのままの自分でも安全であると分かると、外に出ていく力が蘇ってきます。充分過ぎるほど休ませて、外界との断絶の体験に満足したら、やらずにはいられない時が来ます。
親としては、その日が待ち遠しくなりますし、時間の経つのを遅く感じるかもしれませんが、人のそれぞれの人生というのは、他者とは同じにはなりません。
学校にいって大学や専門学校に行き、仕事に就くという流れは、ただの方向性を示す例であって、人生の成功ルートではないのです。そもそも成功ルートなどないのです。それを時代背景により “ある” としたためにそこにしがみつく執着が生まれました。執着のせいで、苦しみが生まれているのです。
そうは思いませんか?
4. 親も自分を大切に
子どもが学校に行かないとなると、親自身も大きな不安やストレスを感じます。とてもよく理解できます。
子どもをどう助ければいいのか、どんな言葉をかけるべきなのか、日々悩むことも多いでしょう。
しかし、親が心の余裕を失ってしまうと、子どもにもその不安が伝わり、さらに閉じこもる可能性が高くなります。高いというかそうである、と断言できます。
そのため、親も自分を大切にし、適度にリフレッシュしたり、他の家族や友人と話したりする時間を持つことが重要です。
何度も言いますが、親が安心していること、笑顔でいることが、子どもにとっても安心感を与え、「外の世界は怖い場所ではない」「辛い時は休んでも大丈夫なんだ、世界は優しいのだ」と感じる一つの材料になると経験上言います。
5. 専門家の助けを求める
子どもが長期間外の世界と断絶している場合、専門家の助けを借りることで心的負担を軽減できます。不登校に詳しいカウンセラーや、学校のサポート体制、地域の支援団体など、様々なリソースが利用できます。
第三者の視点やお母さんだけのサポートを取り入れることで、親子双方の負担が軽減され、その経験は血肉になります。方向性への道筋が見えることも多いです。
学校に行く年齢であれば利用できる専門家等ありますが、卒業の年齢である18歳以上は大人の精神科に移動になり、地域の利用もできないため、別の民間団体を探すことになります。ただ民間団体は、障害者に特化しているため、グレーゾーンには適さないと思いました。そのため諦めるしかなく途方に暮れたのですが、考えを改めることで乗り越えました。一生面倒見よう!と決めたんです。
20歳まで育て上げる!と決意したのが我が子4歳の踏切事件のあとでした。腹を括ったのです。そんなこと当たり前なのですが、くくり方が、お腹に一直線の痛い線を入れたような感じで、スパッと。です。
そして我が子18歳の時、進学も何も決めておらず未定でしたから、地域の施設に頼り、他人様の助言なら聞くのでその方に預けました。しかしギリギリ20歳までです。それ以降どうするかを考え途方に暮れた時に、一生面倒見よう!と腹を括ったのです。
その後、人生は好転していったのです。
子どもは罪悪感を感じているかもしれません。お母さんに心配かけてしまった、悲しい思いをさせてしまった、、、。だから優しく笑って寛容でいて欲しいと私は願うのです。
そしてお母さんたちの辛さは私が受け入れるつもりで、ここに書き記しているのです。あなたの人生が素晴らしいものだ、ということを感じてほしいですし、人と違う人生をゆっくりと歩んでいることは誇らしいのですから、あなたの重要な人生の時間にようこそ🤗と思うのです。
子どもには、月に一回と決めて、この先家にいるか、バイトをするか、自分で決めていいよ、と伝えました。
まだ学校に通う年齢であれば、家にいるか、進学するか、どれが一番したいことなのか?考えさせることが、みんなにとってベストな決断になると思います。
バランスよくという言葉に翻弄されずに、バランスさえも個々人により異なるのですから、親のバランスと子のバランスは相容れないことを覚えて置くことは、最良の薬です。
外のつながりは、特になくても今や生きていけます。オンラインで外界との繋がりを感じることができるので、むしろ効率が良いのかもしれません。企業の在宅ワークが増えてきました。今後はAIの発展が加速し、一層増えていくと思います。
そう考えると、家で好きなこと、得意なことを伸ばすために時間を使った方が、人生は有意義ですよね。
会社や社会に自分を押し殺して合わせて生きるのは非生産的です。
会社での苦手を克服させるような指導や考課票は、果たして本人のためになっていると思いますか?もちろんそのような生き方もありますが、人生とは誰のために何のためにあるのか?を考えると、これまでの既成概念で生きていくのは無理があるのではないでしょうか。
ちなみに年金は、払っても私たちは払った分を受け取ることができません。始めからそういう仕組みですから。支払いは30年も40年も後のことなんですから、天下りのためのお金の運用目的だったわけです。
こんなことを隠されて、私たちは当たり前に既成概念の檻の中を生きていただけなのですから、せめて子どもには本当の自由を知ってほしいと、願います。
今日も読んでいただきありがとうございました。



