まずは序章。
少年時代の勇者の様子を描いているようだ。いつごろなんだろう。第一章と同じくらいなのか、もう少し先なのか。
すごくほんわかした雰囲気なのだが、改めて見るとこの村かなりおかしい。
なんらかの仕事をしている人が見当たらない。お店もないし。
もと宿屋だったら一軒あるが、営業はしていない。
そして一番おかしいのは、シンシアだ。
シンシアって見た感じエルフみたいだし、モシャスを覚えたってあなた…
DS版だとマネマネしか使えない呪文をサラッと覚えるって
もう人外としか思えないし!
あと、勇者を鍛える剣士や、ベギラマを教えようとするおじいさんや…、
絶対おかしいよこんなの。
普通の村にこんな精鋭が揃うわけないよ。
これは勇者を育てるのが仕事の連中に違いない。
そして多分、もと宿屋の親父だけはもともとこの村で宿屋を経営していたんじゃないだろうか。だから「昔のクセで…」客室のそうじをしてしまったりするんだろう。
想像するに、マスタードラゴンが勇者を隠れ育てるにあたって、山奥のためすっかり過疎化してしまった村を使ったが、一軒だけ残っていた宿の親父はそのまま残ったって感じなんじゃないだろうか。
だとしたら宿の親父を残したマスドラのせいだな、あの惨劇は…。