好きなんだって。
僕を?
うん。
別に僕は好きじゃないけど。
ふーん。好きなんだと思ってた。
誰が?
知らない。
ねぇ。
触らないで。
好きだよ。
5回目。
ホントは僕のこと好きなんでしょ?
10回目。
死にたくなってきた。
殺してあげようか?
ありがと。
じゃあこっち来て。
好きなんだって。
僕を?
うん。
別に僕は好きじゃないけど。
ふーん。好きなんだと思ってた。
誰が?
知らない。
ねぇ。
触らないで。
好きだよ。
5回目。
ホントは僕のこと好きなんでしょ?
10回目。
死にたくなってきた。
殺してあげようか?
ありがと。
じゃあこっち来て。
「詩」
子供が
紙切れに
思いを綴った
「私へ」
始まったモノは
止まらない
死ぬまで仲良くしようね。
なんとなく「し」を辞書検索したら
面白い漢字がたくさんでてきました。
この詩の文頭の漢字は全部「し」と読めます。確かめてみてください(^^)/
真っ白なあなたは何をするために生まれたの?
醜い過ちを隠すため?
純粋な自分を汚すため?
知らない。
消したい。
消えたい。
いつもあなたは
いつのまにか消えてる。
最後まで下らない仕事に従い続け
消えてしまうなんてありえない。
いろんな事を体で知って
自分の道を自ら見つけて
消えてしまう前に
自分の足で逃げ出す
灰色のカスの山を残して
一日の終わり。
床についたその瞬間から
本当の仕事
宝探しが始まる。
そこは
闇を閉じる扉も
光を導く鍵もないところ。
いつの間にか
そこにいる
息を殺して
骨の転がる足場を
そっと抜けて
割れた鏡を避ければ
ゴミ捨て場にたどり着く。
ピンクの貝がらを拾って
少し擦ったら
崩れた。
切った指の血を口に含む。
味はしない。
いつか崩れない宝を探し出して
首に飾ることを決意し
その日の仕事は終わる。
毎日毎日
自分探しは続く。
黒いペンキで塗られた
ちっぽけな指輪を好きになるまで。
僕の口から出た「愛してる」は
一旦
浮き世に出て
おぼつかない足取りで歩き
そこら辺に転がってるガラクタと混ざって
もやもやした塊になった後
風に削られて
塵となり
君の耳を通り抜ける。
そう。
「会いたい」って言ったんだよ。
天使の輪が見える君に
そっと鼻をよせる。
泡の輝く
拙い白が見えた。
背中に綿毛のついた君に
そっと頬をよせる。
暖かな日に見守られた
優しいピンクが見えた。
この時
この場所で
この人を
抱きしめてられるなら
もう
絆創膏は必要ない。
黒い踏み台に乗ってるからって
決して悪魔じゃない。
頭を埋め尽くすラベンダーを
これ以上増やさないで。
目を閉じて。
赤いアルバムを焼いて。
・・・
ありがとう。
いつも見ているのに
誰もみてくれないから
独りで
ちょっとずつ
ちょっとずつ
進んでみたんだ。
君の世界より先に
次の島へ行けるねって
今日も相棒と話してたのに
なのに
・・・
どうして君は
ちょっぴり早歩きな僕を
引き止めようとするんだい?
少し歩くのが遅くたって
僕は君の世界の端っこ。
終わりの無い世界で
僕はずっと落ちこぼれさ。
言えなくてごめん。
ただ
少しでも早く
君に寝てもらいたかったんだ。
――――しょうがないよ。
――――常に変わるものなんだ。
――――ころころ変わるから
――――「こころ」っていうんだよ。
ゆっくりと
確実に
染み渡っていった。
暖かい言葉って
本当にあったんだね。
ずっと
紙の中の話だと思ってた。
纏わりつく虫のために
花びらの先に重りをつけて
嫌がる自分を散らせていた過去。
舞い散る花びらに隠れて
ひょっこりと顔を出す。
ひっそりと塗り続けていたメイクは
いつか本当の顔となる。
額縁に飾られて
誰かの部屋の片隅に置かれれば
そこで初めて
ちっぽけな大人。
しっかりと自分を受け止めてくれるベッド。
ふんわりと自分を包んでくれるふとん。
常に正直者な時計が
いつでも自分を見守ってくれている。
こんなに素晴らしい場所でいつも寝てたんだね。
寝ようよ。
気が済むまで。
もういいんだ。
これ以上頭を痛めるようなことは
しなくていいんだ。
寝てみなよ。
瞼を閉じて。
ずっと求めていた場所へ
あの人に会いに行く。
。
深い眠りから覚めたあなたは
世界で一番の幸せ者。
澄み切った空気を思いっきり吸い込んで
新しい一歩を踏み出す。