会社の先輩と、「
どんな女性が我が社で出世するか」という話をしていた。
我が社はそこそこ社員数が多い企業である。1部上場ではないが、社員数的には大企業と言えるかもしれない。
先輩は、
「まず独身の女性だよね」という。
それから、
「ある条件を持つ子持ちの女性」だという。
どんな条件かというと、
・ある程度キャリアを積んでから、30歳台後半以降に出産
・子供は1人
・繁忙期に残業もしくは早朝出勤でき、突然休むことがない
つまり、主体的に子育てを担ってくれる親(祖父母)、もしくは夫がいる。
だそうです。
ダイバーシティなどと言われているが、結局男性並みに働けないと上には行けない。それが現実。
どれも当てはまってない私はガックリ来たが、一方で、子供の世話を親に託すことができる女性も反面、凄いと思う。
どうやって頼んだのか分からないが、子供の送り迎えや食事づくり、お風呂など、面倒な日常の世話を、老いた親に押し付けるのだ。
私が知っている女性は、子連れで海外赴任するとき、自分の母親も一緒に連れてきていた。
私は「子育ては親がする」という常識の範囲内でしか考えてこなかったし、もし考えたとしても「親の生活もあるし…」と遠慮して、頼むことすらできないだろう(親も断ると思うけど笑)。
しかし、そんな常識も遠慮もかなぐり捨てて、「仕事をしたいから、子どもの世話をお願いします」と親に頼める性分は、やはり凄いと思うのも事実なのである。そこまで仕事への熱情があるからこそ、出世するのかもしれない。