さて、2か月遅れのサマープログラムレポートも無事に終わり、私の台風アシスタントとしての仕事もこれで終わりです。




リッチモンド大学ではこの月曜日から新しい学期が始まり、台風先生の新アシスタントの方がクラスを引き継いでくれます。




また櫻田さんの方からお知らせがあると思いますが、新しい方もブログでリッチモンド生活や日本語クラスについて皆さんに伝えてくださるそうです。




新しい方が私よりも真面目に更新してくださることを皆さんとともに期待しております。








気になる?私のその後ですが・・・




今は地元の外国籍児童の日本語クラスのお手伝いをさせてもらっているのですが、所々でJUMPsystemで培った知識や技術が役立っており、日々楽しんでいるところです。




今まで英語のネイティブスピーカーが相手でしたが、今は英語で説明できる時ばかりではないので、そこが少し難しい時もあります。




しかしこれまで私が教えてきた方法や学習者とは違いますが、常に頭にあるのは、学習者のためにどうするのが一番いいかということです。




今後、私が日本語を教えていくチャンスがどれだけあるか、まだわかりませんが、学習者にとって、最小のルールで的確な説明ができるJUMPsystemをどんどん広めていけたらと思います。




また機会があればこのようなブログを書いて、その様子もお伝えできたらいいなと思います。








私はここで役目を終え退きますが、皆さまにはこれからもJUMPsystem及びリッチモンド大学サマープログラムをサポートしていただけると嬉しいです。




2年間、リッチモンドレポートを御愛読くださって、本当にありがとうございました。





さよならパーティの次の日には、飛行機のスケジュールの都合で学生の半分が東京へ移動しました。



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うちのセシル(ライバックさん)もこの日に出発したので、私たち家族と浜松駅でお別れしました。


彼女は前回着た時に比べて、日本語もそうですが、人間的にも成長していて、(きっと私の方もですが)お互いに有意義な時をたくさん持つことができました。


また来ます、という約束を守ってくれた彼女。またいつか戻ってきてくれるといいなと家族全員で願っています。


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そしてまたその次の日には残りの4人の学生が空港へ。


ベテランのホストの皆さんばかりだったからか、涙よりも笑顔でのお別れとなりました。


学生たちはまた、日本に、同じホストファミリーのところへ戻ってきたいと言っていました。


今回の約二カ月のプログラムが、学生にとってとても素晴らしいものになったことがよくわかりました。


これもホストファミリーの皆さまのおかげだと、感謝の気持ちでいっぱいです。


また、文化体験を快くさせてくださった皆さま、教室を使わせてくださったフォーシーズンズ外語学院の皆さま、毎年のことですが、本当にありがとうございました。


私の任期は終わってしまいますが、また来年来る学生のためにもぜひ、皆さんのお力を拝借できたらと思っております。


もう一度、本当にありがとうございました。

プログラムの最後は、プログラムを支えてくださったホストファミリーの皆さんと先生方を招いてのさよならパーティです。


今回の私は、TAとライバックさんのホストファミリーとして参加しました。笑



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ドレスアップしすぎたような気がした私とラベンチャーさん。笑


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学生からホストへのお礼のお手紙の時間です。


今年の学生はみんな読んでいたし、内容がホストとのおもしろエピソード満載で、爆笑の連続でした。


写真のライバックさんは涙を見せて、私たちもウルッときてしまいました。



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私がかいたみんなの似顔絵は・・・


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先生から学生へのメッセージつきのうちわに貼りました♪


これにも会場にいた全員が爆笑、爆笑でした。


笑顔にあふれた最後の楽しい時間が持てて嬉しかったです。

リラックスした修学旅行が終わったら、プログラムの集大成となる作文発表会です。


A4のペーパー1枚半から2枚で、学生たちが日本に来て体験したことや感じたことを作文にし、ホストファミリーの前で発表しました。


それぞれ感じたことが違うので、それぞれのスタイルで、おもしろおかしく、時にシリアスに自分の体験を語っていました。



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トリを飾ったセントジョンさんは写真のスライドショーつきでした。


リッチモンド大学にいた時は緊張ばかりして、控えめだったセントジョンさんも、ホストファミリーとの生活を通して、自分の日本語力や意見に自信を持ち、堂々と発表することができました。


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終わってほっとした様子のみんなです。本当にお疲れ様です。


プレゼンで大事なことは、自分が書いたことをそのまま暗記するのではなく、自分の意見を自分の言葉にして出せるかどうかだと思います。


筋道が通っていて、自分が言いたいことがはっきり自分でわかっていれば、スラスラと言葉が出てくるものです。


それが、日本語でできたら、日本語がインターナライズできたということです。


今年も何人かがそのレベルに達したと台風先生も実感したそうです。


中には日本語の勉強を始めて10カ月という学生もいたので、今年も台風先生の教授法と学生のやる気に驚かされた作文発表会になりました。



2日目のお天気も曇りでしたが、雨には降られませんでした!


去年もそうだったから、私が晴れ女なんでしょうかね・・・?




今年も2日目の最初は二条城(‐^▽^‐)


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中に入ると英語の説明もあるのですが、学生たちは私に日本語で説明してほしいとのことだったので、日本語でしました。


というのも、修学旅行でいた中学生やその先生、ガイドさんたちに、日本語がわからないと思われていろいろコソコソそばで言われていることが我慢できなかったようで。


私に日本語で説明してもらえば、自分たちは日本語がわかっているということが証明できて、コソコソ言われなくなる!というのです。


みんなの意地もあって(?)難しい単語以外はほとんど日本語で説明したのですが、もともと日本の歴史に興味があったのと、みんなの日本語力と理解力が素晴らしかったのでみんな二条城を思う存分楽しめたようです。


周りの人たちも学生が日本語で会話しているのを見て、びっくりしていましたよ。


中を見た後は、お庭や堀居などを見学しました。


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お昼ご飯の後は、またまた定番金閣寺。


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ここでもみんな熱心に見学していました。今年の学生は学ぶ意欲が特に高かったです!


私も説明のしがいがありました。



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途中アイスを食べて休憩して・・・。


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最後に竜安寺へ行きました。


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去年は工事中でしたが、それも終わりもとの美しい庭園をみんなで見学しました。



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池の前で記念撮影!


たくさん歩いたので、この日の夜もホテルでのんびり。


3日目の朝ものんびりして、お土産を買いに行ったりしました。


みんなホストファミリーへのお土産をすごく悩みながら選んでいました。


その気持ちが本当に嬉しいですよね。


引率が私1人で大丈夫かな・・・と心配していましたが、怪我や事故もなく無事に終われてよかったです!