皆さんににも、おありになるのではないのでしょうか?
座右の銘とか、呼び方はそれぞれかと思いますが。

愚直
寛容(クレメンティア)

私はこの2つの言葉ですね。

愚直に仕事に取り組むぐらいしか取り柄がないもので(笑)。

寛容と言っても、キリスト教的な博愛主義ではない。古代ローマ帝国を覇権国家へと導き、パクスロマーナと呼ばれる平和な時代を何百年にもわたり維持した国家の根底にある理念であるクレメンティアのことです。高名な歴史家であるツキディス(タキトゥス)が、『敗者をも同化することで、ローマはかくも強大たり得た』と、書いたような理念ですね。敗者から奪い尽くし、消し去るのではない。敗者を共同体に迎え入れ、再起のチャンスを与えるということでしょうか。

障害者は、決して敗者などではないですがね、障害者にも再起チャンスがある社会というのは、健全な社会だと思います。
障害を背負い込むことになり、仕事を失ったものの、新たに職を得ることができた現在、しみじみそう思う。もちろん、健常な方にも敗者復活戦が認められる社会であるべきことは当然です。

セカンドチャンスのない社会は、いつの時代、どの場所であっても、息苦しく、生きづらい社会だと思うのですが。

国家、共同体に限らず、企業であっても、社員にセカンドチャンスを与える企業こそが、優良企業なのではないかと。

セカンドチャンスがあってこそ失敗を恐れず、臆することなく新たなチャレンジが出来るというもの。イノベーションとは、そういう文化のある企業にこそ生まれるのではないでしょうか?