お腹が空いているのに、
何が食べたいのか、
思いつかないことがある。


「これが食べたい!」


が出てこない。


考えても、


冷蔵庫を開けても、


思いつかない。


そうこうしているうちに、
どんどんお腹が空いてくる。


結局、手っ取り早く食べられる
ものですませてしまう。


パンとか、甘いものとか、
「とりあえずこれでいいか」みたいなやつ。


あとから、


「あー、体にあんまり良くないな」


「これ、太る原因になりそうだな」


って思うのに。


本当は、ちゃんとしたものを食べたい。
できれば健康的で、体がよろこぶやつ。


でも、


パッと食べられて、


健康的で、


ちゃんと食べたいものって、


意外と思いつかない。


完璧じゃなくていい。
毎食ちゃんとしてなくてもいい。


…とは思いつつ、


**“考えなくても食べられる、
健康的な定番”**を
いくつか用意しておきたいな。

毎日、仕事や予定が入っていると、
立ち止まるひまもなくて、
気づくと疲れている。


ひとつひとつは大したことがなくても、


「今日も何かある」
「明日も予定がある」


それが続くだけで、じわじわ消耗する。


最近、あらためて思った。
意識して、何も予定がない日を
つくらないとダメだ。


「空いてたから、これも入れよう」


「せっかくだから、ついでに」


そうやって予定を足していくと、
気づけば1日に2つ、3つ。


それだけで、どっと疲れる。


別にハードなことをしているわけじゃない。


移動して、話して、考えて。
それだけなのに、体も頭も重くなる。


だから最近は、
予定がひとつ入ったら、それで終わり。


それ以上は入れない。


できれば、
まったく予定のない日をつくる。
 

家から出なくてもいい日。


何もしなくていい日。


何もしていない時間って、
サボっているようで、
実は回復している時間なのかもしれない。


ちゃんと休むためには、
スケジュールにも余白が必要。


そう思うようになった。


今日は美容皮膚科に行ってきた。
年齢が増えると、肌の悩みも増えていく。


シミ、くすみ、たるみ、シワ…


「これがいいですよ」と言われても、
何が自分に最適なのかはよくわからない。


結局、あれこれ試すことになる。


一度で劇的に効果があるものなんて、
ほとんどない。コツコツ地道にやるしかない。


しかも、


コツコツやるほど、お金もかかる。


「これは本当に必要?」
「今月、もう少し抑えたほうがいい?」


そんなことを考えたりもする。


それでも、やっぱり…


いつまでもきれいでいたい。


若返りたいわけじゃなくて、
今の年齢なりに、
ちゃんと手をかけている自分でいたい。


肌と向き合う時間は、
自分を大事にしている時間でもあるから。



やるか、やらないか。



この二択で迷うときって、
悩む時間だけはやたら長い。


頭の中で、
やった場合の不安とか、
やらなかった場合の言い訳とか、
同じことを何度もぐるぐる考えている。


でも不思議なことに、
結局「やる」を選んでいる。


理由はわりとシンプルで、


やらずに後悔するより、
やって後悔したほうがいい。


と思っているから。


やらなかった後悔って、


「あのときやってたらどうなってたんだろう」


って、ずっと残る。


一方で、
 

やってみての後悔は、


「まあ、これはこれで経験だな」


で終わることが多い。


以前ブログにも書いたけど、
頭と心は、同じことを考えていない。


頭は、


失敗しないように、
恥をかかないように、
安全なほうを選びたがる。


でも、迷いながらも「やるかどうか」
で悩んでいる時点で、心のどこかでは、
やりたいと思っているんだと思う。


本当にやりたくなかったら、
そもそも迷わない。
最初からやらない選択をしている。


だから最近は、


迷っている自分に気づいたら、


「じゃあ、やってみるか」
と思うことにしている。


悩むのは、
やりたい気持ちがある証拠。


今日はジムの予約を入れていた。



……入れてはいたけど、
正直、気持ちはかなり億劫。


電車に乗らなきゃいけない場所にあるジム。


仕事帰りでもないし、
完全に「わざわざ行く日」。


頭の中では、
「今日はやめてもいいんじゃない?」


そんな声がぐるぐる。


でも同時に、
「いや、お金払ってるしな……」


という現実的な声もある。


そもそも、
なんで電車で行くジム選んだんだろう。
近くにしなさいよ。


そんなことを考えながら、
行くか、やめるか、しばらく迷っていた。


そこでふと思い出したのが、


ズーニンの法則。


やる気が出てから動くんじゃなくて、
動くからやる気が出る」というあれ。


じゃあもう、考えるのやめよう。
とりあえず動こう。


そう思って、自転車に乗った。
駅まで向かって、ペダルをこぎ出した。


ここまで来たら、もう行くしかない。
引き返す理由もない。


不思議なもので、
自転車をこいでいるうちに、


「まあ、行くか」


「行ったらスッキリするかも」


そんな気持ちに、少しずつ変わっていった。


結局、今日も
やる気があったから行ったわけじゃない。
動いたから、行く気になった。


とはいえ、
次にジムを選ぶときは、
近さ重視でいこうと心に決めている。