真夏の崩れないベースメイクについて、

 

よくご質問をいただくので今日はそのお話を。







 

先ほどインスタグラムにも触りだけお話ししましたが、

 

崩れないベースメイクを作る1つの方法として簡単に挙げられるのは、

 

皮脂吸着下地を使ってロングラスティングファンデーションを塗ること。




 

ただし、全ての方にそれがベストではないというのが私の考え。

 

なんでもそうですが、美容は特に、全てに精通する1択は存在しません。

 

色々なケースによって、多様性を持った考え方ができるほうが美への近道です。




 

 

 

多様性を考えた上でのお話。

 




 

まず、皮脂吸着の下地を使う必要のある方は、

 

脂性肌の方。

 

もしくは混合肌で、部分的に脂の量が多い方。

 

脂性肌の方は皮脂吸着の下地をお顔全体に、

 

混合肌の方は脂の多い部分だけに皮脂吸着下地を塗ってくださいね。

 


 

ロングラスティングファンデを使う必要のある方は、1日中メイク直しができない方。

 

メイクが崩れることが何かしらに差し障る方(女優さんとか)。

 

そういう方は、お手持ちのクレンジングでちゃんとファンデが落ちることを確認の上で

 

ロングラスティングファンデーションを使ってください。

 

基本的には「崩れにくい」 ≒「落としにくい」なので、

 

洗浄力高めのクレンジングが必要です。



 

何だか落ちてないかもという方は、


そのファンデを使っている時だけは、

 

今お使いのものよりも洗浄力の高いクレンジングを使ってください。

 

汚れを落としきれていないことが、


毛穴を老化させ、肌自体を老化させます。

 

オイルクレンジングだと、だいたいが落ちるかと思います。

 

 

上記に当てはまらない方は、


何がなんでも崩れない目的のベースメイクアイテムを使うことをいったん考え直してみてください。

 

 

 

例えば、私は洗い過ぎが原因で20代に極度の乾燥肌になりました。

 

それをきっかけに、パーフェクショネールクレンジングフォームを開発し、

 

30代から今までパーフェクショネールクレンジングフォームで押し洗い洗顔をし、

 

潤いを奪いすぎない擦らない洗顔に変えて肌質を上向きに変えることができました。

 

 

image

 

パーフェクショネールがなかったら、今、美容家として存在していなかったであろう

 

と言い切れるほど、私の肌は変わりました。



 

なので、私が個人的に自分の為に選ぶ下地・ファンデーションは

 

基本的にパーフェクショネールでの「ポフポフ」押し洗いだけで落ちるかどうかがポイントになります。

 




以前、ロングラスティング効果の高いファンデーション数種類を

 

パーフェクショネールのポフポフ洗いだけで落ちるかを実験してみたのですが、

 

ほとんどのものがポフポフ洗いでは落ちず、無理に擦らないと落ちませんでした。


 

多少落ちた場合でも、キメに入り込んで、


やはり擦ったり、何度も洗ったりして、

 

最終的にオイルクレンジングでようやくすっきり。

 

 

 

なので、私の肌にはロングラスティングではなく、普通のファンデ。


 

そして乾燥肌寄りのツヤ肌好きなので、

 

割とオイルリッチなしっとりテクスチャーを好みます。

 

 

 

 

それでも特に崩れないのは、やはり朝のメイク前のスキンケアのおかげ。


 

夜はシンプルケアで済ます代わりに、

朝はどんなに忙しくても20分は時間をかけるじっくりケア。

 


主にローションでの保湿ケアをじっくりし、さらに肌の内側の水分・油分バランスが保てるように

 

乳液やオイルのケアも欠かしません。

 

そしてこっくりしっとりのクリームをたっぷり塗ります。




 

これを言うと、必ず驚かれますが、クリームは「夏ほどしっとり、夏ほどたっぷり」です。

 




しっかり朝のスキンケアで整えた肌に、ベースメイクを作れば、

 

そんなに崩れないものです。



 

もちろん、顔に滝汗をかくレベルの非常事態であれば、私もメイクが崩れますが

 

汗ばむレベルであれば、つやが強くなってテカリになるリスクぐらいで、

 

あとは問題ありません。



 

崩れるのは、汗をかいた時よりもむしろ、

 

冷房に冷やされて乾燥しすぎた時です。




 

今年のこの酷暑。

 

どこもかしこもクーラーでキンキンに冷えています。

 

室内にいる人ほど、お肌が乾燥します。

 

なので、スキンケアもしっとり、ベースメイクもしっとりが崩れない秘訣

 

 

 

しっとりベースメイクでも、崩れないポイントは、

 

⚫︎とにかくつけるものを薄く薄く重ねること。

 

いつもご紹介しているスポンジ使いで、下地の後も、ファンデの後もスポンジを使います。

 

そして、


⚫︎お粉を最小限に留めること。

 

私は以前はフェイスパウダーを顔全部に塗っていましたが、

 

今はそのやり方をアップデート。

 

フェイスパウダーは、髪の毛や手が触れるフェイスラインとおでこのみ。

 

あとは、リキッドファンデを塗ったまんまにして仕上げます。

 

 

それでもし、汗ばんでテカったり崩れそうに感じたら、

 

その部分だけクッションファンデで上から薄ーくポンポン。

 

テカりにならず、ファンデを塗りたてのようなフレッシュな質感に戻ります。

 

 

 

目の下の小じわ周りのファンデのよれは指の腹で押さえるだけ

 

指のじんわり温め効果でしわ部分のよれをソフトフォーカスできます。

 

粉類がついてしまっているとそれが簡単にできません。

 

なので、直しが必要になりそうな場所には初めから粉類を使わないのがベターです。

 

(しわの場所・鼻周り)

 

 

 

 

ここまでをまとめると、、、

 

 

要するに、何がなんでも崩れない鉄仮面を死守することを諦めて、

 

ちょっと崩れそうになったらひと手間加えればいいんだと割り切れば

 

そんなに問題ないのでは?ということです。

 

 

 

 

もちろん、付き合いたての男性とのデート!!!とかだと問題あり。

 

1日接近戦に耐えられるには、てかりも崩れも避けたいし、ちょこまかひと手間加える為に

 

いちいちお化粧室にいくのもなんですよね。

 

そんな方は、鉄仮面を死守するためのとっておきのロングラスティングファンデを

 

1つ持っておいたほうがいいかも。

 

でも、私にはそんなシチュエーションもないので、

 

「崩れそうになったらちょっと直せばいいや」 の考えです。

 

 

ちなみにロングラスティングファンデでも、パーフェクショネールで落ちるなと

 

思えたものは、ランコムのタンイドルでした。

 

なので、1日中ずっと外でメイク直しできない日

 

(直近だと、娘と1日ディズニーランドに行った日)は、

 

私はタンイドルを愛用しています。

 



今日使ったベースメイクは


秋発売のもの。


ナチュラグラッセ メイクアップクリームシアーモイスト


限定品 9月1日発売


SUQQUのエクストラリッチグロウファンデーション


9月7日発売


また改めてご紹介しますね。



パーフェクショネールのポフポフ押し洗いについては、


過去記事にアップしている動画を参考にして下さあ。