2025年7月29日午後昼ご飯を食べた後、ケム川(River Cam)に川巡りをしに行きました。
観光客がケンブリッジ(Cambridge)を訪れたら、ぜひ体験した方が良いのがカム川での川巡りです。
それはケンブリッジのケム川を「パント」と呼ばれる棒で川底を押しながら進むボートで川下りをする体験です。
ケム川のマップ:
一艘の小さい舟は6人から8人ほど乗れるので、ツアー全員で3艘の舟に乗りました。
出発してから船頭が長い竿(さお)で水底(みなそこ)を突きながら、カレッジの歴史や逸話(いつわ)を紹介してくれました。
イギリス人の若い船頭は中国語で「再別康橋」(さよなら、ケンブリッジ)という詩の有名なラストの一節「悄悄的我走了, 正如我悄悄的来;我揮一揮衣袖,不带走一片雲彩」を上手く暗唱しました。
この詩は中国近代詩人の徐志摩(1897–1931年)がケンブリッジを離れる際に書いた有名な詩です。
イギリス人の若い船頭が中国語で暗唱できていたことに本当に凄くびっくりしました。
小舟がセント・ジョンズ・カレッジを通った時、ゴシック様式のアーチ窓と石造りの屋根付きの美しい橋を見ました。
船頭さんによるとそれは1831年に建造されたため息の橋(Bridge of Sighs)で、ヴェネツィアの「ため息橋」にちなんで名づけられたそうです。
ため息の橋(Bridge of Sighs):
クレア・カレッジ橋(Clare College Bridge):
川巡りをしていた間に、川にある他の小舟も沢山見かけたので、それらの舟と川辺の景色を一緒に撮りました。
ケム川で一列になって水面を泳ぐ姿のカナダガンを見かけて、びっくりしました。
カナダガン:
船頭さんが紹介してくれた建物が多すぎて全部覚えるのが難しかったけど、それらの綺麗な建物の写真を撮りました。
数学の橋:
ケム川での川巡りは1時間ほどで終わり、小舟乗り場の直ぐ隣にあるレストランでビールを飲んでいる人を沢山見かけました。
私達は川辺で少し休んでからケンブリッジ市を離れて、北へ向かいヨーク市に行きました。