2025年8月3日午後3時、観覧船に乗りボウネス・ピア(Bowness Pier)を離れ、 レーキサイド(Lakeside)へ向かいました。
途中でウィンダーミア湖で航行していた観覧船や水上アクティビティをしていた人を沢山見かけました。
ウィンダーミア湖と湖水地方は本当に大変人気のある観光地だと思います。
ウィンダーミア湖:
観覧船が40分程でウィンダーミア湖の南端に位置するレイクサイド駅(Lakeside Station)に到着しました。
ここは観光列車「レイクサイド&ハーバースウェイト鉄道(Lakeside and Haverthwaite Railway)」の終点駅です。
この駅から蒸気機関車に乗り変えると20分程でハーバースウェイト駅に着けます。
汽車に乗れば車窓からはイングランドの静かで美しい田園風景が広がります。
終着駅のハーバースウェイト駅では機関車の方向転換の様子を見学できます。
これは鉄道ファンにとって大きな見どころの一つです。
残念ながらレイクサイド駅には昔ながらの転車台があったのですが、現在の保存鉄道の運行では使われていません。
湖水地方を訪れるなら、蒸気機関車と湖のクルーズを組み合わせた一日観光も人気がある楽しみ方の一つです。
レイクサイド駅(Lakeside Station):
でも私達は蒸気機関車の列車に乗らずにバスでリヴァプールに向かいました。
5時40分に臨海地区のピア・ヘッド(Pier Head)という旧埠頭に到着しました。
ここにスリー・グレース(三美神)と呼ばれる三つの歴史的の建造物があり、リヴァプールの世界遺産的なランドマークです。
ピア・ヘッド(Pier Head)のマップ:
一つ目の建物は1911年に完成された、ロイヤル・リヴァー・ビルディング(Royal Liver Building)です。
この建物はリヴァプールのランドマークで、頂上には街の守護神である伝説の鳥「ライヴァー・バード」の巨大な像が向かい合って飾られています。
二つ目の建物は1917年に完成された、クナード・ビルディング(Cunard Building)です。
この建物は豪華客船を運航していたクナード社の本社ビルでした。
イタリア・ルネサンス様式とギリシャ古典様式が融合した美しいデザインが特徴です。
三つ目の建物は1907年に完成された、ポート・オブ・リヴァプール・ビルディング(Port of Liverpool Building)です。
この建物はマージー・ドック・アンド・ハーバー委員会のために建てられました。
バロック・リヴァイヴァル様式で、巨大なドームが特徴です。
三美神と呼ばれる三つの歴史的の建造物:
スリー・グレースの近くに高い壮麗な塔の商船隊記念碑(Merchant Navy Memorial)を見かけました。
リヴァプールの歴史を象徴する重要な記念碑の一つで、特に第一次・第二次世界大戦で命を落とした商船隊の船員たちを追悼するために建てられました。
記念碑の隣にリヴァプール・クルーズターミナル(Liverpool Cruise Terminal)があり、大型豪華客船が停まっていました。
商船隊記念碑:
スリー・グレースの近くでも一つの有名なモニュメントを見かけました。
それはリヴァプール出身の世界的ロックバンド「ビートルズ」の4人を等身大で再現しているビートルズ像(The Beatles Statue)です。
この像は2015年に設置された比較的新しいモニュメントで、凄く大人気の撮影スポットでした。
私達が到着した時、数十人も並んでいて順番で記念写真を撮っていました。
スリー・グレースの対面に現代的な建物があり、それはマージー・フェリーズ・ターミナル(Mersey Ferries Terminal)です。
2011年に完成した非常にモダンで斬新なデザインの旅客ターミナルです。
これはリヴァプールで有名なマージー川フェリー(Mersey Ferries)の発着ターミナルです。
マージー・フェリーズ・ターミナル:
私達は50分程で散策してからピア・ヘッド(Pier Head)を離れ、町の中心部にある繁華街に行き、晩ご飯を食べました。
晩ご飯はリヴァプール町の中心部にある「ベラ・イタリア(Bella Italia)」というチェーンレストランで、本格的なイタリア料理を食べました。































