続々復活! | せーので『LOVE & PEACE ! !』

続々復活!

失敗続きだったエフェクター製作 、とにかくもう新しいのを作るよりもまずは失敗作を修理することを優先させることにして、本日ようやく“真面目に”修理作業に取り掛かりました。



ここで失敗作のおさらい。

一つ目。
ここまでまともな失敗作に仕上がるとは思ってなかったので、従来通り名前までつけてました【ARIA THE DRIVE】というオーバードライブ。
元々は初めて“ポイント・トゥ・ポイント”での製作に挑戦したものだったのだけど、見事大敗を喫したわけで、その後PtP製作を諦めてプリント基板での製作に戻したのだけど、それもまた失敗作に仕上がってしまったというもの。
ボリューム以外のツマミが効かない状態に・・・。

二つ目。
なんだか自信がなくなったので、痛イラストのデザインは後回しにして“中身”から作ることにしたオーバードライブ。
既存の某有名オーバードライブのクローンを、いつも通りにオリジナルカスタマイズ。
で、音は出るが歪み(ゲイン)のツマミが効かない状態に・・・。
一定に歪んだままというwww
一つ目の失敗作と症状が似てるのもあって、少々トラウマ的な・・・
(;´Д`)

三つ目。
またもデザインは後回しにして中身から製作。
今度は某ディストーションのクローンで、相変わらずオリジナルカスタマイズ。
こちらもまた歪みのツマミが効かないものに仕上がる・・・と。
もう完全にトラウマ
(´□`。)



というわけで、自作エフェクターに自信もなくしてたのですが、「まだだ!まだ終わらんよ!」クワトロ・バジーナ精神で諦めずに修理することから始めました。


まず、どこかどう悪いのかってのがわからないので、電子工作の知識を深めるべきなんだと思って勉強を始めてみようと思ったのだけどやっぱりめんどくさいのでそれはやめて、ネット上に掲載されている自作エフェクターの失敗談などの記事を読み漁り、そこで一つのヒントをゲットしました。

でもまずは基本的なハンダ不良やパーツの向きの間違いなど、自作初心者がよくやる間違いってやつらを何度も確認して、ちょっとでも怪しいと思った箇所はすぐにハンダ除去→つけ直しをして、色々と小さな手直しをしてみることから始めました。
やはりそれでも症状は変わらなかったので、得たヒントを元にパーツの付け替え。
よくよく考えてみると、電子工作超初心者の俺がそうそう簡単にカスタマイズして電流の定数をイジることそのものがそもそもの原因なんじゃないか?

はい、それなんです。
上記ヒントというのは、俺のFET(トランジスタ)のカスタマイズに問題があったものでした。
基板上の歪み回路を辿っていくと、8ピンのオペアンプとFETを通ってるのが見てわかるのね。
オペアンプのショートも考えられる要因だとわかってたんだけど、FETは自分で付け替えてたから、怪しむのはそこですよね、やっぱりw
何でも付け替えればいいってもんじゃないんですね、あれって・・・
(;´▽`A``
今更知ったwww

物は試しだ!とカスタマイズする前、つまりキットの正規FETに付け替えてみることにしました。

すると、バッチリ歪みのツマミが効くようになりました合格
失敗作第三弾のディストーションが見事復活!
о(ж>▽<)y ☆


なるほど、FETの種類によって三本足の効果(ゲート、ソース、ドレイン)が違ったりするのって、実は俺経験済み だったはずなのにね。
それもそうだし、やっぱりイマイチよくわかってない奴が定数あれこれイジるのがよろしくないってもんなんだよ、きっと。

でもやっぱりこのままで完成だと面白くないので、別のポイントでカスタマイズは施す懲りない奴www
オペアンプをね、いくつか試して「これいいんぢゃね?」ってやつを選びましたの
( ´艸`)

ま、とにかく、失敗作を復活させることに成功。
デザインと音についてはまた今度ww


では、この調子で他の二つもやってやろうじゃないか!と、自分がカスタマイズした“怪しい”箇所を元に戻すことに・・・w

失敗作第二弾はトーン回路の基板面のハンダが怪しかった点と、3PDTスイッチのインプット配線もハンダ付け直しをして、ダイオードを正規に戻して(←ここねw)みると、無事に復活!

ゲルマニウムダイオードにしてたんだけど、もしかしたらハンダ小手の熱でやられてたのか、はたまた今の俺には難しくてわからない電流やら電圧が合っていない代物を使っていたのか、とにかく正規のシリコンダイオードに戻してみたらちゃんと使えるエフェクターになりましたクラッカー

元々は【LOVELY FOCE ARROW】【LYRICAL OVERDRIVE】 のようにクリッピングの切り替えができるようになってるものだったんだけど、ダイオードクリッピングの一本化というカスタマイズをしてるので、そこは正規に戻さずにそのままで仕上げることにしました。
そしてまたオペアンプの載せ替え・・・とwww


そしていよいよ失敗作最後の一つ、修復に修復を重ねてきた【ARIA THE DRIVE】の手直し

元に戻すパーツの自宅在庫切れのため、修理作業続行ならず
(;・∀・)

先述の通り、元々これはPtP製作で別のオーバードライブを作るためにパーツを集めたもので、それがダメだったから今のプリント基板のキットになったんだけど、可変抵抗器はそのまま流用できるだろうって安易に思って基板と基板上のパーツしか買わなかったんですよ。
そしたら、歪みもトーンも可変抵抗器の値が違うんですよね・・・。
多分そこが問題なんだと思われて・・・(;´▽`A``
あと、さっきにもあったダイオードの件。
これもシリコンダイオードに戻したんだけど、可変抵抗器は買いに行かなきゃ自宅にはないので、残念だけど今日のところはまだ【ARIA THE DRIVE】の復活はできませんあせる

もういっそのことまた別のオーバードライブを作ろうかな?なんて考えてたりもしてますが、とりあえずこの度の一連の失敗の原因が俺自身の無知なカスタマイズにあるとよくわかったので、そこを訂正して復活させることができたのもあって、自作エフェクター製作の自信は少し戻ってきてますw

このまま可変抵抗器を正規の値に戻して復活させるのか、はたまた新たに狙ってるオーバードライブとして再々度作り直すのかは未定ですが、ちょっとホッとしてます。
きっと【ARIA THE DRIVE】は完成させることができる!・・・とねグッド!



ってなわけで、また次に時間に余裕ができたら【ARIA THE DRIVE】を仕上げたいと思います。
あと、復活した二つのエフェクターのことも書かなきゃだしねww