今日はお兄ちゃんの小学校の家庭訪問があったんです。
お兄ちゃんの学校は毎年
どこの学年の先生も
家には上がらず
お菓子はもちろん、お茶も飲まず
立ち話で帰って行く。
そういう風に聞いていました。
過去２年間も噂通りそうでした。
今日は部屋の掃除もせず
お茶菓子ももちろん用意してません。
余裕ぶっこいて
弟くんの幼稚園のお迎えに行き
少し園庭で遊ばせていたら
先に家庭訪問を済ませたママ友に遭遇。
私『あ、家庭訪問どうだった？
先生、家に入らないよね？
』友『ん？家、入ったよ
お茶菓子も食べていったよ
』なぬーーーー！！
聞いてないよーーー
速攻
まだ遊びたがる弟くんを力付くで家に連れて帰りました
そして急いで部屋の掃除
なんだよー
こういう日に限ってなんにも掃除してないよーーー
机の上とかぐちゃぐちゃ
で、掃除しながらふと思った。
先生は
キレイに片づいた部屋を見たいわけじゃないよね
お兄ちゃんがどんな家で
どんなところで勉強してるのか
それを見たいだけだよね
しかも先生若い男の人だし
部屋なんか見てないかーー
よし！ありのままの私を見てもらおう
ありのままの私？(゜∀゜)
ありゃー
お茶菓子もホントになんにもないや。
みんな一つ一つ個包装されてある
お菓子を出したって。
うちにある個包装のお菓子は
柿の種くらいだ。
これを、出すか
いや、もう出さんでええね
丸腰で戦いに挑みましょう！←
予定時刻は３時半
５分前から冷たいお茶だけコップに入れてスタンバイ。
なんだかソワソワする。
私こういう家庭訪問や個人面談
結構へっちゃらなんですけど
待ち時間が嫌いだ
予定時刻の３時半を過ぎる。
なかなか敵は現れぬ。
lineで我が家の次に回る予定のママに情報提供。
私『敵は家に入る可能性大だ
さらにお茶菓子も食べるらしい。
そして、大幅に遅刻している。
また連絡する。』
４時になっても現れず。
外は雨が強くなる。
何かあったのか。
４時１０分を過ぎた頃
迷子になったかもしれぬと
お兄ちゃんを使いに外へ出す
と、同時に
先生が走って我が家へ滑り込んできたー！
先生『ごめんなさいーー！！
』私『どーかしたんですか？
』先生『前のお宅で時間が押してしまってー！申し訳ない！』
私『あ、そうですか。
な、中、は、入ります？
』一応聞く。先生『はい！
じゃあ失礼しまーす！！(≧∇≦)』
やっぱり入りよった
何も言わずともリビングの席に着く先生。
と、同時にすかさず用意してあったお茶を差し出す私。
さすが素早いricco
先生『あついですねー！！
お茶失礼しまーす！
』なんて、元気ハツラツなんだ
話によると
すべてのお家におじゃましてお話ししてきて
さらにうちの前のお家が余りにも遠くて
急いで走ってきたそうです。
ちゃんと家の位置確認して計画立てましょうね(￣∇￣)
そりゃ疲れるし
のども渇くね
私『先生が家に上がられたの、初めてなんですよ！
』こういうこと平気で言っちゃう私
先生『そーなんですねー
せっかくですから、すべてのお家を拝見したくて
いきなりすみませーん
ありがとうございまーす
』私『私、お茶菓子も用意してなくて！
ごめんなさい！！
』先生『お菓子なんて、とんでもない！
いいんですよ！
ボクお菓子アレルギーなんで！
』なんじゃそりゃ
先生『お菓子アレルギーってお母さんに伝えてね！って子供たちに言ったら
お菓子みなさん用意しなくて済むと思って！
あはははは
』私『あ、あはははは
』この元気ハツラツ先生と話が弾んで
次のお宅へ行く時間もさらに遅くなったのは言うまでもありません
肝心のお兄ちゃんの話ですが
お兄ちゃんはいつも、先生に誉められて 全く問題ありません
お兄ちゃん、三年生になってから
小学生になって初めて
『学校たのしい！
』って言うようになって
きっとこの元気ハツラツ先生のおかげだろうなー
と思ったのでした
生徒たちもこの先生が大好きなのが
よーく分かりました
我が家をでたら
次のお宅までダッシュしていた先生の姿が忘れられません
先生との楽しいやりとりを書きたくて
こんな長くなってしまいました
読んでくださってありがとうございました
