みなさんに聞いて欲しい話があります
今朝は弟くん
幼稚園休みたい
と言いました。私も無理に行かせるつもりはなく
でもいつもの決まり文句と思って(笑)
グダグダのままとりあえず幼稚園連れて行きました。
今日はイスに加えて
温かい飲み物と毛布も持参(笑)
よしえちゃ～ん、寝るためじやないよー(笑)
そして、今日届いたばかりの
ある本を持って楽しむ準備万端で
座っていました
始業の音楽が鳴り始めて
弟くんが私に近寄ってきました。
弟「おかーさん、さむい？
事務室もさむいの？」
私「寒いよ～
」弟「おうちのそうじとか
おかいものとかいきたい？」
え！！？？
私「う、うん、いきたいよ
」弟
「じゃあ、
おうちかえっても
だいじょうぶだよ！」
私
「………」
状況がすぐに飲み込めません…
私、はなまる先生に近づいて
（はなまる先生とは主担任の先生のことです
）「せんせい、わたし、かえってもいいっていわれました…」
はなまる先生
「ねぇ！
ママ、
よく がんばったね！！！」
ここではじめて感情が復活。
自然と涙がこぼれました。
あー、何ヶ月ぶりだろう。
私、帰ってもだいじょうぶなんだ。
そっか。そっか。
すごいな息子よ。
うれしいとか
ラッキーとか
そんな言葉では表現できないこの想い。
ずっと私のブログを読んでくださってる方は
これがどれだけスゴい出来事か分かってくれますよね！
最近、私のブログを読み始めてくださった方にちょっとお話しさせてください
うちの弟くんは
昨年の夏に、病気で入院しました。
幸いその病気の中でも最短で退院もできたし
病状も軽く済みました。
不幸中の幸いとはこのことを言うと思います。
ただ、入院期間中は、夜は完全母子分離だったため
はじめて私と離れて過ごすことになった弟くん。
夜帰るときには毎晩泣き続けました。
弟くん、相当つらかったようです
見ているこちらもつらかった。
やはり、その想いを引きずったのか
夏休み明けから
弟くんは幼稚園に行かなくなりました。
私と離れることにものすごい嫌悪感を表します。
先生も弟くんの心情を一番に考えてくださり
無理に引き離すことはしませんでした。
年少さんの間は休園にしたら？とか
市の保健センターに相談したら？とか
小学校入るまでになんとかなるといいね。
のような話を園長先生ともしていて
とにかく弟くんの心に寄り添って
安心を取り戻すことからはじめよう！
と進んできました。
そのつもりでも
先の見えない不安はいつもあり
親子で葛藤の毎日でした。
ものすごい感情をぶつけて泣き叫んだ日もあったし
無理矢理あきらめようとした日もありました。
いろんなできごとに一喜一憂しながら
ここのみなさんにいつも励まされ
少しずつ感情を手放してこれました。
私一人では抱えきれなかったはず！
だから、みなさんには感謝しかありません
そんな私がようやく
イス持参で(笑)毛布持参で(笑)
読書を楽しもう
と思ったその日に
こんなことが起こったんですよ
んーーーーーーー。
執着しなくなった願いは
いざ叶った瞬間
よく状況が理解できないものなんだとわかりました
私が思ったこと。
今日、幼稚園行けて、
私がおうちに帰れたから
幸せ
なんじゃない。ってこと。
やっぱり、どうなっても
幸せ
なんだと分かったんです。
こうなったから幸せ
こうじゃなきゃ幸せじゃない
そういうものではないんですね。
弟くんの成長は今年に入って本当にめざましく
彼の姿を見て
私もたーーーくさん学ぶことがありました
！
辛い渦中にいるときは分からなかったことも
そこから一歩抜けると
やっぱり無駄なことは一つもないんだな
と思えるようなシステムなんですね(笑)
人間て(笑)
めんどくさいけど(笑)
ステキだ
これからも
幼稚園行かなかったら
切ないかもしれないし
怒るかもしれないし(笑)
それでもいいんですよね
それが私の素直な感情なんだもの
一喜一憂しながら
またゆっくりやっていこう
今日はごほうびに
イチゴをたくさん買ってきてあげました
喜ぶ顔が早く見たいです
そろそろお迎えの時間です
今日は忘れられない記念日になりそうです
長いブログ読んでくださり
ありがとうございました