My World of 3chord ~The C~

 

不埒くんが旗艦ちゃんに告白する瞬間までの葛藤と決意をなぞった曲 です。

オシャレなピアノとうねうね動くベースが印象的な一曲。

不埒くんの感情がつらつらと語られ、最後は直球の告白で締められます。

 

この曲のポイントはなんといっても「キャンバス」。そこに異論はありません。

ただ、それに次いで重要な要素が「直線と曲線」だと思います。

回りくどいことをどれほど重ねても恋は実らない。直球一本で勝負せぃ。

そういうメッセージが込められているように思います。

では、そろそろ。

 

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>What to do What do What do

わっどぅ~ どぅ~わっどぅわっどぅ~♪

雑に訳すと「ああどうしよう、どうしたらいいだろう。」

不埒くんがなにかに右往左往していますね。

 

>What do Be my be my baby

ここでWhat do~は「~してはどうだろう」、be my babyは「俺の女になれ」、あたりで解釈しましょうかね。

となると、「What do be my baby」からは「僕とつきあって」をストレートに伝えられない不埒くんのナヨナヨした感じ。曲線的で、弱い。そんな印象を受けます。

 

>不埒なCANVASに 気がついたら描いてる

"不埒"と聞くとちょっといやらしい感じがありますが、今回はどういう意味なんでしょう。

本来の意味に立ち返って、「埒があかない」としてみましょうか。

不埒なCANVASとは「埒が明かないキャンバス」、つまり「いつまでも完成形が見えない、不埒くんの未来予想図」となりませんか?

 

ちょっと前提確認。

不埒くんは印象ちゃんと美術室にいたことや、不埒なCANVASにいくつかの美術用語が出てくることから、美術部員であると推定されます。

一般の人にとって、"キャンバスに描く"は"心の中で思い浮かべる"程度でしょう。

しかし不埒くんは美術部員。

文字通り、目の前に実在するキャンバスに絵を描いているのかもしれません。

真相やいかに。

 

はい、戻って。

「描いてる」はダブルミーニング。

一般人のように「心の中で思い浮かべる」こともしつつ、美術部員の不埒くんは「実際に絵を描いている」。その双方が行われているのでしょう。

 

ここでまたストップ。

不埒くんのそばには印象ちゃんがいます。

旗艦ちゃんの顔やくちびるを直接描いてしまったら、印象ちゃんはどう思う?

3人は仲良しグループ。いくら不埒くんが印象ちゃんをなんとも思ってないとはいえ、そんなひどいことはしませんよね。

実際のキャンバスに何かを描いてはいるけど、それは旗艦ちゃんそのものではなく、おそらく旗艦ちゃんを示す何かなんでしょう。

「君の顔やくちびる」はあくまで、不埒くんが心の中で好きな人を思い浮かべているなかで描かれただけ。

そう解釈しています。

 

>つきあえたなら どうかなって

この「どうかなって」も悩ましいですね。

「どうか/なって:変になってしまう」なのか、「どう/かなって:どうでしょうか?なんちゃって」なのか。

でも「付き合うことができたらどうでしょうか?...なーんちゃって」というのはちょっと変。

となると「君と付き合うことができたら、嬉しくて変になっちゃうよ」ですね。

あくまで仮定の段階。軽めの絵空事、なレベル感。

ここに、不埒くんの「告白してもOKしてもらえるかわからない」という自信のなさが現れていますね。

 

>半分は廃墟だ ガラス細工 高いビル

ここはどう受け取るべきか迷いますね。
ガラス細工はとても綺麗だけど、曲線的。

曲線的に生きることは、見た目は綺麗だけど中身が伴わず、脆い。

高いビルは長い直線で構成されているけど、半分は廃墟。

直線的に生きることは潔いけど、半分はマイナスイメージ。絶対の自信がない。

 

不埒くんが、旗艦ちゃんにどう告白するかを考えているのかもしれませんね。

曲線的に生きる。それはもしかすると「告白しない」選択かも。

いつか壊れるかもしれない。けど、いまは外見だけ取り繕ってでも、そのキラキラを尊重したい。

直線的に生きる。それは「告白する」選択。

潔いけど、失敗する確率が半分くらいある。

 

さて、どうしよう。

 

>隙間を突き抜ける飛行機雲が かっこいいな

はい来ました飛行機雲。ここテストに出ますよ。
飛行機雲。2本が対になって、どこまでも平行な"直線"を象りますね。
え?曲芸飛行?いまはその話は置いといてね。
 
飛行機雲。直線の象徴。
曲線なガラス細工と、直線な高いビルの隙間を、きれいな直線ですーっと通っていくわけです。
そしてそれが "かっこいい" と。
自分はこうあるべきだ、と。
この光景こそ、不埒くんが最後の言葉を発する決意を固めた一番のきっかけだったんじゃないでしょうか。
 
>ぼんやりすわっていたメリーゴーラウンド
 何度も同じ場所だけをまわってた
メリーゴーラウンド。ぐるぐる回る。曲線のひとつですね。
告白する決心ができなくて、何度もあーだこーだ堂々巡りしてるんだろうな。
曲線は不埒くんの迷い、不安、恐れ、そうした負の感情の代名詞ですね。
 
>シュっとして 真剣になって もっとなんか変えてゆきたいんだ
とんでもなく漠然としてるなおい!青春らしくていめっちゃいい!!
 
>僕は ちっぽけなことで悩んでたねって 笑い飛ばして
いまの不埒くんにとって、直線で生きることはめちゃめちゃでかい一大決心。
でもその決断は、しばらく時が経ったらなんでもない些細なことに違いない。
それはわかってるつもりなんだけど、やっぱりいまは一大決心なんだよ~!
と、まだぐるぐる回るところから抜け出しきれていないようです。
もうちょっとだ、頑張れ。
 
>勇気だして ぶつかってみる 1回くらいの告白で
 世界が塗りかわるとは思わないけど 始めなくちゃ
その調子だ!当たって砕ければいいんだ!
だから...覚悟を決めて...告白...勇気...
・・・な余韻が「始めなくちゃ」に籠もってますね。
 
おいちょっと待て。
「世界が塗りかわるとは思わないけど」だって?
印象ちゃんの「世界はやがて優しい色に染まる」んだよ?
恋ひとつで世界は塗り替わるんだよ??
印象ちゃんの儚さを増長させる対比を持ってきますねぇ...
 
>下心のCANVASにある 絶対見せらんない空中庭園
こちらのキャンバスは妄想だけの存在かな。
思春期ならではの、性的な欲望を含んだ妄想。
好きな女の子がいる。もし付き合えたら。その先。
デートして。2人きりの時間が来て。まぐわひ。
そんな妄想が膨らんでいるのでしょう。とても他人には見せられませんね。
このあたり、不埒くんの幼さを逆説的に示している感じもあります。
 
>なぜか君はいつも 真っ赤なトートバッグを持ってる
出ました真っ赤なトートバッグ。旗艦ちゃんを暗喩するキーアイテムです。
旗艦ちゃんのお気に入りのバッグで、常に持ち歩いているだけなのかもしれませんが、旗艦ちゃんと赤いトートバッグを強く結びつける一節です。
 
ちなみに私としては「不埒くんの前でだけ使う勝負アイテム」に仕立てたい気持ちがあるのですが、どこにもそんな描写はないし、むしろ逆。
躍るFLAGSHIPで、旗艦ちゃんは不埒くんに告白されるまで、不埒くんじゃない別のひとのことを考えていたと明言してますので。
対不埒くんに勝負アイテムを持ち込む必要性がない。
フリーダム深読みは出番なし。残念。
 
>素足の爪が艶めかしくて アジサイの方へと目をそらした
 むせかえるほどに きついサイダーを 飲みほし空を仰いだ
不埒くん、めっちゃ目ぇ背けるやん。。。
「艶めかしい」は下心のCANVASが顔を覗かせてますね。キャーえっち!!!
素足、アジサイ、サイダー、空と、夏を想起させる単語が密集してます。
この連打で、不埒なCANVASの季節が夏であると断言できるでしょう。
また、好きな女の子の夏の装いは、幼い不埒くんには刺激が強すぎるんでしょうね。
下を向いたら素足の爪。学校では靴下を履いているだろうから、普段とは違う"君"が下心をくすぐってしまう。
むせかるほどにきついサイダー。刺激の強さを物語っています。
空を仰いだのは、その刺激をなんとか乗り越えようとした結果でしょう。いい。
 
ちなみに私は無地黒ニーソックス。次点で60デニールくらいのやや薄ストッキング。素足はその次くらいかな。
なに挟んでんのって?やだなぁ私の下心のCANV
 
>曲線だらけで モノクロの世界
まっすぐ行くと決意できないようです。曲線だらけ。
さっきはガラス細工でキラキラしてたのに、今度は違うみたい。
本当はモノクロの世界。白と黒だけ。彩のない寂しい世界だそうですね。
 
>水彩画みたいな雫で 君は無意識に色をつけていく
ほら!ほら!!!
さっき「世界が塗りかわるとは思わないけど」って言ってたよね?
「君は無意識に」、つまり旗艦ちゃんがそこに存在するだけで、モノクロに閉ざされてた不埒くんの世界が彩られていってるんですよ!!!
印象ちゃんと同じ世界をが見えたね。よかったね不埒くん。
 
>嘘ついて 諦めたって 心臓の音 誤魔化せないんだ
自分の気持ちに嘘はつけない。まっすぐ行くしかない。
どんどん "直線で行くぞ" に寄ってってますね。
 
>今は肖像画さえも 残せやしないこの惑星で
惑星。とうとうそこまできたか。
これは不埒くんの「不埒なCANVAS」の最終形態、曲線の最大の象徴ではないかと。
 
ひとつは「惑星=地球=現実世界」説。
肖像画は基本的に美術室で作り出される。
不埒くんは美術室で印象ちゃんと2人きりになることもあります。
不埒くんが肖像画を描くならまず旗艦ちゃんが筆頭でしょう。
でも印象ちゃんがいる手前、それはできない。
肩身が狭い。
こんな惑星は生きづらい。
 
でも、不埒くんは旗艦ちゃん以外のことを考える余裕はそんなにないと思われます。旗艦ちゃんに告白するために、まっすぐにならなきゃ、決心しなきゃ、それでいっぱいいっぱいですからね。
 
もうひとつは「惑星=不埒くんの心の世界=不埒なCANVAS」。
完成図の見えない不埒くんの未来予想図。
でもこれは次で巻き取れるのでパスしましょう。
 
となると最後は「惑星=曲線の最大の象徴」。
ぐるぐる生きてきた不埒くん、とうとう巨大な惑星になってしまいました。
「不埒なCANVAS」と「下心のCANVAS」を含め、不埒くんの心の世界全体を「惑星」と総括したのではないでしょうか。
好きの気持ちが強くなりすぎて、誤魔化せないくらい強くなりすぎて、もうまともに顔も描けないくらい強くなりすぎた。
もう限界。決める。
巨大すぎる曲線に立ち向かうために、僕は研ぎ澄まされた直線になる。
そんな雰囲気すら感じ取れます。
 
>つきあってみないか僕と
 つきあったらどうだろう
英語でぼやかしてたのに、ようやんく日本語で言えましたね。
でもまだ曲線。なんで不埒くんのほうが上から目線な言い方なんだ?
惑星はデカい。
 
>そんなんじゃ伝わらないな まっすぐに言う つきあってくれ
はい。終わり。
人生最大の決意ですよ。腹括って、惑星すらぶった斬るド直球ですよ。よくやった。
清々しいほどの直球にこっちの心までスカっとしますね。
 
>自信がもてなくて ぐるぐるぐるぐるぐると迷っていた
さっきいけたやん!その調子やその調子!
鏡でトレーニングできたでしょ?あとは当たって砕けるだけだ!!!
と、ついつい不埒くんを応援してしまいますね。
 
>シュッとして... 笑い飛ばして
激動のギターソロを終え、心臓の鼓動を示すかのような4つ打ちバスドラム。
1番と同じ漠然とした歌詞ですが、伴奏を止めることで「いよいよ覚悟を決めた」感が出ています。

今しかない。やるっきゃない。まっすぐ。

静かに覚悟を決め、ラスサビ後半へとつなげます。
 
>勇気だして... 始めなくちゃ
ここも1番と同じ歌詞ですが、決意が固まって勢いが増している感じがしますね。
1番では惑星の範疇だったのが、ここでは飛行機雲のような潔さがあります。
 
>君が好きだよ この惑星で
いただきました最高に潔い言葉!!!
・・・あれ?惑星ってことはまだ曲線世界のなか?
この惑星は曲線の代名詞ではなく、「世界を超越する存在としての地球」の意味かなと思います。
惑星って出てきたのに世界一じゃちょっとちっぽけな感じがする。
宇宙一までいくと、いくらなんでもCANVASから飛躍しすぎ。
そんなところで、世界一好き、を惑星一好き、と言い換えたものだろうと思います。
 
>What to do What do What do
と思ったらまたどぅわどぅわ♪してるよこの子、大丈夫かな?
ええ、大丈夫でしょう。このどぅわどぅわはきっと、バッチリ覚悟を決めて旗艦ちゃんと正対したときの、不埒くんの高揚感の現れでしょう。
 
>僕とつきあって
言えた!言えたじゃん!!!直球ど真ん中の言葉!!!!!
ボーカル以外がすっ...と消え、直球の告白が心にストンと響く感じが最高ですね。
 
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ここまで。
時折印象ちゃんに触れてますが、不埒くんにそんな余裕はなかった説は濃厚です。
印象ちゃんと不埒くんはどちらも「好きな人に一途」で、そこ以外には目もくれない幼さが残っています。
一方の旗艦ちゃん。3人の関係に触れたり、昔の恋を思い起こしたり、2人より大人びています。
 
まあそんなこんなで、不埒くんはやりきりました。
シュッとして、真剣で、最高に直線的な告白の言葉を伝えることができました。
さて、旗艦ちゃんの反応やいかに?
 
つづきは躍るFLAGSHIPで。
 
【総括】

My World of 3chord ~before C~

 

印象ちゃんが不埒くんに対して抱く恋心を綴った曲です。

いきなり一番の問題曲です。

 

単体なら青春の恋心を描いたとてもきれいな曲。

この恋はどうなるのかな。その行方を見守りたい。そんな気持ちになりますね。

なのに、イケナイと組み合わさった瞬間、成就しなかった恋を綴る曲になる。

儚い、儚い。嗚呼、現世とはこれ儚きかな。

 

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>あなたの隣 心の中に絵具が落ちたら

>二人きりの美術室の

印象ちゃんと不埒くんが2人きりで美術室にいる光景がすっと目に浮かびますね。

 

>世界はやがて 優しい色に染まる

不埒くんの隣にいると世界が優しさに包まれる、と。

淡い恋心がとても甘酸っぱい。

にしても印象ちゃんベタ惚れですね。いいなぁ尊い。

 

>絵画みたいな陽だまり

美術室は実際に、陽だまりの優しい色に染まってるんですね。

優しい光景が目に浮かびます。

 

・・・とちょっとタンマ。

「優しい色に染まる」というと、個人的には夕焼けのオレンジを想像するのですが、それは2番。

1番は「昼下がり」「陽だまり」と、正午過ぎの直射日光ギンギンの時間帯です。

 

印象には季語がなく、明確にいつの歌かはわかりません。

ただ、次に続く不埒なCANVASが6月ごろの話であり、印象と不埒は時間的にそう大きく離れないだろうという予想から、ゴールデンウィークが明けて久しぶりに登校する5月中旬~6月まで、ではないかと考えます。

ゴールデンウィークは友達でさえ恋しくなる時期なのに、再会するのが好きな人ならその喜びは格別。

そんな時期に美術室でふたりきりなんて、ずっとドキドキが止まりませんよね。

そりゃ恋心もより大きくなっちゃいますよ。

 

5月のちょっと暑さが増してきた昼下がりなんてなんのその。

それほどに、印象ちゃんが不埒くんを想っていることが窺えます。

 

 

 

でも。

 

>絵空事みたいな願いがもしも叶うなら 今だけ手を繋いで

好きな人と手をつなぎたい。青春ですね。好き。

・・・ですが、手をつなぐことを「絵空事みたいな願い」って言っちゃうんです。

絵空事。現実より誇張したり嘘ついたり、ありもしないこと。

印象ちゃんにとって、不埒くんと手をつなぐことは「絵空事」と表現するほどに非現実的なイベントなんです。

不埒なCANVASからも察せられますが、不埒くんが印象ちゃんに対して、異性としての特別な感情を """一切""" 持っていないこと、印象ちゃんはそれを十分理解しつつも、好きの気持ちを抑えきれない。そんなあれこれが感じ取れます。なんて切ない。

 

>赤、青、黄色、白

不埒くんのテーマカラーは青。

旗艦ちゃんのキーアイテムは赤。

2番の夕焼けなどから、印象ちゃんは黄色。

ほかの曲でそういうカラーづけがされますが、印象時点の印象ちゃんはその視点はないでしょう。単純に美術部員として色の三原色を挙げたんでしょうね。

でも、なんかこの並びにも意図があるように思えてしまう。

左向き矢印を加えると 赤←青←黄色(←白) 。好意の方向ですね。

白は完全に仲間外れなわけですが、これは"黄色に染まる前の印象ちゃん"なんじゃないかと。

もともと色を持たなかった(白かった)印象ちゃんが、不埒くんと出会って黄色く染まっていく。

青への思いは強まるけど、その矢印が右向きになることはない。

 

でも、仮に右向きになったら、青→黄→白。

女性+白というとウェディングドレスが連想されますが、これは印象ちゃんの理想だったのかもしれませんね。

赤、青、黄を色ではなく光と捉えてみましょう。

"

赤い旗艦ちゃんは青い不埒くんが好き。

だけど不埒くんは黄色の印象ちゃんと付き合った。

赤を取り入れた黄色は白に変わる。

旗艦ちゃんとの「たたかい」に打ち勝って、ウェディングドレスを着るわたし。

ハッピーエンド。

"

 

ですが、これはさすがに穿ちすぎでしょう。

6曲を通して、印象ちゃんと不埒くんはほとんど自分のことしか言及しません。旗艦ちゃんは自分以外にも触れてるけど。

その視点と、印象時点の印象ちゃんには、それぞれの登場人物への色付けはまだ行われていないであろうことから、この「赤、青、黄色、白」は単純に色の三原色を並べたもの。

あとは昼下がり、陽だまりから白色を持ってきた、といったところでしょうか。

 

>知りたいよあなたの色彩をすべて

>笑顔の温かさ 透明な涙 隠し持った弱さも全部

不埒くんは何色なの?

表面的な笑顔じゃない、温もり。

感情を曝け出す、涙。

強いあなたがいつも隠す、弱い面。

私に教えて?見せて??弱いあなたを知りたいの。って。

印象ちゃんの、そういう嘆きに近い訴えかけがみてとれます。

不埒くん、印象ちゃんには「温かい笑顔」も「涙」も「弱さ」も、なにも見せてないんですね。

ここからも、不埒くん→印象ちゃんは友達止まりの関係でしかないと察することができます。印象ちゃん...うっ...

 

"透明"な涙、っていうのはどうなんでしょうね。

不埒くんが印象ちゃんに見せる涙は、いつも色で取り繕われている。

どうか、ありのままの不埒くんの涙を見せて・・・

という印象ちゃんの願いでしょうか。つらい...

 

>橙、藍、緑、紫の彩り

先述の通り、色に深い意味はないでしょう。

印象ちゃんが不埒くんと二人きりで美術室にいる、その嬉しさから、世界がとてもカラフルに彩られている。

それを示す以上の意味はないでしょう。

 

ちなみに色ベースで考えると、橙→赤+黄、藍→青+黒、緑→青+黄、紫→赤+青となりますね。

何はともあれ、「3人は仲良しの友達」というベースはあるので、橙、緑、紫は3人がどんな組み合わせになってもOKな、本当に仲のいい関係だったといえるでしょう。

 

問題は藍色。青=不埒くんに黒を足さないといけません。

黒色をつくるには赤・青・黃をめぜんぶいっぱい絞り出さないといけません。

なぜここで藍色が出てきたんでしょうね。

私にはどことも繋げられなかったです。

深い意味があるのか、なんもないのか。有識者求む。

 

>確かめるように あなたのこと、描くよ

確かめるように、です。

"あなた"は当然、同室にいる不埒くんですね。

目の前にいるのに「確かめるように」?

目の前に大好きな人がいる幸せが現実のものだと噛み締めているのか、それとも。

不埒くんとの関係が友達以上に進展する見込みがなくて、不埒くんがどんな存在なのかを再確認しているのか。

難しいところです。

 

>"鮮やかな夕焼けに 世界がみんな 
 塗りつぶされてしまったみたいに 朱く染まるから
 あと少しだけ あなたの近くまで――"
夕焼けが世界を塗りつぶす。
そのきっかけがなければ、印象ちゃんは不埒くんの近くに寄ることもままならない...
これが「印象ちゃんが、近づくことすら勇気がいるほどに不埒くんを好き」なのか、「不埒くんが印象ちゃんと一定の距離を置いているから、せめて夕焼けが距離を塗りつぶして同化してくれたのをきっかけに近づきたい」のか。
前者なら甘酸っぱい恋なのですが、後者ならつらくかなしい物語ですね。
 
>黄昏の街 切なくなって あなたを思い出した
黄昏の街を見て切なくなって、不埒くんを思い出した!?
印象ちゃん、不埒くんに対して一体どんな感情を持ってるのか。
好き!好き!という前向きな感情なら、黄昏なんて切ない光景から好きな人を思い浮かべないでしょう。それこそ1番の明るい昼下がりとかのが似合う。
印象ちゃん、「私は不埒くんが好き。だけど不埒くんは私に気がない。そればかりか、私以外の誰かを想っている」まで読み切って切なくなってないかこれ?!
 
>伝えたくなったんだ
「なった」止まり。実際には伝えられてない。
きっと答えは「NO」だろう、そういう嫌な確信があったんでしょう。切ない。
 
>あなたとわたしは きっと全部わかりあえなくて
 それでも分かちあいたくて 触れようと手を伸ばして
印象ちゃんと不埒くんはほんとに反りが合わないようですね。
印象ちゃんは不埒くんがこんなにも好きなのに。
不埒くんに寄り添おう、不埒くんに振り向いてもらおうと手を伸ばすのに。
つらい...
 
>好きな物や事 小さな秘密 あなたに恋してることも
印象ちゃんは不埒くんに、自分について少しでも知ってほしい。
貴方に恋してる人間がここにいるんだよ、と。
 
"小さな秘密"と表現するのはなんだろう。
秘密は「あなたに恋してる」ことだと思うんだけど、それは小さいのか?
印象ちゃんは全身で恋してるけど、不埒くんにとっては小さいことだよね。
こんなちっぽけな秘密、貴方には些細なことだよね。
ってなんか自暴自棄な感じなの・・・?やめて・・・?
「不埒くんがサイダー好きなの知ってるよ、きのうそこに置いといたの私だよ」くらいのふんわりした秘密であってくれ・・・
 
>あなたのこと、描くよ
どれだけ頑張っても振り向いてくれないから、わたしはわたしの思うようにあなたを描くね。といったところか。
実際には「伝えたくなったんだ」「手を伸ばして」と、自分で完結してしまっている。相手からの行動につながっていない。
あと一歩踏み込んで、手をつなぐ。伝える。そこまで行ってたら何かしらが返ってきたかもしれませんね。
でも、そのちっぽけな勇気も出せないのが青春。
甘酸っぱくて、切なくて、とーってもいい。
 
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ここまで。
書き連ねた妄想では印象ちゃんヤンデレ手前までいっちゃってますが、そんなことはないと思いますよ。(苦笑)
筆...というか指がノって妄想が爆発して、だんだん脱線度合いがひどなった。
 
思いを寄せてるのに振り向いてもらえない。でもどうしようもなく好き。
そのレベル感の、青春の淡い恋を歌った曲だと思います、と最後に弁解だけ。
 
【総括】

何周遅れかわかりませんが、つい先日3chordシリーズにドハマりしました。

普段歌詞そっちのけでドラムばっか聴くけしからん人間なのですが、不埒なCANVASの編曲にチャレンジするにあたり、「曲の世界観を知るために歌詞を読まなきゃね」となったのが運の尽き(?)

只野菜摘さんの世界観に両足むんずと掴まれて一瞬で3chord沼に突き落とされました。とてもとてもよいものをありがとう。

 

さて、せっかくぐるぐるぐるぐる考えたことを脳内のCANVASで留めてしまって、そのまま雲散霧消するのはもったいないので、ここに書き散らしておきます。

 

これから綴る内容は私の妄想であり、公式見解とは異なるかもしれません。「そんなん公式が勝手に言ってるだけやん」なスタンスで妄想を爆発させ、深読み・誤解・暴走なんでもござれ状態です。優しい目で見守ってあげてください。

 

さて、前置きはこのあたりにして。

そろそろ "My World of 3chord" にご招待しましょう。

 

 

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【対象】

・THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord for the Pops!(2019.11.13)

 不埒なCANVAS

  作詞:只野菜摘 / 作曲・編曲:烏屋茶房

  歌:輿水幸子、塩見周子、相葉夕美

 印象

  作詞:烏屋茶房 / 作曲・編曲:篠崎あやと

  歌:浜口あやめ、白菊ほたる、三船美優

・THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord for the Dance!(2020.02.19)

 躍るFLAGSHIP

  作詞:只野菜摘 / 作曲・編曲:BNSI(ミフメイ)

  歌:小日向美穂、佐藤心、北条加蓮

 Athanasia

  作詞・作曲・編曲:DJ'TEKINA//SOMETHING a.k.a ゆよゆっぺ

  歌:ナターリア、小早川紗枝、白坂小梅

・THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 3chord for the Rock!(2020.07.01)

 イケナイGO AHEAD

  作詞:只野菜摘 / 作曲・編曲:やいり

  歌:櫻井桃華、橘ありす、村上巴

 Driving My Way

  作詞:AJURIKA / 作曲:山本真央樹 / 編曲:山本真央樹、小栢伸五

  歌:黒埼ちとせ、松永涼、木村夏樹

 

【前提】

登場人物はそれぞれ「印象ちゃん」「不埒くん」「旗艦ちゃん」とする。

 

【自己紹介】

印象ちゃん:不埒くんが好き。美術部員。のちに歌の道に進む。

不埒くん:旗艦ちゃんが好き。美術部員。旗艦ちゃんに告白し、成功する。

旗艦ちゃん:強い人が好きだった。所属部不明。不埒くんと付き合う。

 

【時系列】

印象

印象ちゃんが不埒くんに対して抱く恋心を綴った曲

 ↓

不埒なCANVAS

不埒くんが旗艦ちゃんに告白する瞬間までの葛藤と決意をなぞった曲

 ↓

躍るFLAGSHIP

不埒くんからの告白を受けて、旗艦ちゃんが驚き、平静を取り戻すまでを描いた曲

 ↓

Driving My Way

不埒くんに返事をするため、旗艦ちゃんが自分を省みる曲

 ↓

イケナイGO AHEAD

印象ちゃんが不埒くんと旗艦ちゃんの恋が成立したことを察し、

自分の失恋と立ち位置を言い聞かせる曲

 ↓ 学校卒業~数十年後まで幅ありすぎていつかわからん

Athanasia

印象ちゃんが、歌の聞き手に対し、失恋も美しい思い出になるんだよと語りかける曲

 

 

P.S.

2022/01/19の THE IDOLM@STER MUSIC ON THE RADIO #171で只野さんから語られた内容が知りたい...

さて、出雲市駅。
久しぶりWE銀河!7時間ぶりくらいかなぁ?(^^)
復路は6号車、グリーン個室「プレミアルーム」です。
 
帰路のおもてなし停車は根雨駅から。
ゆったりやくもとの離合、銀河専用の停止目標、チョークアート、特製イーゼル。
いいですねぇ。
 
根雨駅出発後、夕食のお弁当を受け取り。
クシェットでよく寝れなかったこともあり、お疲れの母がずっと夢の中だったので受け取りだけ済ませて個室でまったりしていまいた。
起きたので弁当タイム。一文字家の「銀河一番星弁当」。
肉、蟹、野菜、いろんなお味が堪能できました。おいしい!
 
最後のおもてなし停車は備中高梁駅。
備中高梁市長直々においでになってご挨拶いただいた...のですが、失礼なワタクシめは隣の日本酒試飲にかまけておりました。ごめんなさい。
日本酒も甘口寄りで、わたしの舌にはあまり合わず...なんも買わずごめんなさい。いや待て銀河グッズは買ったからゆるしてくだし。
くるみボタン体験も参加、きれいにできました!
 
さて、おもてなしの道中に見つけた、と~~~っても気になる表示。
アッ!アカン!確実に並ぶ!!!両列車が!!!
 
あいさついただいた市長はじめ、おもてなし部隊の皆様もホームへいらっしゃり、雨降りしきる中サンライズ出雲とWEST EXPRESS銀河の並びをご覧になっていました。
くぅ~~~!!!かっけぇ!!!
長距離列車っていいですよね。
もう少し早く生まれて、ブルトレ牽引機の並びとかを撮りまくりたい人生だった。
 
WE銀河、ナイトシーンもかっこええ。
 
あとはWE銀河に戻り、夜食のお弁当だけ受け取って個室でまったりスヤァ...
寝心地は及第点。往路と違ってモーターがないので音はじゅうぶんに許容できる。
揺れはやはり気になるところでしたが、中間車の「前後から押される+自分で動き出す」の多様な揺れではなく、先頭車の"うしろから押される"揺れ"しかなくて、じゅうぶんに寝れました。やっぱグリーン車は付随車に限る。
 
リッチな夜を過ごした後は05:00ごろに目覚め、朝食用にとっておいた夜食のお弁当をいただきます。
最後はカフェ麦のもち麦弁当。素朴な味わいが堪能できました。
おいしかったけど、ちょっと酸味系のおかずが多かったかな。
 
そうこうするうちに神戸、三ノ宮、大阪と、見慣れた駅名が近づいてきます。
たのしい旅も終わりかぁ...
というわけでWelcome back to Kyoto!
たのしい2日間をありがとう、WEST EXPRESS銀河。
 
長距離鉄道旅自体が久しぶりだったので、とても新鮮でした。
余裕があるうちにいろいろやっとかにゃ損ですね。
 
次はどこに行こうかなぁ...
WEST EXPRESS銀河旅2日目、5/13編その1です。
5/12編はこちら。

 

モハ車の寝づらさに苦しみつつ迎えた5/13。

まずは伯備線生山駅にておもてなし停車。

トマトジュースの販売や記念撮影で小休止。

 

改札奥に車両がチラっと見えるの、好き。

 

続いて米子駅でもおもてなし停車。

物販は取りやめだそうで残念でしたが、缶バッジなどの記念品をいただきました。

ホームにチョークでらくがき、こういうのいいよね。

 

同時に朝ごはんのお弁当も配布開始。

4号車「遊星」でいただきました。

米吾の銀河特製弁当。いろんな味が楽しめました♪

 

昼食中に381系やくもと離合。

国鉄色、やっぱ最高ですね...シンプルなのにめっっっちゃかっけぇ。

 

そしてこれは...!!!

WEST EXPRESS銀河とサンライズ出雲の並び、こんなに心躍ることありますか?

米子はもちろん出雲市でも時間が合わなさそうなのでサンライズの撮影は諦めていましたが、実は帰路に...!?

 

安来駅、松江駅、玉造温泉駅を経て、終点の出雲市駅に到着。

あいにくの雨模様ですが、やはり特別な車体色はそそりますね!

WE銀河とはしばしお別れです。

 

銀河パスポートでエコバッグをもらい、今回は使うアテのない一畑電車の一日フリーきっぷを引き換え、レンタカーに。
車種はDAIHATSUのトールでした。
現代のAT車はさすがに古臭いMT教習車とは操作感がちゃいますね。おっかなびっくりな運転でした笑
 
時間もそんなに余裕ないので、ささっと出雲大社に直行。
当初から「出雲大社→道の駅→銭湯→島根ワイナリー」のいけるとこだけ、の予定で、出雲市駅から出雲大社までけっこう時間かかったので「出雲大社でゆったり→道の駅でゆったり」に落ち着きました。
出雲大社前の出雲えにしにて出雲そば おにぎりセット。
まえ出雲市駅前で食べたときはつゆが薄くてうーんってなったのですが、こちらはよき!太めのお蕎麦が食べごたえありました。
あとちくわと思って食べた「あご野焼」、旨味がぎゅっと詰まって美味~。
宍道湖しじみのお味噌汁もよかった。当たりのお店。Good.
 
人生3度めの出雲大社。そろそろワタクシにもご縁を...(;;)
 
お詣りを終えたらおみやげ三昧。そして道の駅キララ多伎へ。
あいにくの空模様で日本海もどんよりでしたが、たくさんのおみやげをGet.
ゆとりをもって無事出雲市駅へ戻りました。
 
5/13編その2へつづく。