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湘南きものスタイル 和ごごろ豊かな楽しみ方

湘南できもの着付け教室と「便利でエコな風呂敷活用術」の講座を開催しています。このブログではきもののことや心豊に過ごせる工夫などを伝えていきます。

幸せな暮らし研究会・湘南きものスタイル

です。

 

冬なのに浴衣?

 

 

ここ2週間くらいですが、

古い浴衣を着て寝ています。

 

私が中学3年生の時に

友人のご両親が営む呉服屋さんで誂えてもらった

30年越えの浴衣です。

 

さすがに裄は若干短いですが、

身幅がちょうどいいってどうなんだろうか・・・

 

15歳の私はとてもぽっちゃりだったんですね(笑)

 

 

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さてここからは、

 

浴衣を着て寝た感想と

浴衣を着た時のポイントなどお話しさせていただきます。

 

浴衣で寝ると気持ちがいいということが伝わると嬉しいです。

 

 

浴衣を着て寝た感想

・お腹が温かい

・意外に着崩れない

・体が楽

・包まれた感じが癒された感じ

・深い眠りにつけた

 

 

結構冷え性な私ですが、

着ている間はお腹周りがポカポカ温かく感じます。

腹巻のかわりにタオルをしっかりと浴衣と体の間に入れているおかげかな。

 

気持ちいいのは何故なのでしょうか。

きものを着る民族だったから、DNAが喜ぶのかな、

潜在意識が覚えているのかな

なんて勝手に思っています。

体を包む構造の衣装にも何か秘密があるのでしょうか。

 

「気持ちがいい」

そんなわけで、眠りがとても深くなりました。

いつもなら朝までにトイレに二回も起きていましたが

今は朝5時くらいまでずっと寝れています。

 

 

紐の位置は割と高めにおいています。

昼間の着付けとは締め方も違いかなりゆるゆるですが

浴衣の素材が綿ということもあって着崩れはしていません。

紐1本、伊達締め(博多織)1本だけ使用しています。

 

 

以上が感想になります。

 

まとめると

 

寝るための着物の着方をしていますので

しっかり着るが紐はゆるゆる

体に負担がかからない

体温が上がり

深い眠りにつくことができた

睡眠の質があがった

着崩れることもなかった

 

 

 

そしてポイントです。

 

<肌襦袢、裾除け>

綿100%素材をお勧めします。

 

裾除けのつける位置は

ウエストよりも高めにつけます。

開いた裾除けに寄りかかって

抑えてもらっている感じがする部分があるのですが、

そこを見つけてしっかりと体を包みますが紐はゆるめに結びます。

肌襦袢は襟を抜かずにしっかりと胸を深く包みます。

 

<タオルを巻く>腹巻のかわり

フェイスタオル2本をそれぞれ開いて

40センチくらい重ねて横長に半分に折ります。

 

重なった部分を背中側にします。

ウエストくらいの位置に置きます。

左右片方ずつタオルを前に持って行きお腹を包みます。

(片方のタオルのを開いてもう一方のタオルを入れ込むと

紐無しでも落ちてきません)

 

<浴衣を着る>

下前は床と平行のまま体に入れ込み、上前もあげずに裾決めします。

腰紐の位置は高めに。タオルの位置くらいでゆるくて大丈夫です。

おはしょりをしっかり下ろして

上見頃は胸でしっかりと交差させます。

 

襟を抜かなくて良いです。

襟の交差は深めが良いです。

喉のあたりを温めたい時は、

私は長めのダブルガーゼを折って

半衿のように使いっています。

 

胸の前で左右交差したら、アンダーバストくらいの位置で

伊達締めをしっかりと結びます。

しっかりとギュッと結ぶのニュアンスは伝わりにくいですが、

きつくない、苦しくなくしっかり結ぶ的な感じです。

 

帯は使用しません。寝巻きですから。

 

 

腕がスースーするならヒートテックを着たり

靴下を履いて寝ます。

 

 

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そもそもなぜ浴衣を着て寝だしたか。

友達が浴衣で寝ていると聞いたのです。

 

 

浴衣で寝るといいよって聞いて、

最初は浴衣で寝ることに抵抗感がありましたが

良いか悪いかやってみないとわからないので

やってみることにしたのです。

 

物は試しでやってみたら

とても快適だということに気がつき

今も続けています。

 

 

 

 

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