人は見た目じゃない、中身が重要だ、と言われてきました。それが近年「人は見た目が9割」という本がベストセラーになってからは、あまり大きな声では言えなかったけど、やはりそうだよね、と思った方も多いかと思います。
韓国の大企業・サムスンでは厳格なドレスコードがあり、着こなしについての幹部研修まであると言います。
最近でこそ、お洒落な年配男性も増えてきていますが、私の父は大正15年生まれ。
その生まれの男性にしては珍しいぐらい、見た目にはかなり気を遣っておりました。スーツは高級オーダースーツで有名な、銀座・英國屋で仕立てていましたし、その他は有名海外ブランドのものを好んで着ておりました。
ある面白いエピソードがあります。
父が70過ぎのある日、父に頼まれ、母と探し物をしていた時の事です。父のクローゼットを開けると、殆どの服がブランドもので占めていました。
バーバリー、アクアスキュータムに、なんとチェルッティ....70を過ぎたおじいさんと言える年の人が、有名イタリアンブランド・チェルッティのスーツを着ているのか、とびっくりした思い出があります。
(母はメンズブランドには詳しくないので、あまりピンと来ていないようでしたが。笑)
服装で自分自身が前向きな気持ちになるなら、それは有意義な投資になります。
もちろん、きちんとした服装は周りにもいい印象を与えますが、その人自身にもいい影響があります。日常に対する姿勢が変わってきます。
みなさんも覚えがあるでしょう。
適当に服を選んで外出した日と、センスのいい着こなしで外出した日の気分は、明らかに違っていたのではないでしょうか。
父もやはり、そういった事を理解した上でビジネスに臨んでいたのではないかと思います。病に倒れ入院する寸前まで、服装や見た目には気を遣っていた父でした。