ラテンなおやじのぐうたらニカラグア生活 -344ページ目
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奇妙な街マナグア

 首都マナグアは奇妙な街。繁華街というか、ダウンタウンがない!!

 1972年12月の大地震で街が壊滅し、その後無秩序に再建されたため、中心がないのです。7~8階建てのビルはいくつかあるが、全てホテルか銀行。街は基本的に平屋の独立家屋でできているため、高台から見ると緑に埋もれて街が見えない。写真に見える高いビルは、地震に生き残った建物で今も傾いている。もちろん誰も使っていない。その向こうに、マナグア湖が見える。先住民の名前でショロトラン(Xolotlán)。遠くから見ている分には綺麗だが、実際は汚染が激しく、水はどんより濁っている。もう、回復不可能に思える。


マナグア

堂々乗馬


 荷馬車が走っているのも、中南米の首都ではここだけではないかな?交差点には堂々と乗馬姿も見られる。


 一部の例外を除き、通りには名前がない!従って、住所表示は「○○通り○○番」とはいわない。「○○から2ブロック湖側の○○の隣」などと書いてある。ひどいのになると、「元○○であったところの南側30バラ(距離の単位)」とか書いてあって、そんなもん分るかよ!


 住所を正確に突き止めるのは、外人にはまず不可能です。

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ブログ開設の辞

 昨年(2006年)2月のある日の夜、私こと、リカルドおじさんは、ニカラグア共和国の首都マナグアに到着。長らく中南米から離れていたので、ニカラグアという初めて訪れる国で暮らせるか少々不安を覚えながら、しかし、青春時代から駆け巡った中南米だし、何とかなるだろうと気楽に考えながらの到着でした。


 中南米といわれる地域には33の独立国があります。ニカラグアはその中でハイチについで2番目に貧しい国という話は聞いていたが、第一印象は、「何だ!こりゃ、20年前に住んだパラグアイじゃないか!」というものでした。「この程度なら経験があるから、これなら住める」と思ったものの、よく考えてみれば、こちらはあれから20年歳を喰っているので、若い頃のようにいくとは限らない。


 しかし、ラテンの精神でやれば何とかなるものです。あれから1年8ヶ月、いろいろあったが、まぁ、何とかなってきた。この間の徒然を、実は別のBLOGに書いて来たのですが、諸々の事情があり、今回こちらに新しく開設して、リカルドのぐうたら生活を綴っていくつもりです。

 なお、趣味のひとつであるラテン音楽について、単に歌手や曲の新作を紹介するだけでは能がないので、以前のBLOGに「中南米:音楽の旅」というタイトルで書いていたのですが、未だに完結していないので、それをここに続けていこうと思います。乞う、ご期待。

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