ricancevi1983のブログ

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Fちゃんは12歳の小学校6年生です。 今日はピアノのコンクールのためにお母さんと一緒に大きなホールに来ていました。 ドクン ! ドクン ! 突然Fちゃんの心臓が大きく動き出しました。 「お母さん、心臓が……苦しい……」Fちゃんは、そう言ってお母さんにしがみつきました。 意識が遠くなっていく中で、お母さんの叫び声が聞こえました。 「救急車を呼んで下さい ! 救急車を呼んで下さい ! この子は生まれつき心臓が弱くて、2年前に脳死の方から心臓を移植していただいたんです。それからはとっても元気にしていたので安心していたのですが、コンクールの緊張で……」 目の前が真っ暗になって来たと想った時、Fちゃんの心に不思議なものが見えてきました。 それは、ものすごく大きな音楽堂で一人でピアノを弾いている人の姿でした。そのピアノはものすごく上手で、たくさんのお客さんが目を輝かせて聞いていました。その人はピアノの前で踊る様に弾いていたのです。 Fちゃんは、それが自分の体の中の心臓から伝わってくる物だとわかりました。 気が付いたFちゃんは、「おかあさん。もう、大丈夫だよ。ちょっと緊張しちゃっただけだから。」とケロリと言いました。 お母さんは、「えっ ? 大丈夫なの ? 」ト拍子抜けした様子でした。 演奏が始まるとFちゃんはピアノの前で踊る様に弾きました。見ていたお母さんもびっくりです。 コンクールに優勝したFちゃんは、たくさんの人の前に出て、堂々と挨拶をしました。 お母さんはFちゃんがあまりにも堂々としていることに驚いていました。 お母さんと二人でニコニコの記念写真を撮った時、Fちゃんの心臓が「どうだ。」という感じで「トクン、トクン」と鳴りました。 じゃ、おやすみ。 とっても眠れるお話 ...