こんにちは!
しずかです
10年近くアメブロを放置しておりましたが、
このエナメル上皮腫になり、記録を残しておきたいと思い新たに記事を投稿しようと思いました!
ごりごりにバンギャ(V系バンドの追っかけ)をしていた10代のブログを読み返して赤面しております…。(それでも私の大切な思い出なので残しておこうかと思います)
そんな私も20代後半のある日右奥顎にエナメル上皮腫が見つかりました。
現在1回目の手術・入院で腫瘍4センチと周囲顎骨を摘出しました!
ガーゼ交換で毎週通っております!
まずは1つ目の投稿は
エナメル上皮腫が見つかるまで。
最初の違和感からエナメル上皮腫と診断されるまで2年もかかってしまいました。
最初にかかった大学病院でちゃんと調べてくれたら、もう少し小さな違和感でも先生に伝えていたら、など葛藤する事もありました。
その経緯は自分用のメモもそのまま載せるので、「である調」になってます。
読みにくいと思いますが、ご了承下さい。
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2021年に親知らずの痛みかと思い、町の歯医者さんへ。
親知らずあたりに怪しい影があるので、A大学病院に招待状をいただき予約を取る。
人気の病院なのか、初診は2ヶ月待ち
2ヶ月後、A大学病院に行く。
招待状に口腔外科と記載がなかったのか、総合なんとか(ボカします)の先生にレントゲンの結果を見てもらうと「親知らず頭出してないので問題ない。次、歯磨き講習しましょう。」と言われる。
「え?」と、思いつつも次回予約。
数日後「予約取っていただいた日付に予定が入ったので診察できない。別の日にしてくれ。」と電話で言われる。
その時仕事をしていたので、予定分かり次第折り返させて欲しいと、伝える。
ちょうど翌日、町の歯医者さんに行き大学病院でこう言われたと伝える。
先生が、「痛みが出てるんだからそんなわけない。私が直接電話する。」と言って、電話してくださる。
繋がらず…。
「2、3週間お休みみたいで連絡が取れませんでした。」(今思うと、コロナに罹ったのではないかと…。)
信頼できないので別のB大学病院に招待状を出す事になる。
しかし、こちらもコロナ禍のためか初診は2ヶ月後。
「おそらく親知らずが影響してる、含歯性嚢胞だと思います。」と、この時点で町の歯医者さんに言われる。
B大学病院の予約まで1ヶ月の時点で痛みがかなり強くなってくる。
町の歯医者に、
「もう待てませんよね。痛いですよね…。」
「うちで取りましょうか。」
先生、昔大きい病院の口腔外科出身だったので、できる事にはできるとの事。
痛すぎたのでお願いし、嚢胞と思われる部分と親知らずを抜いてもらう。
含歯性嚢胞は原因の歯を抜いてしまえば、再発の可能性はかなり低いです。
そこから、時間は飛び1年半後。
2023年8月
親知らず当たりにまたもや違和感。
実は定期的に多少の違和感はあった。
しかし、抜歯後はこんなもんなのかなと思い過ごしていた。
定期検診でもクリーニングのみだったので気づかなかった。
定期検診の際に、実は違和感が奥歯にあって、親知らず抜いてから奥歯によくものが挟まるので虫歯かも知れない。
と伝える。
レントゲンを撮ると、先生が険しい顔。
再発ですね…。
招待状を出します。
レントゲンの画像見ると前回より3倍くらいデカ!!
先生もなんだか険しそう。
不安になる。
コロナが少し落ち着いたのか、C大学病院が当日初診受付を再開しているので直ぐにでも行くようにと。
この時点では不安はあったが、
含歯性嚢胞の再発の可能性低いけどたまたま再発したんかな〜と、前みたいに局所麻酔でサクッと取れるかな。と思っていた。
C大学病院には翌日行く。
今回はちゃんと口腔外科の先生。
触診なりお話を聞いていただく。
でかい病院は、レントゲンとかもサクッと撮れないのか放射線科の予約は別日。
さらに、それを元に診断結果言われるのは翌日。
町の歯医者急いでって言ってたけど、こんなスローペースで大丈夫なのか。不安ではあるが、8月末頃やっとこレントゲンを元に診断発表。
「ここの部分。顎の骨が、腫瘍が大きくなって悪さしてとけてます。」
「4種類可能性がある。含歯性嚢胞と⚪︎とエナメル上皮腫、歯牙腫。でも、再発してるとこを見ると最後の2つの可能性が高い。この2つは原因は顎骨。」
「正確には病理検査してみないとわからん。歯肉と顎の骨削って検査に出しましょう。」
顎の骨…。思ったより深刻そうで不安になる。
2023年9月14日
病理検査の為に、腫瘍の一部と顎骨を少々削る。
局所麻酔
術中、先生2人がかりだったが
会話が「あれ?」「んー」など言ってて、不安になる。
そして、普通に痛い。
何回か麻酔追加。
顎骨を削るとき、「響きますよー」と言われ、何事かと思って薄目を開けてしまったら、マイナスドライバーとカナヅチみたいなのが見える。
感想「原始的!!!」
彫刻削るみたいな方法で削っていた。
カナヅチ振られるたびにガンッ!ガンッ!と頭蓋骨全体に響く。
1時間半。
思ったより長かった。
術後先生から、「腫瘍が思った以上に柔らかくて、病理検査に必要な大きさが一回で採取できませんでした。小さいのを何個か採取して取ったのですが、結果が出る分かりません。顎骨は問題なく結果出るかと思います。」
まじか。
痛かったのに。先生達が「あれ?」とか言ってたのはそういう事でした。
当日はさほど腫れなかったが、麻酔が切れると
痛みが増して、ロキソプロフェンとお友達。
翌日から約三日間。
かなり腫れた。
同僚にバズ・ライトイヤーというあだ名をいただいた。
鏡見たらまんま過ぎて、超笑ってしまった。
2023年9月末
病理検査の結果、
やはり、腫瘍からは結果がでず
顎骨の結果「エナメル上皮腫」の病巣が発見されたとのこと。
覚悟はしていたが、不安だ。
調べると再発率67%
先生に「5年から10年は長く付き合って行くことになる」と、言われその時は実感がなかったが帰宅後不安で心が折れそうになった事を覚えている。
歯と顎が病気になった。という話を重いトーンで
友達や同僚に言うと心配させてしまうと思い、報告は慎重になった。
本当は、わんわん泣いて話を誰かに聞いて欲しかった自分がいたと思う。
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以上です!
今回はエナメル上皮腫が見つかるまでと題して、
診断していただくまでのお話でした!
続きはまた書きます