マンションの

床リフォームは



色々と

ルールがあるのです。


こんにちは!

 

50代・60代の

家のお悩みを解消し

 

「いつまでも元気」に

「年を重ねても安心」できる

家づくりの専門家で

 

浴室リフォームマイスターの

井伊谷 直(いいや なお)ですニコニコ

 

 

 

 

愛知県名古屋市瑞穂区・昭和区・熱田区・千種区で

 

リフォーム・リノベ・新築

実績27年の

【リボン住生活相談所】 がお届けします

 

 

 

 
 
 
 
連休明けの今日は
Oさん宅の着工日でした。
 
 
 
連休前に
マンションの役員の方へ
工事申請書と
平面図と
工程表を
ご提出し
 
 
近隣へ
一軒ずつ着工前の
ご挨拶に伺っての
工事です。
 
 
 
 
Oさんは
和室を寝室にして
ベッドを置くので
 
 
畳をフローリングに
されたいとのこと。
 
 
 
 
 
そんな工事も
戸建てや
マンションの1階なら
特に問題はありませんが
 
 
 
 
2階以上のお宅は
下の階に
他人さんが住んでおられるので
マンションの工事ルールを
守らなければなりません。
 
 
 
 
畳の方が
一般的なフローリングよりも
歩いた時や
モノを落としたときに
防音性が高いので
 
 
 
 
やり方によっては
防音性が高かったものから
リフォームをしたことで
低くなってしまうという。
 
 
 
 
そんなこともあって
マンションの工事規約には
 
 
通常の生活をしていても
以前より下の階では
音や振動が気になるように
なる可能性が高いので
 
 
 
「工事の仕方を
考慮してくださいね。」
 
 
ってことなのです。
 
 
 
 
工事規約に
どんなことが
書いてあったかと言いますと
 
 
 
 
 
①フローリングは「L45」または
 「L40」以上のクッション付きとすること。
 
 
②コンクリート床スラブと
 フローリングの間は
 防音材により完全に埋め
 空間を失くすこと。
 
 
と記載があります。
 
 
 
 

 

防音フローリングの種類

 

①の「L45」とか「L40」というのは
下の階に騒音等の影響が起こりにくい
防音タイプのフローリングということ。
 
 
数字の小さい方が
より高性能ですが
一般的には
L45を使用する工事店さんの方が
多いですね。
 
 
なぜかというと
 
 
高性能の方が
高額だからです。
 
 
 

 

その他の防音規定

 

②はどういうことかと
言いますと
 
 
 
フローリングは
12ミリ程度の厚みなのですが
 
 
畳は一般的に
55ミリ程度ですので
 
 
単純に引き算すると
55ミリー12ミリ=43ミリ
 
 
このままだと
入口の敷居で
段差が付いてしまいます。
 
 
 
 
そこで
床の嵩上げをするのですが
やり方が色々あります。
 
 
 
 
今回の現場では
木製の角材を使用して
嵩上げをするので
 
 
 

角材を置いて

約30センチあけて
次の角材を置くて
また30センチあける。
 
 
 
30センチあける部分は
空間が出来てしまうので
 
 
そのままにすると
フローリングは防音性があるものを
使用しても
 
 
その下の下地が
太鼓のように音が響いてしまいます。
 
 
 
なので
下地も
仕上げ材も
両方防音を考慮して
くださいね。
 
 
 
ってことなのです。
 
 
 

ですけど

先程のフローリングのように

 

 

 

「防音材」って書いてあるだけで

商品名や

数値などの基準や

具体的な納め方など

何も記載されていない。

 

 

 

その辺は

工事屋さんが

考えてやっておいて

ってことらしいです。

(そんな大雑把でいいのか?)

 

 

 

●畳を撤去し

 木毛板という下地が現れました↓

 

木毛板は

調湿性

断熱性

遮音性があるので

 

 

コンクリートの構造体に

直接、防音フローリングを貼るよりは

良い環境です。

 

 

 

●ベニヤを全面に敷き込みます↓

 

 

●角材を等間隔に並べて

 空洞ができないように

 同じ高さの断熱材を敷き詰めます↓

 

 

●さらにその上に

 ベニヤを被せます↓

 

 

 

ということで

今日は下地まで完成したので

明日は

防音フローリングを施工しますニコニコ

 

 

 

 

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