こんにちは!浅草のステッキ屋Ribalonです。

東京も梅雨に入りましたね。

毎日雨の梅雨も嫌ですが、湿気交じりの高温の日本の夏と比べると梅雨の方が好きです。

本日は、梅雨や夏の湿気も吹き飛ばす名盤をご紹介します。

パールジャムのセルフタイトルアルバムです。

パールジャムと言えばNirvaneと並ぶグランジの有名バンド。(日本での知名度は低いですが・・・。)

日本では、Nirvane熱とその解散に伴い、グランジムーブメントの終息は意外なほど早く、

バンドマン以外にはグランジが根付いていない印象すら受けます。

 

激しさをクローズアップされがちなグランジサウンドですが、

どのバンドもメロディアスなフックを持っており、ヴォーカリストの個性もあるため、

本質は歌心だと思います。

そんな中でもパールジャムは、低音を活かしたエディ・ヴェダーのヴォーカルとハードロック寄りな

大陸的サウンドが唯一無二で、今でもアリーナクラスのホールを熱狂の渦にしています。

 

パールジャムはアルバムごとにスタイルが若干変わるのですが、

8枚目にあたるこのセルフタイトルアルバムは、久々に攻守バランスの取れた名盤となっています。

がっつりロックンロールな「Life wasted」・「World wide suicide」・ハードコアな「Comatose」など前半は

飛ばしまくり、後半にはメロディアスな「Come back」や物悲しい「Inside job」など深い曲が続きます。

ここまで幅広い曲層を違和感なく1枚のアルバムに収められるのは、彼らのセンスだと思います。

 

1990年代初頭、今までの商業的音楽を一気にひっくり返しメジャーになったグランジバンド達ですが、

核となるメンバーが変わらず現役でいるのはパールジャムくらいです。

今でも年間相当数のライブを行っている彼らですが、昔も曲も渋みが増し、今の方がカッコよく演奏しています。

一つの事をやり続けている大人を見ると、年を重ねることはカッコいいなと思えます。

やり続けるということは大変なことですね!Ribalonも見習いたいです!

 

そんなパールジャムからため息をつくような名曲「Come back」