夏がもう終わる　美白化粧品選び　2

夏も終わりに近づきましたが、しみが出来やすい肌なので気を抜くとギクっとすることも多く、変わらず美白を意識したスキンケアを続けています。

しみが一旦出来ると痛感しますが、やはり外からと内側からと気にしていかないといけないのです。

先月からは内服のシナールホワイトエクシア、肝斑改善用のトランシーノEXを久しぶりに再開しました。

どちらも使用経験ありですが、やはり効果は出ました。肌は透明感が出てきました。

トランシーノは医薬品で問診を受けないと購入出来ず、2か月超は連続使用は出来ませんが、結構その間には効いてくるので連続使用しないでも結果が得られるのが魅力。禁忌の場合もあるので要確認です。

シナール / シナールLホワイトエクシア(医薬品)の公式商品情報｜美容・化粧品情報はアットコスメ (cosme.net)

トランシーノEX｜トランシーノ｜第一三共ヘルスケア (daiichisankyo-hc.co.jp)

【美白化粧品の成分選び】

ところで美白化粧品に配合されている美白効能成分、沢山あって一体何をメインにしていいのか悩みの種です。

ビタミンC、アルブチン、トラネキサム酸、ハイドロキノン、プラセンタ、コウジ酸…

美白効果とは…

①できたしみの改善、肌のターンオーバー正常化を助ける。

②これから新たにしみをつくらないようにする予防効果がある。

③肝斑の改善効果。

各成分の効果について①②③別に整理してみました。

ビタミンC（ビタミンC誘導体、アスコルビン酸）は①

メラニン（シミ）の還元作用があるようです。APPSは浸透型のビタミンCで優秀です。
「アスコルビン酸は酸化型メラニン（黒化メラニン）に直接作用して還元メラニンに変換する（黒化メラニンの色素を薄くする）作用を有する」
アスコルビン酸の基本情報・配合目的・安全性｜化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)　より

アルブチンは②

シミをつくらせないように阻害する働きがあるようです。

「アルブチンの働きは、シミの原因となるメラニン色素の合成に関与する酵素「チロシナーゼ」に直接作用して、メラニン生成を妨げることです。」

美白成分「アルブチン」とは？効果や副作用、取り入れるタイミングを解説 | 美容医療のかかりつけ医わたしの名医 (mymeii.jp)　より

トラネキサム酸は①③

シミ改善のほか、肝斑にも効果があるようです。

「トラネキサム酸はこのメラノサイト活性化因子の1つと考えられるプラスミンの阻害作用をしてメラニンを作りだす前の段階で肝斑の発生を抑えることが出来ると考えられます。」

トラネキサム酸｜薬局だより｜総合南東北病院　広報誌南東北 (minamitohoku.or.jp)　より

ハイドロキノン、こちらは①の中に入るかと思うのですがスポット的に使うことで「漂白」効果があるようです。過去、皮膚科クリニックでシミ取りレーザーのあとに、ハイドロキノン軟膏を推奨されることがありました。その軟膏の固いイメージが強いですので化粧品に配合されるとクリーム状になるというイメージ。

また、塗った後には日焼け厳禁ということで要注意成分という点が強い（レチノールもそのようです）。

「これからできるシミ対策にアルブチンが有効なのに加え、ハイドロキノンは、メラノサイトに直接働きかけ、メラニン色素の生成を抑制してくれる働きがあります。凄いことに、既にできてしまったシミや色素沈着に着目し、美白に導いてくれるのです。」

アルブチンとハイドロキノンの違いとそれぞれの効果 | 美白スキンケア講座 (le-sino.com)

プラセンタはサプリメントや注射として体内に入れるイメージで、私もプラセンタ注射の経験があります（これを受けると輸血ができなくなりますが）。プラセンタは胎盤からの抽出なので成分としては医薬品よりで強いイメージです。美白以外にアンチエイジング効果も高く総合力高。化粧品はいま「◎◎幹細胞」ブームですが、プラセンタは意外にそんなに見かけません。

プラセンタの8つの効果。美肌作りだけでなく健康作りにも！｜女性の美学 (josei-bigaku.jp)

プラセンタに期待できる効果や特徴を徹底解説！使用上の注意点も紹介 | ネオクリニック (neoclinic-w.com)

プラセンタ注射｜美容皮膚科銀座よしえクリニック【公式】東京 (ginzabiyou.com)

ナイアシンアミド

美白効果があり、さらにしわ改善にもなる万能成分とも。

「ナイアシンアミドは紫外線防御成分と併用することにより紫外線によって誘発される皮膚色素沈着抑制の相乗効果を発揮することが報告されています。」

ナイアシンアミドの基本情報・配合目的・安全性｜化粧品成分オンライン (cosmetic-ingredients.org)

いま自分の顔をみて目立つ部分はどちらかというと肝斑なので、③に効果のある「トラネキサム酸」がまず第一、第二にビタミンC、アルブチンを選べばいいとわかりました。ナイアシンアミドはたしかに万能なのでアンチエイジングとして取り入れてみたい成分です。

主にメーカー別（製品別）に「気になるもの」をまとめてみました。