日本の競馬を支えてきたアラブ馬が姿を消しつつある. 40年ほど前は1万頭を超えていたが、時代はサラブレッド全盛に. 現役は地方競馬のわずか6頭だ. 馬の血統登録を扱う公益財団法人ジャパン・スタッドブック・インターナショナルによると、戦後間もなくは、サラブレッドの頭数が足りず、観客の期待に応えられるレース編成が出来なかった. そんな中、アラブ馬は重宝な存在だった. inschulchildwrit 2 神経質なサラブレッドと違い、気性は穏やかで丈夫、粗食にも耐えて扱いやすい. 血筋から能力が読みやすく、生産農家や馬主も手堅い経営ができたという. 地方競馬に詳しく、アラブ馬主でもある札幌国際大学の大月隆寛教授(民俗学)は「アラブで稼いでサラブレッドで勝負をかける生産農家は多かった」という.
