◎ストレスの原因とは何なのか?
そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。
外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。 (厚生労働省)
つまり、日常の中で起こる様々な変化が、ストレスの原因になっているのです。たとえば、結婚や出産といった嬉しい出来事や楽しい出来事でも、変化や刺激ですから、実はストレスの原因になるのです。
◎自分のストレスのサインを知ることが大切!
ストレスを受けている状態だと、眠れない、お腹が痛くなる、怒りっぽくなるなど、何かしらストレスサインが出てしまうものです。
こうしたサインが出てしまったからといって心の病気になるというわけでないのですが、気づかないままストレスを受け続けていると、さらに調子を悪くしてしまうことがあります。
まずは自身のストレスサインを知っておくことが大切になります。
そして、そのサインが出ていないかどうか、時々自分の状態をチェックするようにしましょう。自分のストレス状態に気づけるようになることが大切なのです。
◎ストレスは悪いことなのか?
ストレスと聞くと、嫌なことやつらいことを思い浮かべる方が多いかと思います。
しかし、実は私達が生活していくうえで必要なストレスもあるのです。
例えば私達がストレスが全くない生活を送っているとしましょう。そうするとどうなるでしょうか。
学校でのテストがなくなる
➞勉強をする動機がなくなることによって達成感を得るということが減ってしまいます。
会社での賞与支給がなくなる
➞目標設定が上手くできず、日々仕事をこなす中でのやりがいを感じられなくなってしまいます。
このようにストレスを感じている場面を思い浮かべてみると、辛い中で頑張ったという喜びや達成感が生まれているのです。
過去の自分を振り返った時に辛かったあの時を乗り越えたからこそ今の自分が輝いていると感じる人もいますよね。
ここで大切なのは「バランス」だと言われています。
しかし、自分では上手く避けられないストレスも存在します。
人間は誰しも生きている以上ストレスを感じることはあるのです。
ですのでストレスを感じた時に自分の中でのダメージを最小限にする方法を知っておくのです。
とはいえ、過度なストレスは心身の健康に影響を及ぼす原因になりかねないので
これは本当に必要なストレスなのか?
自分は無理をしていないか?
ストレスフルな社会で日々頑張っている自分を労りながらストレスと闘っていきましょう。
また、自分に合ったストレスケアをするように心がけましょう。
