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こんにちは![]()
最近、「星の王子さま」を読みました。
大人になった今、
再度読んでみたくなったので
この本で描かれている
王子さまの性格は、
一度疑問に思ったことは回答してくれるまであきらめずに質問する、素直な探求心
日の入りの眺めが好きで小さな惑星で一日に43度も眺めた、身近な幸せを味わうセンス
わがままなバラに手間をかけてお世話をする、手間暇かける愛情
色々な星を飛び回り自分の目で見て確かめにいく、まっすぐな好奇心
というように、
大人になるにつれて
どこかに忘れて来た
澄んだビー玉のような
子供心そのもののようで綺麗でした。
王子さまの周りの大人たちは、
数字を数えるのに忙しかったり
所持することを大切にしていたり、
という風に描写されていました。
"おとなというものは、数字がすきです。新しくできた友だちの話をするとき、おとなの人は、かんじんかなめのことはききません。"
著者はパイロットで、
航空大尉として
戦ってきた方だそうなので、
実際に空の上から
地上での人々の流れや動きを
俯瞰的に見て感じた事が
色々とあったのかもしれません
ストーリーの中に出てくる
王子さまや、友達になったキツネ、
わがままなバラなどは、
不器用だったり
寂しがったり仲良くなったりと、
人間くさくて愛着が湧いてきました

"「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」"
1940年代に、
著者が子供心を忘れずに
この本を書き上げてくれた事を考えると
時を超えてここまでメッセージが
届いたような感覚に
嬉しくなりました
科学や技術がどれほど発展しても
人々の心は時を超えても
同じなのだとしたら
想い、感情、感覚、思い出、などを
大切に扱い、伝えて、繋いでいくのは
時を越えるコミュニケーションみたいだな、
とグッ
ときたのでした





