■「３位以上狙える」
来月１７日に開幕する女子バレーボールＶ・プレミアリーグの岡山シーガルズの選手らが２９日、岡山市内で会見し、意気込みを語った。昨季は過去最高タイの４位と飛躍し、今季は栗原恵選手（２８）らの加入でさらに得点力がアップ。河本昭義監督は「３位以上を狙える楽しみなチーム」と自信をみなぎらせた。
シーガルズは昨季、若手とベテランの融合をテーマに「新生シーガルズ」として挑み、ロンドン五輪日本代表の山口舞選手（２９）らの活躍で４位に急成長。今季は元日本代表の栗原選手のほか、佐々木侑、萌姉妹の新アタッカーが加入して攻撃面を強化、上位への期待が高まる。
河本監督は「さらなる飛躍」を強調し、「バックアタックなど攻撃のバリエーションが増えた。力で得点できるチームに変貌（へんぼう）しつつある」と手応えは十分。「セッター宮下（遥）に余裕が生まれ、面白い時間が増えると思う」と期待を込めた。
栗原選手は「すっとチームになじめた。経験を生かしてできることはすべてやって貢献したい」。
山口選手は「武器である速さと変化のある攻撃で相手をじらしたい。精神面でも引っ張りたい」と抱負を語った。
ホーム試合は１２月８、９日と３月２、３日に岡山市の桃太郎アリーナ、２月９、１０日に笠岡市の笠岡総合体育館で行われる。
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