こんにちは。
 
柄沢由理(リー)です。
 
 
 
桜があちこちで咲き始めていますね。
 
もうすぐ満開になるのかな?
来週あたり、見ごろかな?
 
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さて。
 
 
周りに怒る人がいるとき
 
理不尽に
人としてどうなの?という態度で
威圧的に
一方的に怒る人がいるとき
 
あなたはどうしていますか?
 
 
 
 
どういう対応をとる人ですか?
 
 
 
 
同じように言い返す?
 
心の中で文句を言いまくる?
 
ひたすら嵐が過ぎるのを待つ?
 
この人こういう人なんだな、と冷めた目で見る?
 
 
 
きっと
人によって違うと思います。
 
 
そして
どこかのタイミングで
自分で意図して変えたのでなければ
 
 
この対応は
小さいころから慣れ親しんだやり方を
大人になっても続けていると思うのです。
 
 
 
 
例えば過去に
 
 
不機嫌な人
怒る人
理不尽な人
威圧的な人
余裕がなくて怒ってばかりの人
 
こんな人のそばにいて
その怒りの矛先を自分に向けられてきたとします。
 
 
 
そしてその時に
 
『ひらすら耐えて時間が過ぎるのを待つ』
 
『その人の顔色を見て、これ以上怒られないように気配を消す』
 
を、自分を守るための術として
当たり前のようにやってきたとする。
 
 
 
 
そうすると
長い年月の中で
自分の中から
『怒る』という選択肢はなくなって
 
怒る人も苦手だけど
自分も怒るのが苦手、という状態が出来上がります。
 
 
 
 
子どものときは
怒り返すことができなかった状況でも
 
大人になった今なら
実質的には怒れるはずなのに
 
自分の中の
『怒る』という部分がとても未熟なので
 
怒り方もわからなければ
自分は怒っているのかさえわからなくなるのね。
 
 
 
 
自分が怒る代わりに
 
怒られるのは
 
わたしが悪いから
わたしが至らないから
あの人がああいう人だから
その人に出逢った運が悪かった
 
みたいなことを理由にして
 
悶々としながらも
その時間を『やり過ごす』ということを
当たり前のようにします。
 
 
 
 
 
怒る人が苦手な人は
 
過去に
怒られることで
嫌な思いをしたから
 
自分の中から
そんな部分を排除していることも多いのだけど
 
 
 
怒りって
適切に使えば
自分を守る術になるのですよ。
 
 
 
理不尽な怒りから、自分を守る術になる。
 
 
 
 
 
でも
人に対して怒ったことがない
怒りの感情もよくわからない、という状態では
 
まだ適切に使える状態じゃないよね。
 
 
 
ナイフとフォークの使い方も
わかっていない人が
いきなり何本も
フォークが出てくるレストランに行っても
 
どうやって使えばいいかわからないのと一緒。
 
 
 
まだ、自分を守る術になっていない。
 
 
 
 
 
なので
怒るのが苦手な人
怒ってこなかった人
そもそも自分の中の怒りの感情がよくわからない人は
 
 
まずは、練習する必要があります。
 
 
 
直接相手に言えるなら
それでもいいけれど
それって自分の怒りがわかっていない状態だと
すごくハードルが高いと思うし
 
 
怒りを適切に使うには
ただやみくもに振り回しても
返り討ちに合うか
ただ自分が混乱しちゃうと思うから
 
 
まずは練習。
 
 
 
紙に書くのでもいいし
空気に向かって言ってみるのでもいい。
 
 
 
そうされると
こんなことが嫌
こういう気持ちになる、を
 
妄想の相手に向かって言う練習をしてみる。
ひたすら出してみる。



 
 
初めからうまくはいかないと思うけど
それは当然なのでいいのです。
 
ちょっとずつ練習すればいいのです。
 
 
 
でも
自分の中の怒りを
ちゃんと認めてあげた時

出せるようになった時
 


それは
自分が自分を守る術になる
 
そんなことも
段々とわかっていくと思うな。
 
 
 
そして
ちゃんと怒れる人は
 
そうそう
理不尽なことで怒られない
という現実も
 
不思議なことに、ついてくるものなのですよん。
 
 
 
 
 
昨日は
カエル塾主催のオープンカウンセリングでした。
 
 
2名の方のお話を伺いました。
お話してくださった方
どうもありがとうございました^^
 
 
 
『これまでの逆は何?』を確認する時間だったのではないかなと思います。
 
慣れ親しんだ習慣は
すぐに変わるものではないけれど
 
やってみる先には変化がありますよ~~



オープンカウンセリングは毎月やっているので
ぜひ来てね♪
 

 

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