こんにちは。
柄沢由理（リー）です。
「わたし、本音しか言えないから～」
「わたし、すぐ言いたいこと言っちゃうんだよね～」
そう言いいながら、いつもプリプリ怒っている人がいました。
そう言って、いつもひとりになっている人がいました。
あ、これ
その昔、わたしの身近にいた人ね。
本音を言っているのに人とうまくいかない
本音を言っているのにスッキリしない
そんな時は
自分の本音、わかってないかもよ～と言う時です。
その人がいつも
自分の本音として周りに言っていたのは
「ここはおかしい！」
「もっと○○してよね！」
「こういうときはこうするべきでしょ！」
という言葉でした。
確かに言っているけど
でもこれって本音じゃないんですよね。
本音って
相手を責めたり、非難する言葉じゃない。
本音って
こんな風にファイティングポーズをとるような言葉じゃなくて
もっとやわらかい
もっと弱々しい
「わたし」の感じたこと。
相手を責める言葉のもっともっと下の方に
押し込めている本当の気持ち。
それをされて「どう感じたの？」ということ。
悲しかった
さみしかった
怖かった
不安だった
こんな気持ちです。
「そんな風に言わないでよ（しないでよ）！！」
と、相手を責めるのではなくて
「そんな風に言われると悲しい」
と、わたしの気持ちを伝えること。
こうするだけで
ずいぶん本音に近づきます。
近づきます、と書いたのは
これでもまだ本音じゃないから。
この下に
まだ眠っているものがある。
それは、そうされて
自分はどんな人だと言われたような気がしたかです。
ダメな人だと言われたような気がして
大事ではないと言われているような気がして
どうでもいいと思われているような気がして
愛されていなような気がして
だから、悲しかった。
そこまで言ってようやく
自分しか知らない
自分だけが知っている
本当の本音になる。
昨日の
西川口カルチャーセンター
『心が楽になる生き方講座』では
この
『本音ってなんだろう？』がテーマでした。
そうは言っても
はじめて聞いたらチンプンカンプンだよね。
わたしも未だに
何かあったときに
わたしの本音は何だ？って思う。
そのくらい
本音って
できれば隠しておきたいものなのかもしれない。
それを言ったら
恥ずかしい
ダサい
負けたような気がする
怖い
そんな気持ちがくっついているから
できれば見せずにいたい。
怒る、ということで出せたらまだいいけど
怒ることさえできずに
「仕方ないか」
「しょうがない」
「終わったこと」
「めんどくさい」
「今さら」
「もう大丈夫」
「相手の事情もわかるから」
ということにして
なかったことにしてきた気持ちもたくさんありました。
でもね
こうしてそのまま押し込めたものは
お腹の中にたまったままです。
口から出さない限り
ずーっとそこに残って
何だかわからないイライラやモヤモヤをつくり出します。
これを言うまで
同じような状況が人を変え、状況を変え続きます。
ひぇ～～～～よね（笑）
だから
まずは自分の気持ちに気づこう。
誰かに怒ってばかりの人も
もうあきらめてどうでもいいことにした人も
本当は、何を伝えたかったのか
本当は、何を分かってほしかったのか
わたしが感じた気持ちは何なのか
それを
相手ではなくて
何より自分がわかってあげることが
１番安心することなのかもしれないし
自分を大切にすること
自分と仲良くすることなんだと思うよ(*´▽｀*)
カルチャーセンターも、残り１回です。
次回も楽しみです！
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