電車の中の広告、街の看板など至る所に「合格祈願」の文字。受験シーズンだなぁと思う。


 そして、色々と思い出す。私もかつて、受験生だった。勉強しても勉強しても点数が思うように伸びなくて、本当に悔しかったなぁ。自分の理解力と記憶力のなさが突きつけられて悲しかったし、思うように行かなくてものすごく焦っていた。それでもたまに、模試で少し良い結果が出ると本当に嬉しかったなぁ。

 

 受験直前はその時に解いたワークのページの丸の数で体調が変わってたりして今思うと本当に追い込まれていた。そして、結局希望していた学校に合格することができなくて、あんなに頑張ったのになぁとやるせない気持ちになった。


 進学先は滑り止めで受けた学校だったけど、良い友達や将来の夢に出会えたから結果オーライ!ということにしておきたいです。今でも大好きな母校だよ。


 受験勉強をしていた時の夏休みの冷房が効きすぎた図書館も、お気に入りだったペンも、クラスメイトが作ってくれたお守りも、緊張しながら行った自己採点も、ずっとずっと忘れないよ。受験に挑戦することができたことに、とても感謝しています。


 今から思うと、もっと楽しんで勉強すればよかったなぁ。自分のしている勉強に対して、知的好奇心をもてるほどの私でありたかった。もうひとつ、焦ってばかりじゃなくて自分に合った勉強法を落ち着いて探せばよかった。