前編のつづきです。
前編はこちら↓
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ホールコンサートをやる、と決めて
動き出したあとに
まさかの喘息が再発しました。
小児喘息は持っていたけれど、
まさか大人になってから
こんなにしつこい喘息が発症するとは思いもしなかった。
1ヶ月もすれば治るだろうと思っていた咳は、
2ヶ月経っても治らず、
3ヶ月目の今もしぶとく残り続けている。
あらゆる可能性を含めて複数回検査したけれど、
感染症でもなく、なんの反応も出ず。
いつまで続くのかも、不明。
※喘息の咳なので、うつる咳ではないです！
当初のスケジュールも狂い始めて
決まっていたライブも
キャンセルすることになったり
リハーサルやレコーディングの予定もすべて
ずれ込んでしまって
周りの人にたくさん迷惑をかけて
申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
歌おうとする時はもちろん、
ただ喋ろうとするときでさえ
いちいち咳が出てむせて中断した。
そんな自分に苛立って
何度も声を出して地団駄を踏んだし
ため息が止まらなかった。
ギターを持ったままうなだれたり
悔しくて泣きながらつまびいたりしていた。
これまで公の発信では
ネガティブに捉えられるかもしれないと思うと
実際の現状はなかなか言えなかったけれど、
本当はずっと、
いつまで続くかわからない咳に
途方もなく悩まされ続けていました。
不安な気持ちを無理やり見て見ぬふりするよりも
ちゃんと今の自分を伝えようと思いました。
弱音というよりも、本音を。
＊＊＊
これまでフルタイムで働きながら
音楽を続けてきたけれど
咳が出ることで体力の消耗も激しく
職場にも迷惑をかけるようになっていた。
咳を我慢することが頑張ることなのか？
休むことが甘えなのか？
よくわからなくなって
想像以上にだんだんと心の方が
いろんな罪悪感に侵されていった。
そうして眠れない日々が続き
ついに一睡もできずに朝を迎えたある日。
吐き気で駆け込んだトイレの中で倒れてしまった。
痺れたままびくともしない両手。
こわいこわいこわい。
自分の体、何が起こっているの？と混乱した。
しばらくしたら動いてくれて
ホッとしたけれど
恐怖のあと、
これはキャパオーバーなんだ、と
ようやく悟った。
お仕事と音楽活動、全力で両立したかった。
けれど今の自分では100%で両立することが難しいんだと思い知らされた。
喘息再発をきっかけにたくさん悩んで、考えて
お仕事を辞める決断をしました。
なにも辞めることはなかったんじゃないかと
今でも寂しくなるし
なんて浅はかで無謀な決断をしてしまったんだろうと
とてつもない不安に駆られるけれど
いつまで続くのかわからない咳と向き合った時、
それ以外の答えがなぜか出せなかった。
初めて、自分のエネルギーの使い方を
変えようと思った。
もう自分も若いとは言えない年齢になった
いつまでこの声が出るのか保証はない
いつまで手が動かせるのかも保証はない
だからこそ
いましかできないことをやろうと思いました。
声が出る限り 体が動く限り
自分の音楽を届けるべきひとに届けたい。
これからもいろんなCMソングを作ってみたいし
映画音楽とか環境音楽とかの制作もチャレンジしてみたい。←初めて言った
…いつかスピッツの草野マサムネさんとデュエットしたい。←ずうっと言ってる。笑
なんの保証もないけれど。
後悔したくなかった。
失敗してもかっこ悪くても
挑戦してますって胸張って言える自分でありたいと思いました。
photo by 市根井さん @1nei
藤澤千春さん
WOOD FORD QUARTETさん
音楽を続けてきたからこそ出逢えた人たちです。
◆2024年8月18日（日）
羽田りさホールコンサート2024
『Renew 〜光の方へ〜』
会場 高崎市総合福祉センター2階 たまごホール （群馬県高崎市末広町115番地1）
開場 13:00 開演 13:30
前売券 2,500円 当日券 3,000円
ゲストアーティスト
藤澤千春・WOOD FORD QUARTET
▼チケットはこちら▼
✨手売りチケット販売協力店様✨
群馬県前橋市本町2丁目11－5 ひろしま酒店2階
群馬県佐波郡玉村町下新田407
・CAFE DINER Luina 様←New‼︎
・駄菓子屋ちきちゃん家 様
群馬県高崎市緑町４丁目2−５
お近くの方はぜひお立ち寄りください♪
長い長いブログ、読んでくれてありがとう。
何度も文字数オーバーで編集しました。笑
またブログ書くね。
羽田りさでした:)