23か国を放浪するバックパッカーの旅から帰国して、妙なやる気を胸に東京に来て早6年。

 

最初の頃は、旅で見てきた途上国の現状とか、大変な暮らしの中それでも明るく愛に満ちた生活をしている現地の人々との触れ合いから、優しくしてもらったり刺激をもらえた恩返しをしたいな~彼らの生活の手助けできないかな~という思いから国際協力系の仕事をしたいと思った。

 

がしかし、現実はやはり世知辛い。

 

ただちょっと英語喋れて無鉄砲に海外放浪できるガッツがあるくらいの人材じゃあ、国際協力の現場では何の役にも立たないのです。(多分NPO関係の求人20社くらい落ちたのかな?)

 

1年くらいブラック企業(企業というか、個人事業主として月120時間の残業しながらの社畜生活)で働くというハイパー寄り道を経て、やっと受かったNGO系の団体。今まで全く興味のなかった気候変動系。笑

 

いや違うんですよ。やっぱり国際協力関係の職種だと、経験がないとそもそも雇われないのですよ。なのでその足掛かりに、どこか未経験の私でも雇ってくれるとこないかな~ってことで見つけたんです。

 

やはり志を持って仕事に取り組んでいる人が多い環境。とても刺激になりました。と同時に自分の軸の無さも露呈。

あれ、自分なんでこんなに必死に雑用やってんだろ?なにがしたかったんだっけ?と、自分を見失い始める。

 

海外出張のオンパレードで、深夜業務当たり前、変に気をまわして仕事取りに行ってたらいつの間にか都合の良い人間として業務振られまくって業務過多。仕事の忙しさに追いやられて、どんどん自分に対する敏感な思考回路が消えていった。

 

誰かがやってくれるだろ~で宙に浮く業務。気をまわして自分から仕事やっていたら、そのうち人事評価も上がった。その状況を見た周りからの嫉妬。なんでやねん!

人からの評価なんてすぐ移ろうものだから信用できない。みんな結局は自分が一番なんだなあ、と実感。自分が損な役回りばかりしていることに悲しくなる。

 

まあ元々環境省の外郭団体だからね。天下り先でたっぷり退職金ため込んでるようなところだし、一気に9人退職(若手&絶対的ボスに嫌われた人たち)するようなところだし。自分の気持ち的にもつらい思い出ばかりのところで働いていたくなかったし。実際辛い業務続いてたし。うん。

辞めたことに対しての後悔は5%くらいしかない。うん。(あるんかい)

 

なので、今のITマーケの仕事も、妥協に妥協を重ねて決めたところだから、あとは今後の人生において自分がやりたい、生きやすい、後悔しない仕事をしたいのです。平たく言えば早く転職したいのです。

 

はあ。とりとめのない日記みたいになってしまった。

ですが、もしバックパッカーとか海外放浪してた人って、帰国後どうしてるんだろ~って思っている方に、リアルな旅人のその後をお届けできたらと思います。はい。