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ある日、いつものようにPCを起動したところ、Windows HelloによるWebカメラ起動が上手くいかない事態に遭遇した。

具体的な症状は概ね下記の通り。

これだけなら、特性を理解すれば使えないこともないし、Windows Helloには顔だけでなく指紋認証もあるし、別に何が何でも生体認証をしたいわけでもない。と、この問題に対してはあまり真面目に取り組んでいなかった。

しかしながら、実は問題が他にもあった。Webカメラが起動後、5秒ほどで機能停止するというものである。

気付いたきっかけは、先日実施したZoom飲み会で自分の映像が静止画となってしまったことであった。当然、他の参加者からイジられることとなり、恥ずかしい思いをした。

これは本格的に対策が必要だと考え、色々やってみることにした。

とりあえず適当に、『Zoom カメラ不調』で検索をしてみた。すると出てくるのは、カメラが動かない・動作しない、といった症状に対してのもので、上述のような少し動くけどすぐ動作を停止する、という症例は見当たらなかった。

しかしながら一応、動作しない場合の確認ポイントを見てみた。Windowsの設定から『カメラのアクセス許可』なるものを見てみる。

この辺の設定はデフォルトでオンであり、特に変更した覚えはない。問題はなさそうだ。

とりあえず、こういう問題はデバイスドライバを更新すれば大抵何とかなる。私のPCはTOSHIBA V82/Bという機種なので、公式サポートページから型番で検索すると、それっぽいものが2つほど引っかかった。

顔認証カメラモジュールの修正ツール: Windows 10 November 2019 Updateにアップデート後、「リフレッシュ」や「リセット」を行うと、Windows Helloの顔認識のセットアップでカメラの映像が表示されない現象や、カメラアプリケーションがエラーメッセージを表示してカメラアプリケーションが起動できない現象を改善します。
なんか違う。
東芝サービスステーション Ver.5 のアップデート: ウェブカメラ搭載機種でWindows 10 Fall Creators Update 以上にアップデートすると、「トラブルシューティング」の「ウェブカメラ」でウェブカメラを検出できない現象を改善しました。
何となくそれっぽい。