The Fox Theatreは、アメリカに現存する 最も豪華で最大級の規模を誇る映画館の一つです。
National Register of Historic PlacesやNational Historic Landmarkに指定されています。
別名 The Fabulous Fox
元々モスクを利用するSchreiner（シュライナー）の為の新しい本部を建設する予定だったそうですが、
当時いた5000人ものメンバーを収容出来る程の大規模な土地に
豪華な外観だけでなく、豪華な内装により予算オーバーになってしまい、
William Foxという人物がこの土地を借りる事になったのが始まりです。
（でも予算オーバーになる前に気づかなかったのかな？？と思いますよね
）
この建物はモスクとして設計された事もあり、本当に面白い造りになっています。
詳しくは長くなるので次回にします
そして Fox Theatre のFoxは彼の名前から来たんですね～。
ここでハッとしたあなた
正解
(笑)
彼は知らない人はいない20th Century Fox の創立者でした
ちなみに彼はハンガリー人だそうです。
1915年に既に創立していたそうですけどね。あ～頭の中であのオープニングテーマ曲が流れてるｗ
話は戻り 結局、予定していた設計図通りに建設され、
1929年のクリスマス（世界大恐慌の真っ只中！）にこのシアターはオープンしました。
ブロードウェイミュージカル、バレエ、コメディ その他国際的なパフォーマンスの舞台となっています。
LadyGagaもここでコンサートを行ったそうですよ～。
風と共に去りぬの初の映画上映会もここで行われました
シアターの向かいにはシアター同様 歴史的建造物に指定されているホテルがあり、
映画のキャストはそのホテルに滞在したそうです。
(そのホテルはまた近いうちに紹介します！)
ヴィヴィアン･リーも訪れた場所なんですね ちょっと嬉しいな
ちなみに先日紹介した、風と共に去りぬの作者マーガレットミッチェルの元自宅は
歩いていける距離にあります。 (記事はこちら→
)
こちらは正面から見たシアターです。
シアターの両隣はレストランになっていて、私が歩いて来た方から見るとサイドは特別でもない至って普通のレンガ造りの建物でした。
なのでまさか反対側が
あんな事になっているとは・・・・
(引っ張ってるつもりｗ)
先日のダウンタウン散策の記事でatelier kotonaさんやCanalynさんがコメントして下さった
カラーパープルが来月上映されるようです ちょっとした偶然にびっくり
こちらは今でも昔の映画を上映している唯一の映画館でもあるのです
レトロなサインがたまりませんね～
当時のチケットカウンターです。 今見ても当時の豪華さが伝わってきます。
現在は入り口が奥にあり、そこまでは誰でも入れます。
(入り口にセキュリティーはいます)
この日はちょうど何かのイベントがあり、たくさんの人達がドレスアップをしてきていました。
残念ながらチケットがないと中には入れないのですが、ツアーもあるようなので
いつか行ってみたいです。
ライトの装飾が本当に豪華で素敵でしたが、
ちょっと遠慮してフラッシュなしで撮ったのでよく見えない
本当に綺麗
壁のディスプレイには昔の映画のポスターなどが飾ってありました。
どんどんドレスアップした人が増え、気まずくなり超早歩きで写真を撮りました(笑)
こちらのドアは現在は使われていませんでした。
中から見た入り口。 しっかりセキュリティーが見張っています。
歴史あるホテルのロビーのようです。
画像はお借りしました
こちらがシアターの中です。 思った以上に豪華でうっとり
画像はお借りしました
こちらは三階だそうです。 急に雰囲気が変わってびっくり
さすが元はモスクの設計だけあって面白そうでしょ？
シアターの正面からは想像出来ないですよね
これ、絶対見学したくなりますよね
アメリカのジャーミーだったりして
そんな反対の外観はまた次回にUPします
今日もぺたありがとうございます
