またいつか空の下で | 宙の日常

宙の日常

空を見上げる事が好きな人間です。
現在25歳、双極性障害と社交不安障害持ちです。

不定期で「今日の空」をupします。
たまーに、日記みたいなのも書きます。

なんでもない、日常を好みます。






実は私は、人が空を撮る理由なんて、いらないと思います。というか、無いと思います。
感覚的に心動かされて、空を撮ることだってあるでしょう。むしろ、その理由が一番多いのではないかな、と思います。


私が空を撮り続ける理由。
撮り続けたいと思う理由。




人生、生きていれば。

悲しい事、さみしい事、辛いこと、たくさんあります。きっと数えきれない。
でも、その中でも、自分にとってすごく大きな宝物を失くしてしまった時。
その物を、人を、時間を、失ってしまった時。

人は、心にぽっかり穴が空いたように、頭が働かなくなります。
今の私が、その状態です。


でも、乗り越えなくてはならない。
乗り越えて、乗り越えながらも、その大切な想い出を忘れないように、そっと心に留めておかなければならない、と私は思います。


そんな大切な、愛しい想い出をくれた貴方に。
その時間に。物に。

私は大きな感謝を込めて、これからも空を撮り続けます。空を撮り続けて、私は今、こうして生きていますよ、と伝えたい。

そして、この空の下で、貴方のことを忘れませんよ、ありがとう、と感謝したい。

空を撮るには、上を向かなければなりません。
上を向けば、晴れの日は、太陽が目に眩しく当たります。雨の日は、冷たい水が、目に沁みます。

上を向くことで、心を上向きにしよう、なんて、
そんな簡単な考えでもあります。


私は、誰かのために空を撮ります。
私は、ある人のために空を撮ります。

空はどこへでも繋がっている、と考えたら、空を撮り続ける事が、私に継続してできる、その人への感謝の示し方だと思いました。


明日からも、私は空を撮り続けます。
それがどんな空であろうと、日常に変わりはないのですから。


さぁ、明日がまた始まります。



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