昨今のMOTO-GPでは、
ヨーロッパメーカーの独壇場になっていて、
日本メーカーの凋落ぶりが凄まじい状況です。
数年前までは、想像も出来なかった!
バイクレースの世界では、
1980年代から40年前後も日本メーカーの独壇場で、
日本車が当たり前だったからねぇ。
今年の開幕戦でも、
上位は、ドゥカティ、KTM、アプリリアが占めています。
ヤマハやホンダは、いま、全力で頑張っているのですが、
結果が出ない。
その要因について、いろいろな意見が言われていますが、
その一つが、
ヨーロッパ企業と日本企業の、変化への対応力です。
バイクレースの世界で、それまで誰も手を付けてこなかった、
空力の分野に手を付けたのがイタリアのメーカー、ドゥカティ。
そして、あれよあれよという間に結果を出してきた。
それに追従したのが、同じヨーロッパのKTMとアプリリア。
KTMとアプリリアは、ほんの数年前までは、
ずっと下位の弱小勢力だったのに、
この数年で、一気に力を付けてきました。
簡単に言うと、
ヨーロッパ企業は、迅速に意思決定し、
チャレンジを繰り返して上がってきたのに対し、
日本企業は、意思決定が遅く、
慎重に慎重を繰り返す手法によって、
置いてけぼりを食った。。。
みたいな?
昨年までは、
とは言っても、日本企業の底力は負けないよ!
と思っていましたが、
今は、そうでもないかも。。。
今、自分の職場でも、
全てにおいて、面倒くさいことになってて、
正直、辟易しているので、
これは、日本企業の本質なのかもしれません。
だって、あのホンダでさえ、そうなのですからね。
レースで勝つことよりも大事なことがあるんですよ。
今の日本企業の場合はね。
組織の秩序を守ること、っていうんですかね。
コンプライアンス?
個人的には、そんなのクソですよ。
でも、新しく生まれたスタートアップ企業だと、
また違うんでしょうね。
日本から、新しいバイクメーカーが生まれないかな。
レースにチャレンジするような。
レースを止めてしまったスズキからスピンアウトした人が
新しいバイクメーカーを作ったら応援しますよ!