先週の日曜日、
町内の自主防災会の説明会に出席しました。
・・・と書くと、聴講者のようですが、
講義する方です。
私、町内の自主防災会の、
防災委員をやってまして、
自主防災会役員さんへのアドバイス係なんです。
役員さんは、輪番制で毎年変わるので、
新しい役員さんと、それからこれも毎年変わる地区の班長さん向けに、
自主防災会について1時間ほど説明しました。
自主防災会の役割や体制、
そして、直近でやるべきことなどを話しました。
ほとんどの方が、輪番制で仕方なく(笑)そういう立場になった方々なので、
説明会は、それほど盛り上がらずに![]()
淡々と終わりました。
あ、でも。
質問や意見などは、ちゃんと出てましたよ。
逆に、思ったよりは、質問が出て良かったです。
こういう、地域コミュニティの活動って、
実は、結構面白いもんだ、と思います。
勤め先の企業コミュニティとはまた違う、
それぞれの背景や事情が全く異なり、
年代も何もかも違う、多様な人たちの集まりで、
ただ、近所に住んでいるだけという共通項のみ。
逆に、いろんなしがらみがなくて、
歳は違っても、フラットに付き合える良さがある。
相手が、たとえ社長さんでも、
同じ住民ですから、立場は同じ。
そんな中で、防災に関して説明してきたのですが、
少しでも、防災を通して、地域のことに関心を持ってもらえたら、嬉しいです。
お互いに、関心を持つ。
そこに、新しい繋がりが生まれる。
これは、とっても素敵なことだなぁと思いますね。
ところで、今年の4月に、八王子市の新しい条例が施行されました。
「八王子市町会・自治会の活動活性化の推進に関する条例」
です。
地域コミュニティの活性化を目的としている条例です。
私も、この条例を全く知らず、
先月の市長との対話会で、初めて知ったのですが、
この条例の理念のとおり、
地域の繋がりが、もっと広がると嬉しいですね。
今の時代、
個人や家族といった狭い範囲に輪が狭まっている傾向がありますが、
そのひずみが出てきていると思います。
家族に、何もかも求めるのは、無理がある。
理想的な家族を目指して、
それが破綻して、
孤独に怯えている人たちが、たくさんいると思うのですよね。
地域も企業も、
誰もを大切にするコミュニティであってほしいと思います。
