世界番付という番組が、今日で最終回だったようです。
我が家では、だいたい毎週観てましたが、
その中の、北海道から沖縄まで、ヒッチハイクで旅をするというコーナーを見ながら思いました。
人は、誰かに優しくしたいのですよね。
だから、旅人が救われているのではなく、
助けるほうが、実は救われているような気がします。
もちろん、旅人も救われているので、お互いさまなわけですけどね。
いまどき、助けを求めてくる人って、なかなかいないじゃないですか。
それは、誰かに頼ってはいけないという思い込みや、
迷惑になるという思い込みから、
助けを求めてはいけないと、信じているからだと思います。
そうなると、相手にとっては、優しくするチャンスが無くなる。
ボランティア活動に人が集まるのも、そういうことなんじゃないかな。
そういう私もそうなんですが。
優しくしたいと思いながら、
優しくされるのが苦手、みたいな。
もちろん、騙されるんじゃないか?みたいな怖れもあったり。
心に、壁があるわけです。
誰もが、そんな壁を、全てとっぱらったら、

どんなに素敵だろうなぁ、と。
そう思います。
きっと、自由になれるだろうな。
そして、あの番組には、
壁を取ろうよ!
というメッセージが込められていたように思います。