~コミュニティと自由の実践~
(小学館)
という本を読みました。
同じ町内のKさんからお借りした本です。
なかなかインパクトのあるタイトルですよね。

詳細は、リンクを張ったアマゾンの評価を見て頂くとして、
私の感想を書いてみます。
一言で言うと、この著者の提唱されている、
ボランティアを中心としたミニマム町内会(親睦を中心とした最低限の活動)の考えは、
私も同じ考えです。
昨年、町内会長(我が街では管理組合なので理事長ですが)を経験して、
色々な事を思いました。
様々なしがらみや面倒なこともたくさんありました。
でも、基本的なスタンスは、
やりたい人がやる、
という考えでした。
嫌がる人に無理強いしたくはない。
誰でも自由でありたいから。
私自身が、束縛されたくない、自由でありたい、という思いを持っていましたので、
自然とそういう考えでした。
だから、とっても大変だったけど、楽しかったです。
やりたいようにやらせてもらえたから。
勿論、そうは言っても、仕方なく背負った仕事もありましたけどね。
でも、本当に嫌だったらやりませんでした。
私は、町内で通称「自然の会」という任意団体の代表をしていまして、
このブログでも書いているように、ビオトープ等の保全活動をしています。
それは、私が屋外活動が好きだから、私が景観を保全したいからやっているのであって、
義務でもなんでもありません。
基本的には、町内会も同じなんじゃないかなって思います。
町内の親睦を深めたい、という人たちが任意で集まって、何かやる。
それが自然な形なんじゃないかなって思います。
だからと言って、今の輪番制を止めて、完全任意にするほうがよい、というわけではありません。
輪番制は、きっかけ作りには良いと思うのです。
輪番制で人が集まって、何かやりましょう、となったときに、
少しでも興味を持ってくれる人っていると思うんですよね。
だから、任期が終わっても、何か接点があるといいな、という思いもあって、
パトロール活動や、自主防災会の会合に出席しています。
いろんな人たちと顔見知りになりますしね。
人は、悦びを分かち合いたい、という想いがあるだろうなと思います。
分かち合える人がたくさんいると嬉しいですよね。
だから、なんとなくコミュニティを作るのだろうと思います。
まぁ、そんなこと言っているけど、ほんの数年前までは、
コミュニティなんて、全く関心無かったんですけどね。(笑)
仕事人間であることを止めたからでしょうね。