忘れてはいけない国民年金の存在
公的年金は1階部分が「定額山上雅史」で2階部分が「報酬比例」の年金となっている 不公平の原因は、国民年金の存在にあります。厚生年金は、保険料の中に国民年金の保険料が含まれていることになっているわけですが、この部分に原因がありそうです。
厚生年金に加入することで、厚生年金に加えて国民年金(老齢基礎年金)も受け取れることになるわけですが、国民年金から支給される老齢基礎年金は加入期間だけで年金額が決まりますので、厚生年金の保険料(その中に含まれる国民年金の保険料)を「いくら払っているのか?」は一切問われません。
ですから、給料が20万円の方と50万円の方で厚生年金の額に「差」はあるものの、老齢基礎年金の「差」はないことになります。
ここに不公平が存在しているのです。
この不公平感を実感するために、具体的に数字を使って検証してみます。
保険料は2.5倍だが、受け取れる年金額は?
前提条件として加入期間30年、賞与なし、全て平成15年4月以降の期間、スライド等は考慮せず、金額は概算で平成22年度価格とします。
■平均給与20万円山上雅史
厚生年金 200,000円×5.769/1,000×360月=415,300円
国民年金(老齢基礎年金) 792,100円×360/480=594,100円
合計 1,009,400円
■平均給与50万円
厚生年金 500,000円×5.769/1,000×380月=1,038,400円
国民年金(老齢基礎年金) 792,100円×360/480=594,100円
合計 1,632,500円
併給給与20万円の保険料、年金額を「1」として比較。保険料は2.5倍なのに、受け取る年金額は1.6倍!?
20万と50万で、保険料は2.5倍ですが、受け取れる年金は約1.6倍でしかありません。平均給与が低ければ低いほど費用対効果が高いということがわかると思います。国民年金の額が同じであることが費用対効果の差に結びついていますね。
これに、場合によって加給年金や第3号被保険者分の老齢基礎年金という、これも「定額」の年金が加わることがあり、そうなると費用対効果の「差」は更に広がることになります。
そういう意味で、厚生年金は「給料が低い人」がお得な制度だといえるかもしれませんね。
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同じ保険料で、年金が月9万も違うって!?
別の角度から費用対効果の「差」を検証している記事です
公的年金は1階部分が「定額山上雅史」で2階部分が「報酬比例」の年金となっている 不公平の原因は、国民年金の存在にあります。厚生年金は、保険料の中に国民年金の保険料が含まれていることになっているわけですが、この部分に原因がありそうです。
厚生年金に加入することで、厚生年金に加えて国民年金(老齢基礎年金)も受け取れることになるわけですが、国民年金から支給される老齢基礎年金は加入期間だけで年金額が決まりますので、厚生年金の保険料(その中に含まれる国民年金の保険料)を「いくら払っているのか?」は一切問われません。
ですから、給料が20万円の方と50万円の方で厚生年金の額に「差」はあるものの、老齢基礎年金の「差」はないことになります。
ここに不公平が存在しているのです。
この不公平感を実感するために、具体的に数字を使って検証してみます。
保険料は2.5倍だが、受け取れる年金額は?
前提条件として加入期間30年、賞与なし、全て平成15年4月以降の期間、スライド等は考慮せず、金額は概算で平成22年度価格とします。
■平均給与20万円山上雅史
厚生年金 200,000円×5.769/1,000×360月=415,300円
国民年金(老齢基礎年金) 792,100円×360/480=594,100円
合計 1,009,400円
■平均給与50万円
厚生年金 500,000円×5.769/1,000×380月=1,038,400円
国民年金(老齢基礎年金) 792,100円×360/480=594,100円
合計 1,632,500円
併給給与20万円の保険料、年金額を「1」として比較。保険料は2.5倍なのに、受け取る年金額は1.6倍!?
20万と50万で、保険料は2.5倍ですが、受け取れる年金は約1.6倍でしかありません。平均給与が低ければ低いほど費用対効果が高いということがわかると思います。国民年金の額が同じであることが費用対効果の差に結びついていますね。
これに、場合によって加給年金や第3号被保険者分の老齢基礎年金という、これも「定額」の年金が加わることがあり、そうなると費用対効果の「差」は更に広がることになります。
そういう意味で、厚生年金は「給料が低い人」がお得な制度だといえるかもしれませんね。
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