私の母はレビー小体型認知症と診断されて、その症状が進んできた頃から抗精神薬を服用している。



薬の作用が強く、感情がとても平坦になった時もあったけれど、病気の進行とともに暴言や暴力、不眠、多動、などなどいろんな症状が出たり落ち着いたりを繰り返し、今はあんまり声を出さなくなった。



私がグループホームに母を訪ねても、その日・その時間の調子によってはいくら話しかけても目線すらいただけない時もある。



だけど、たまーに調子の良い時はお言葉をいただける⁈時もあって、、



しばらく前、今日はいつになく調子がいいな、と思ったので、ちょっと何かできるかな?と思って思いつくままに「お母さん、ニコだよ、私の名前呼んで」と言ってみると、大きな声で


「ニコちゃーん」


と答えてくれた。



私はそれが、自分でもびっくりするくらい嬉しくて嬉しくて、戸惑ってしまった(ちょっと泣いた)。



考えてみれば、母に名前を呼んでもらうなんて何年振りだったろう(たぶん2年ぶりくらいかな?)。



正直、母が私のことを娘だとわかっているのかいないのか、判断ができない時もあった。何を話しかけても無反応で、もう意思の疎通もできないのかと考える時もあった。



だからすごく嬉しかった。

また、母に私の名前を呼んでもらいたいと思った。



それから母の調子が良さそうな時を狙って5回お願いしてみた。

1回は成功!

成功率は2割

これからも時々チャレンジしようと思っている。



私には1人きょうだいがいて、私はその人のことが大嫌いなので、なるべく思い出さないようにしている。



でも時々、以前にムカついたことや、これから母の病状に大きな変化が起きた時にきょうだいに関わらなければいけないことを考えてしまう時があって、ウンザリした気持ちになる。



私はきょうだいが大嫌いだが、母にとっては大事な子どもなので、母がこの世にいる間は無視することができない。



私がきょうだいを大嫌いになったのは、母が認知症だとわかった頃から。



母の様子がおかしいことに気づいて、私は母の近くに住んでいるその人に気になることをラインしてた。



私の家は母の住む都市から車で3時間くらいのところにあり、サポートするのに限界がある。


毎日様子を見に行くのは無理だし、毎週通院に付き添うのも、仕事があるから無理。


その人にLINEで、母の通院のサポートできる?って聞いたら既読無視、、、、




きょうだいのことは諦めて、母のことはケアマネさんに協力してもらって何とか半年くらいはやっていけた


その後、母が軽い脳梗塞で入院。
連絡は近くに住むきょうだいのところに入った


その後、きょうだいは少し母に関わったけれど、結局逃げた。



何事も自分の都合のいいように解釈して、うまーく逃げ道を作って。


その後、母の認知症の症状はどんどん悪化して、私の家の近くのグループホームにきてもらった。



1年くらい前に親戚の1人が亡くなり、久しぶりにきょうだいと葬儀で顔を合わせた。



もちろん母は葬儀に出られる体力もないので欠席。



その時きょうだいと2人で色々話したが、全く理解ができなかった。

異星人だ。



これからは月に一度顔を見に行くと言っていた。


当然その言葉は現実になっていない。



きょうだいのことが忘れられたら楽なのになあ。


こないだ母の面会に行ったとき、母のズボンが毛玉でいっぱいだった。

実はそのズボン、しまむらで1000円くらいで先週買ったばかりの物。

やっぱり安かろう悪かろうなのかな。

もう少しお高い品なら毛玉できにくいのかしら?


グループホームの職員さんによると、母は個室のベットでじっとしていられなくなると、大抵は、ずり這いで共有のリビングまで出てくるそうなので(ベットの高さはいちばん低くしてあって、ちなみに床は畳)お尻をすりすりすることが多いからこうなるのかな、とのこと。


どちらの理由でそうなるのか、両方なのかはさておき、とにかくみずほらしい姿だったので、次の日に毛玉取りグッズを持ってグループホームに行った。




ところで、私は母が部屋からずり這いで出てくるところを見たことがあるんだけど、ハッキリ言って恐怖でした🫡(キリッ)



想像してみましょう。


部屋のふすまが少しずつ開き、、

人がいるはずの空間には誰もいない


下の方で何か動いてる!


80歳を超えた老婆が、う〜う〜と唸りながらズリズリと這い出てくる、、、



ぎゃ〜‼️恐怖🫨


実の母でも超怖いわ


それを見たとき、私は少し離れたところにいて、ギョッとして動けなかったんだけど、さすが職員さんは


◯◯さーん!すぐ行くからちょっと待っててね😉


と言って軽快に母のところに行ってリビングの椅子に座らせてくれていました。


感謝🙏




そして毛玉の話に戻るんだけど、 

グループホームの母の部屋で昨日見た毛玉だらけの衣服から毛玉を取って、他の服にもついてるかな〜ってタンスの中を見てみると、


あれ?

服がない、、、


母は暑がりなので、今はまだニットは暑くて着られない。

春秋に着るようなカットソーを着てるんだけど、それが一枚しかない。

今着ているカットソーは汚れてたから、着替えてもらったらもう服ないじゃん。


あれ?

そうだったっけ?

服ないの?


全然記憶がない


職員さんに聞くと、

「そうなんです〜今着られる服はこれだけしかないんです。」

とのこと。


そんなことある?

じゃあこないだの春は2枚で回してたの???


はてなが頭の中をぐるぐる回るんだけど、実際服は無いんだし、私の記憶も手繰ろうと思っても手繰る切れっぱしも思い出せない。


ないままでは困るので、急いでショッピングモールで購入して来ました。

















母は数年前にレビー小体型認知症と診断された。


聞こえない声が聞こえたり、見えないものが見えたり。


当時、母からよく聞いたのは「虫がいる」という言葉だった。


その頃、母と私は片道3時間くらいの距離に住んでいて、コロナもあり、会うのは一ヶ月に一度くらいだった。


電話で話していると、


「ふとんに虫がおった。気持ち悪いわ。ダニかな」


と言うので、布団の裏に敷く防虫グッズをAmazonを使って送ったりしていた。




でも

家に行った時、布団に付いていたちっちゃーいゴミを見て、


「ほらほら!虫!動いたるでしょう!」


「ほら!ほら!」


と布団を指差す母を見て、


ああ、母には動いて見えるんだなあ


とわかった。



2人で母が虫と言っているものをゆーっくり見る。


私にはチリにしか見えないが、

母はいつまでも動いていると言う。


「私にはゴミに見えるよ。動いてないよ。

お母さんは見えないものが見える病気だから、病気が動いて見えるようにしてるんじゃないかな」


そのとき母はもう診断を受けた後だったから、


「本当にあんたには動いて見えんの⁈」


と何回か聞いてきたけど、最後は納得して悲しい顔になってた。



病気なんだから、いちいち否定しなくてもいいかな、とも思ったけど、当時の母は私の言うことを信じてくれていたので、母自身が病状を理解するために、本当のことを伝えた方がいいだろうと考えていた。


本当は虫はいないと、わかってくれたのならその方がいいと。





グループホームから電話があるときは、母に何か困ったことがあったとき。


「三日間ほとんど眠っておらず、不穏です。」


「お通じがなくて不穏です。」(便通が良くなる方法はたくさん試してもらっています)


「お母様の声出しが頻回で声も大きい。その影響で他の入居者さんが不穏になってしまっています。」


「ひとりで歩くのは転倒の危険があるけれど、ソワソワして落ち着いて座っているのが難しく、職員ができるだけ気をつけている状態ですが、ずっと見守りするのも限界があります。ご承知おきください。」



職員さんがこうした母の様子を丁寧にお知らせくださるのは、母が精神科を受診しているから。


今は母の身体機能の状態が悪く、病院での受診が難しいため、私が代理で家族受診している。

それで受診の時に母の様子を先生にきちんと伝えられるよう、私にお知らせしてくれている。


職員さんも、いちいちこんな電話家族にするの楽しくないよね。


このお知らせは、してもらわないと困るし、感謝してます。


でもね〜

こういう電話もらうたびに気持ちが落ち込む、、、、

私が落ち込んだところでどうにかなるものでもないんだけど

母の状態が悪いとやっぱりしんどいんだろうなぁって思うし、職員さんや他の入居者さんに迷惑をおかけしていることも心苦しい。


今日もそんな電話があって、どんよりする。








母はしばらく前から自立歩行が難しくなり、歩けても室内で1メートルくらい。

介助してもらうともう少し歩ける。


会話のキャッチボールはその時の調子によってできたりできなかったりする。


この半年で母の身体機能がぐっと衰えたしまったことに私の気持ちはなかなかついていけない。


街を歩いていると、高齢のおじいちゃんがひとりで歩行器を使って、のろのろ〜とギクシャク不自由に歩いているのを見かけた時があった。


うらやましい、、、


ひとりで外が歩けるんだ。

歩く練習してるのかな?

練習できるのいいな、、、、


なぜかわからないけど、高齢でスタスタお元気に歩いている人を見かけてもうらやましいとは思わず(母とかけ離れすぎていて比較しないのかしら?)、少し不自由さを持ちながら頑張って歩いている人を見ると羨ましく思ってしまう。


この人、不自由だけど歩けるのいいなって。


どういう理屈か知らんけど。










今日は娘とショッピングモールへ買い物に出かけた。


ふふふ


私は娘が大好きで、毎日毎日姿を見るだけで、「激カワイイ!!」とふにゃけてしまう。


当然親の欲目✨✨


で、いつもは買い物に行くと、に必要なものはないかしら?が美味しく食べられそうな食べ物は置いてあるかな⁈


と、頭のどこかで母のことを考えながらになるんだけど、


今日は母のことは思い出さず、大好きな娘とあれこれ可愛いものを見ながら楽しく過ごした。


自分のスカートも買えたし(ユニクロでお値下げ品だけど、試着して娘に見てもらっった)娘も買いたいと思っていたものが全部買えたみたいだし、お天気も良かったし、帰りはくら寿司でお待ち帰りのお寿司を買って夕食にしたので料理もしなくてよかったし、良い1日だったなあ。


こんな日を過ごすと心が軽くなって、周りの人にも優しく接することができそう。


良かった良かった☺️






母がショートステイ からグループホームに転居して数ヶ月たった。


転居当時より不穏は減ったけど、やはり要介護5。

めっちゃお世話のかかるおばあちゃんで、短期記憶は壊滅的だし、被害妄想あるし、声出しも頻繁(声大きい)。それに歩行が不安定なのに歩こうとするから職員さんは本当に大変だと思う。まじ感謝しかない。


グループホームとショートステイ は同じ系列で、基本理念とかはバッチリ統一されている。設備や建物の雰囲気も同じ。

だけど、全く違うところが一つあって、、、


それは、ものすごーく個別対応をしてくれるところ。


母ではなく、他の入居者さんなんだけど、職員さんと日帰り旅行に行ったり、スタバに行ったり、お墓参りに行ったりしてるからびっくり(それぞれ別の人のお話です。施設の催しではなく、個別の希望を受け入れての対応)


もちろん希望してすぐにできるわけではなく、日々の生活の目標として計画を立て、きちんと準備してから実行してるんだけど、なんかすごいなーと思う。


母も、ショートステイ にいる時は食べ物の差し入れはダメだったけど、グループホームでは「なんでもお母様の好きなものを待ってきてあげてくださいね〜☺️」と言ってもらえて、私が母が食べそうなものをいろいろ買っていくと、喜んで食べているようで、これはとても嬉しい。


ショートステイ は「旅館」でグループホームは「家」って感じかな。


旅館では好き勝手できないけど、家では好きなもの食べたいし、お出かけもしたいもんね。


母ももう少し落ち着いて、体力も回復することができたら、、、何か楽しい目標を持って、生活できるようになるといいなあ。



グループホームに入居した母は、居場所の変化でどんどん不穏が増していった。


夜は眠れない。

昼もうとうとするだけの日が続く。


私のことを敵と認定して職員さんに悪口を言ったり、かと思うと「娘は会いに来てくれないの?」と私に会いに来てほしいような発言をしたり。


イライラして顔は険しくなり、常時眉間にシワを作って、怖いオーラが、、、


独り言が多くなり、同じ言葉を何度も繰り返す。フラフラと歩きながら。


その声がまた大きめ😭


グループホームに入居している他の高齢者の方々も母の影響で不穏になっていると聞いて私はいたたまれない、、、


つらたん💔




前のブログから一年空いてしまった。


この1年の間に、母の病状は悪くなり、要介護3から要介護5になってしまった。


でも、希望のグループホームに空きが出て、入居できたのは良かったこと。


入居したグループホームさんは温かく母を迎え入れてくださり、丁寧に母のお世話をしてくださっている。


でも、母の病状が悪くなったのは、長い間お世話になっていたショートステイ からグループホームに転居したことによる環境の変化が原因だったと思う。


新しい場所、人にストレスを感じるのは当たり前だし、認知症ならなおさら。


ケアマネさんにも、体調悪化は環境の変化が影響したのかな、と言われた。


でもね、仕方ないじゃない。

ずーっとショートステイ にいられないよね?(約1年いたけど)

もっといてもいいって言われたけど。

なんなら、母にとってグループホームに転居するより、慣れたショートステイ にずっといた方がいいのでは?とも言われたけど。

グループホームよりショートステイ の方が料金も安いけど。

看取りもしてくれるって言ってたけど。

職員さんも好きだったけど。


だってお母さん、これから10年生きるか、20年生きるか、わからないよ⁈

生きていいけど。


そもそもショートステイ ってそんなに何十年もいるところでないよね?

ショートステイ 利用したくてキャンセル待ちしてる人もいるし、もし入院なんかしたら戻ってこられないかもしれないし(グループホームは3ヶ月待っててくれる)、順番待ちしてる施設に空きができたらそりゃ入居だよね⁈





こんなに言い訳みたいなことばかり書くのは、グループホームに転居したことが良かったことなのかどうか迷いがあるから。

私が母をグループホームに連れてきたから病状が悪くなったのかもと思うと胸が潰れるから。


グループホームの空きが出た時、母にどうしたいか聞いた時、母はわからない、と言った。

ショートステイ に残りたいか、グループホームに行くか。

わたしが、「じゃあ私に任せてくれるかな?」と聞いたら母は頷いた。



これまで、

母が脳梗塞になったとき、老健に入る時、老健から退居勧告された時、精神病院に入院した時、その時その時、母のためにどうしたらいいのか、一生懸命考えて行動してきた。


だから、考えても仕方ないんだよね。結局。