2012年3月25日、小沢健二「東京の街が奏でる」第三夜、東京オペラシティ。
「小沢くんのコンサートのことはまた別でちゃんと書きたいです。」と書いていたけど案の定あたためすぎてもう書けないので、
・・・書けないんですけど、当日から数日間思い出すたびにiPhoneにメモしていたことに
少し今の記憶を書き加えたものを残しておこうと思います。
順番や言葉はメモのままです。
I BELIEVE → 信者 → 恋愛 ~ 天使たちのシーン これはわたしがたぶんいちばん泣いたところ。
またなんか政治とかの話か・・・と思ってふーんって聞いていたところ
恋愛の話におとしこまれて、びっくりしてほんとにすごく泣いた。
なんだよ、小沢君、わたしに言ってんの?って思うぐらい
そのころのわたしの気持ちをそっと撫でてくれたように感じて
めちゃくちゃ泣いてしまったはずなのに、肝心なことはもうすっかり忘れてしまった。
そんなものだ。
ナーゴさんのプロローグのあと、いちばん最初、暗闇にシルエットが見えた時、背が高くてちがう人かと思った。小沢くんだった。 あんなに背高かったっけ?っていうのは、
小沢君がよく「(実際に会うと)意外と背高いですね」って言われるって
昔からよくインタビューで言ってたのを思い出しておもしろい。
強い気持ち強い愛 が、とてもよかった。
ある光 「ぶちぎれます」と言ってこの曲だけエレキギター かっこよかったです。ほんとうに。
小沢君がギターをかき鳴らす姿を永遠に愛しています。
夜と日時計 まさか、と息がとまった。
オレスチャアニ ブギーバックのラップのとこで小沢君が言っておもしろかったから。
長く生きている人の方が短くしか生きていない人よりもたくさんのことを、喜びも悲しみも知っている。今の日本では「若いこと」に価値があるように言われるが…。 長く生きて喜びも悲しみも知っているからこそ、こんな音楽で楽しく騒ごう。 これ、メモに残してなかったら忘れてたなあ。
輪廻オチの話の時の小沢くんかわいかったなー そうなんです、かわいかったんです。
輪廻オチ → 生活にかえってくる?とけこんでいる? これ、どういうことか忘れちゃったけど、
これは、頭の悪いわたしの印象ですが、
今回のコンサートのモノローグ(MC)は、前回のひふみよの時とくらべると、全体的に、
最後は、簡単なこと、というか、わたしたちの日常、みたいなところに
おとしこまれることが多かったような気がしていて、
ひふみよの時は、なんだか難しそうな話のままうーんうーんそうだなーうーん、と曲にいく感じだったのが
この東京の街が奏でるの時は、そういう風に「わたし」の話におとしこまれて
げらげら笑ったり、びっくりして泣いてしまうことが、何度かあったように覚えています。
今回はこういうバンドで、これもバンドだと僕は思ってるんですけど、こういうメンバーでやりましたけど、いつものあのバンドもまだ続いてて、続いてると思ってて ~ 胸躍るひとこと。
いちょう並木のオルゴール ~ 1曲目は新曲、本編最後の曲も新曲。アンコールのアンコール的な弾き語りも1曲目の新曲をもう1度。 ひふみよは懐かしさのなかで終わっていって、東京の街が奏でるの日まで懐かしさが続いていたけど、
このコンサートは、新しい小沢君の音楽をたのしみにしていたい気持ちになったし、
もしまたコンサートをしてくれることがあれば、新曲ばっかりでもいいとさえ思った。
いい、というか、よくないというか、昔の大好きな曲もやってほしいけど、
新曲だけでするという選択肢もある気がして、それはとてもかっこいいなと思った。
アンコール、いちょう並木をナーゴさんも入って。
行きのiPodで何かを聞いてた時に、やっぱりナーゴさんのトランペット好きだなーと思ったので、聞けてうれしかった。 うれしかった。
・どの曲も、イントロのアレンジが超かっこよかった
とか
・コンサートを観ながら、わたしの人生とか運命とか出会いとかみたいなものの精妙さとかその美しさをすごく感じて、涙が出た!
とか
いろんなところに走り書きしていることを、また急に書くかもしれないです。