私は心理テストが好きでその中でもMBTIというものをやったことがあるのだが、INFJと言うタイプに分類された。

なんでもかなり珍しいタイプらしい。
端的に言うと自己矛盾の塊のようなもので、生きづらさの象徴とも言うべきタイプなんだとか。
ちなみにINFPと言うタイプにも分けられたこともあるが、INFJの方が共感できることが多いなと感じている。

人といるのが好きなのに、一人でいる時間が必要。と、言うかなくてはならない。

親しき中に壁を作る。

我ながら難儀だな〜と。

なんでこんな性格になっちゃったんだろうか?
心正直思い当たる節がある。
多分元は真逆の性格だった。

それこそ小学生や中学生の最初らへんは、相手の気持ちなんかくそくらえ!みたいな感じで、我が道を突き進むみたいな生意気少年だった。友達こそ多くはないものの、それなりに仲の良い友達もいた。

変わったとしたら中学1年の頃かな?

私は他人に厳しい性格でもあった。完璧主義なのは昔からだが、今とは違い他人にも完璧を求める人物だったので、集団でものごとに取り組む時、その人がうまく出来なかったり、途中で諦めたりしたら、よく怒っていた。

そんなことが続くとある日誰からも相手にされなくなった。

前まで楽しく喋っていた子もそうでない子も私を腫れ物のように見るようになった。

今更ながら当然だろうなと思う。

周りが自分を無視することに対抗して、一人で遊んだり、暴れたりして寂しさを埋めようとした続かなかった。
私は自分が自己中心的なやつなんだと気づく。

自分どれだけ傲慢であり、相手の心をどれだけ無視してきたのかを。

その時から自分を変えようと決意した。

今まで自分主体で行動していたのを相手に合わせるようになり、何か物事に取り組むにしても、一緒にやる人の気持ちを第一優先に考えるようになった。

でも私は極端なもんだから、今度は自分じゃなくて相手優先になったんだろうな。

人の気持ちについて考えすぎて、相手の言動の裏を取ることが癖になった。

これが私の中でINFJになったと思われる経緯。

私の行動のせいでクラスでは浮いた存在になっていたから、学校には行きたくないなって気持ちはあったんだけどなんとか不登校にもならずに卒業することができた。

これは部活のおかげだと思う。

私は剣道を小さい頃からやっていて、中学は剣道の強豪に入学した。
その時一緒にいた部員がとても仲が良くて、クラスでは浮いてた私でも部活になると、とても楽しかった。部活の時間と、その仲間のおかげで救われたと思ってる。

それに性格は複雑なものになったんだけど、
それによって得られたものは大きいなと。
可能ならタイムスリップして全てやり直してみたい気もするけどね。
でも
今持ってるものもかけがいのないものだなって
心底思う。

なんだかんだ苦労することもたくさんあるけど私は自分がINFJであることを結構ポジティブに捉えてる