モロッコの伝統衣装は、カフタン(caftan,kaftan)と言います。
古くから中近東諸国で男女共に着用されてきましたが、現代では女性だけが着用しています。
現代のカフタンは、一般的に「ワンピースドレス」を意味しているそうです。
下の写真を見ると分かるのですが、前あきの長衣で、前を左右から合わせてボタンや腰帯でとめている形です。
素材は、質素な木綿のものから絹織物、縞(しま)、ベルベットなど、デザインも刺しゅうや縁飾りで装飾された豪華なものまでと多種多様です。
また、ララ・サルマ王妃の写真を見ていると、季節ごとにカフタンの使用する素材(生地)を使い分けておられます。
ララ・サルマ王妃は、結婚式や海外からの賓客との食事会など様々な公式の場でカフタンを着用しています。
結婚式のララ・サルマ王妃
ほんの一部ですが、色の系統ごとにまとめてみました。
☆ホワイト(白)系
☆パープル(紫)系
☆ブルー(青)系
☆ゴールド(金)系
多種多様なカフタンを見ているだけでも楽しいのに、カフタンを着こなすララ・サルマ王妃の美しさ、品に圧倒されます。
コメントにもありましたが、現在のララ・サルマ王妃はイタリアの大きな屋敷を買い取って暮らしているとかニュースになっていましたね。
もし、本当に離婚となったら至極残念な事です・・・。
また、まとめたら載せたいと思います。